結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年12月31日(月曜日)

「分別の底たたきけり年の暮」芭蕉と「右に地滑り」日本社会の平面

2012年の大晦日。
しかし、月曜日。

Everybody! Good Monday!
[2012vol53だが明日から2013vol1となる]

昨夜、第54回日本レコード大賞が決定。
わがAKB48が大賞を二連覇。
春先からのにわかファンだけれど、
それでも、うれしい。

2年連続大賞受賞が、実は6組もある。
細川たかし、中森明菜、安室奈美恵。
そして浜崎あゆみとEXILEは三連覇だとか。

「組」とするのはEXILEが入っていたからだが、
AKB48によって、「組」が胸を張れる。

思えば、ずっとずっと「個人プレーの時代」だった。
しかし、だんだん「チームプレー時代」になってきた。

EXILEとAKBと、
何だかわからないローマ字名のチームが、
人々から好まれ、評価される。

その意味で、「組織の時代」だ。
ピーター・ドラッカーや上田惇生先生が言うとおり。

AKBのレコード大賞の楽曲は、
「真夏のSounds good!」
〈作詞・秋元 康 作曲&編曲・井上ヨシマサ〉
私は歌えないけれど、
聴いて、見ていると、全員に元気がある。

あんな店員ばかりの店なら、
何を売っても売れるだろうな。
そんな、気分がしてくる。

しかし、歌手やアーティストも、
結局は人気商売。

ともかくもあなたまかせの年の暮 
〈小林一茶〉

いかにも一茶らしい。
重たいことを軽くつぶやく。
これはオクシモロン、撞着語法。

松尾芭蕉にも年の瀬の句は多い。
月雪とのさばりけらし年の暮

今年も、月だ雪だと言っては、
のさばってきたものだ。
年の暮にはなおさらそのことが思い返される。

私もフォーマットだ、ポジショニングだと、
「のさばりけらし年の暮」。

さて年末際の商戦。
集まるところには集まり、
そうでないところはそうでない。

なりにけりなりにけりまで年の暮
これも芭蕉。

今日、安倍晋三首相が、
「原発新設」を明言した。

就任5日目である。

芭蕉は静かに、しつこい。
しつこくなければ、
巨匠にはなれない。

安倍は性急過ぎるし、
どうも淡泊過ぎるようだ。

そして芭蕉は高齢化社会を実感していた。
めでたき人の数にも入らん老の暮   

最後は、稲畑汀子。高浜虚子の孫。
人生を語るも年の暮らしく 

重いことを軽く語ることができれば、
それをしつこくしつこくできれば、
一茶となり、芭蕉となれる。

日経新聞の『オピニオン』に、
論説委員長芹川洋一さんが力強く書く。
「核心 1931年からの警鐘」

東大名誉教授の経済学者・中村隆英著『昭和史』(東洋経済新報社)。
「日本の社会が平面の上に乗っていて、そのなかで、
左翼から右翼まで座標軸上に位置づけられているとしたとき、
その平面自体が右方に地すべりを起こしたとしよう」

「ある個人のこの平面の原点からの距離は不変であっても、
平面が右方に動いたために右よりの考え方になじんでしまう結果になる」

そこでタイトルにかかわってくる。
「一九三一(昭和六)年秋からの一、二年の間に、
日本社会はなだれを打って右側に移動したのである」

日中戦争から太平洋戦争へと、
大日本帝国が追いつめられてゆく満州事変のはじまり、
柳条湖事件。

芹沢さんは、2012年暮れが、
1931年にどこか似ていないかと警鐘を鳴らす。

「より傾いているのを右、そうでないのを左とすれば、
日本社会の平面はやはり
右に地すべりをおこしているような気がする」
ここで、「気がする」と書いたのは、
日経の論説委員長の立場だからだろうが、
私なら言い切る。
「日本社会の平面は右に地滑りを起こしている」と。

日本政治外交史の井上寿一学習院大教授、
31~32年と現在との「3つの共通点」を指摘した。

「第1は景気と雇用への判断」
「有権者は、32年が『犬養景気』、
今回がデフレ脱却とインフレ目標を設定する『安倍リフレ』にかけた」

「第2は政党が党利党略で動き

有権者に二大政党制への懐疑の念が強まっていること」

「第3は格差社会の問題だ。

今や一億総中流がくずれ、
戦前と同じように格差が拡大している」

その後、日本は、1932年の五・一五事件、
1936年の二・二六事件を経過して、
「二大政党の解党、敗戦への道を突き進んでいく」
昭和史を彩る大事件が頻発。

だから、「2012年に平面が右に移動したとして、
その中で国を立て直していくのが
13年の最大の課題だ」

国の立て直し、
企業の立て直し、
組織の立て直し、
チームの立て直し。

東日本大震災も、
福島原発も、
まだまだ立て直し。

「立て直し」て、
「自立」し「自律」するのが、
2013年だと、私は確信している。

最後に、みたびよたび、松尾芭蕉。
分別の底たたきけり年の暮 
今年の1月元旦に、
6度目の[毎日更新宣言]を発した。

おかげさまで、なんとか、
今日も書き上げて、
閏年の366回連続更新を果たした。

今年も新聞各紙にはお世話になった。
特に日経新聞には感謝しておきたい。

小売流通サービス業に関しては、
他の追随を許さない。
これには異論がでようはずがない。

しかし政治も社会も、
文化もスポーツも、
もちろん経済も国際も、
日経の「自前の見識」は、
日本企業と日本国民のためになった。

私も日経を基調として、
それに評論を加える形でブログを書いた。

感謝しておきたい。

そして今年1年、
この言葉には助けられた。

朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

2012年の366回分まとめた感謝を、
今、この時に、心から表明しよう。

もちろん、来年の希望と努力は、
今年の366回分をまとめて、
2倍3倍にして、高め、掘り下げよう。

1年間のご愛読、
心から感謝するものだ。

これにて、[毎日更新宣言]、
閉幕とする次第である。

〈結城義晴〉

 

2012年12月30日(日曜日)

ジジの晦日[日曜版2012vol53]

ジジです。
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雨の日曜日。

そして12月30日の晦日。
三十日と書いて、
「みぞか」とよむ。

玄関のかざりも、
かわりました。
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雨をのぞいてみました。
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ベッドの窓から。
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そとは、雨のにおいがする。
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ボクは、雨のにおい、
すきなんです。

おうちの玄関をはいったところも、
ちょっとかわりました。
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まんなかにペガサスのクリスタル。
ユウキヨシハルのおとうさんが、
アツミ先生からいただいたもの。
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このペガサスは、ななつしかない。

ナカウチさん、ツツミさん、
イトウさん、オカダさんにおくられ、
あとのみっつのうちのひとつが、これ。
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とても、たいせつなものらしい。

そのわきに、
お正月のかざりもの。
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もういくつねると、おしょうがつ♪
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かがみもちも、でてきました。
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チェンバロのうえです。
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ひとつずつ、すこしずつ、
おめでたい気分になります。
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それからキッチンにも。
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お正月のかざり。
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おいしいものでは、
なさそうですが。
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来年は巳年。
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今年は辰年で、
おとうさんは、
還暦をむかえた。

「朝に希望、昼に努力、夕に感謝」

2012年に感謝しつつ、
2013年に希望をもって、
のぞむことにします。
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いちねんかん、
ありがとうございました。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2012年12月29日(土曜日)

「不易流行」――糸井からニーバーへ、 そして芭蕉から渥美へ。

2012年を振り返ると、
「自ら、変われ!」と、
叱咤激励し続けてきた。

私自身も、チャレンジしてきた。

とはいっても今年、還暦。

年輪を重ねること自体、
60年のひと巡りをしたら、
これは「自ら、変われ!」を実現させた気になる。

私は85歳まで、
現役宣言をしているから、
まだまだ25年間は、
あまりガツガツせず、
すこしずつ、ひとつずつ、いっぽずつ、
「無茶をせず、無理をする」で、
やっていきたいと思う。

今年もあと3日というところで、
そんなことを考えている。

来年の商人舎標語も決定して、
それは1月元旦に発表する。

12月29日のいま、
ただひたすら立教大学大学院・結城ゼミ生の、
卒業論文を読んでいる。

来年1月11日が提出期限。
私はかつての経営専門雑誌の編集長時代と同様、
一言一句を丹念に読み込んで、
場合によっては、添削し、推敲していく。

さて昨日の『ほぼ日』の巻頭言。
糸井重里さんが「今日のダーリン」を書く。
「『変わらなきゃ』だとか、『チェンジ』だとか、
なにがなんでもやるべきことなのかなぁ。
ふと、そんなことも思うんですよね」

「ひねくれ一茶」ではないが、
ひねくれ糸井の本領発揮。

「変わらないかぎり、ずるずると縮んでしまう。
変わるということそのものが、生きることだ‥‥」

「でも、そうかな、ほんとかな、という気持ちが、
ちょーっとあるんですよね」
よく言われることに、常に疑問をさしはさむ。

「変わることそのものは、いいと思うんですけどね。
変えりゃぁいいってものでもない場合がありますよね」

これが、言いたいこと。

「変えなきゃ変えなきゃという強迫観念みたいなものは、
変えないでいることよりも、よくない場合もあります」
強迫観念を利用する人が、よく、いる。
コンサルタントに多い。
本当に困る。

「『ああ、そのままがよかったのに!』と思うようなこと、
実はけっこういっぱいあるんだよなぁ」
大賛成。

「いまのままで『いい』ことがあるのだとしたら、
それはそのまま、キープしておくほうがいい。
なんでもかんでも『変わる』べきだっていうことはない」

組織が変わったり、新しい上司がやってきたり、
そんな時には、こんな現象が起こりやすい。
これは組織全体の問題であり、欠点。

糸井さん、そこで、どういう態度に出るか。
「こういうところは変えます、
ここは変えないです」

「変えたいのは、どことどこ、どういうこと?
変えないでいるつもりなのは、どこらへん?
まずは、そこを見分けるところからなんだね」

この考え方は、
私がいつも唱えるラインホールド・ニーバーの「祈り」そのもの。
変わるものを変えられる勇気を、
変わらぬものを受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を、
お与えください。

私は来年も、この精神で行きたい。

糸井さんは、「変化と不変」を語っている。
「変わるものと変わらぬもの」。
あるいは「変えるべきものと変えてはならないもの」。

松尾芭蕉の「不易流行」。

「不易」はいつまでもかわらないこと。そのさま。
「流行」はその時代に一時的に広まるものごと。

『去来抄・旅寝論』にある。
「千歳不易の句、一時流行の句と云有。
これを二ッに分つて教へ給へども、其基は一ッ也、
不易を知らざれば基立ちがたく、
流行を辧へざれば風あらたならず」。

二つの句がある。
不易の句と流行の句。
芭蕉はこれらを二つに分けて教えてくれた。
しかし根本は一つ。
不易を知らなければ基本が成り立たない、
流行をわきまえていなければ「風」が新しくならない。

ここでいう「風」は、
「蕉風」と言われたりした芭蕉の俳句の特徴・傾向。

分かりやすく言えば、「自らのスタイル」。
最近の私の概念でいえば、
「ポジショニング」。

何故、流行への対応が必要か。
『去来抄』の説明がいい。
「流行は一時一時の変にして、
昨日の風今日よろしからず、
今日の風明日に用ひがたきゆへ、
一時流行とは云はやる事をいふなり」

昨日の風は、今日はよろしくない。
今日の風は、明日には使えない。
だから「流行」という「流行ること」が必要となる。

イトーヨーカ堂の社是にして、
現在のセブン&アイ・ホールディングスの根本理念。
「基本の徹底と変化への対応」
まさに「不易流行」。

ところが故渥美俊一先生はこれを、
さらに三つに分けて説明していた。
「長期の戦略」「中期の経営戦略」「短期の戦術」。

最近私はこの用語自体は使わないが、
考え方は踏襲している。

つまり、第1に、根本となる「理念」や長期の「ビジョン」。
これは変えてはならない。

第2に、「時流の経営戦略」。
これは一定期間にビジネスモデルを変えること。
小売業やサービス業では業態やフォーマット、
製造業ではブランドや商品。
それらの背景にある構造やインフラ、考え方。

第3に、週次の「戦術」。

これはウイークリー単位で改善改革を図る。

しかしこれらの一番奥にあるのは、
ラインホールド・ニーバーの「祈り」。
変わるものを変えられる勇気を、
変わらぬものを受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を、
お与えください。

奮い立つ勇気と心の静寂。
別の言い方では、
心の力の「強さ」と「優しさ」。
そしてそれらを見分ける英知、
すなわち頭の力「Knowledge」

糸井重里からラインホールド・ニーバーへ、
そして松尾芭蕉から渥美俊一へ。

2012年を思い出しながら、
結城義晴の想念は、漂う。

〈結城義晴〉

2012年12月28日(金曜日)

東証大納会1万円超・1ドル86円台とニトリ・デコホームへの注文

2012年も、あと4日。

東京株式市場の「大納会」
つまり最終売買日に、
日経平均株価の終値は1万0395円18銭。
前日比72円20銭高。

日経新聞は報じる。
「1999年以来となる大納会の年初来高値更新」

もっとも、バブル絶頂期の1989年の、
その大納会では最高値3万8915円87銭。

現在との差は、2万8520円69銭。

その日経平均株価は2012年1年間で22.9%高。
これはバブル景気など異常値ではないし、
日本の上場企業の実力を反映したものとして、
来年に向かって明るい兆候。

日経は、2012年の世界主要株価指数の騰落率を示す。
第1位は、タイ・総合36.3%
第2位は、ギリシャ・アテネ総合34.1%
第3位は、ドイツ・DAX29.8%
第4位は、インド・SENSEX25.0%
そして第5位に、日本・日経平均株価22.9%。

この後に、香港・ハンセン指数22.7%
シンガポール・ST指数20.3%
アイルランド・ISEQ全株16.4%
フランス・CAC40    16.3%
オーストラリア・オールオーディナリーズ13.4%
インドネシア・ジャカルタ総合12.0%
ロシア・RTS11.1%と続いて、
ここまでが二桁の伸び。

日本の上場企業の復活が、
2013年に希望を抱かせる。

一方、東京外国為替市場では、
円相場は1ドル86円台半ば。
2010年8月以来、約2年5カ月ぶりの円安・ドル高。

さらに1ユーロ114円台半ば。
こちらも1年5カ月ぶりの高水準。
ただし為替に関しては、
小売業は円安歓迎とばかりいかない。

開発輸入商品にとっては、
向かい風となる。

日本国が基本的に、
輸出によって潤っているとすれば、
円髙は国家の大敵だが、
自国の消費が経済を回す構造体質も、
必須の国力増強であるのだから、
為替レートは「適切・妥当」が、
一番いいと思う。

円高の恩恵を最大限に受けた企業のひとつが、
ニトリ・ホールディングス。
そのニトリ、「大都市圏に小型店」の日経新聞記事。
この小型店「デコホーム」の記事はとてもいい。

今、意識化しなければいけないセオリーを、
よく物語っているからだ。

記事は、
「家具販売最大手のニトリホールディングス」と始まる。
これは「業種」の表現。
日経新聞ほどの大新聞だけに、
「日本標準産業分類」を基準にしなければならない。
だから「家具販売最大手」となる。

ニトリのフォーマットは、
「ホーム・ファッション」と呼ばれるもの。

ニトリを家具屋と考える業種発想では、
説明がつかないことが多すぎる。

デコホームは売場面積1000㎡以下の小型店。
「首都圏など大都市圏のベッドタウン中心に、
商業施設などのテナントに入る」と記事。

設定商圏人口は5万~10万人。

商品構成は、インテリアに、
キッチン用品、バス用品主体。
べッドなどの大型家具は扱わず、
カーテンやカーペットなどを核にする。

出店エリアは「首都圏や近畿、中部のベッドタウン」。
「駅周辺や幹線道路沿いに立地を選定」。

「日常的な買い物に訪れる主婦層や
仕事帰りの会社員などを取り込み、
平日も集客できる店づくりを進める」

デコホームは11年2月以降、
首都圏に8店を開業。
しかし当初はうまくいかなかった。

新フォーマット開発のプロセスが面白い。
「当初はニトリでは扱わない
ペット用品や衣料品を
3割程度そろえるなどしたものの、
価格競争力が乏しく販売は低迷。
営業ベースの赤字が続いていた」

これは「ニトリ」とは異なるフォーマットを、
志向したことを示している。
私はアメリカ流のバラエティストアを、
つくろうとしたと思う。
しかしアメリカのコピーを志向する
フォーマット開発スタイルは、
もう完全に古い。

「12年に入り、一部店舗を改装。
値ごろ感のある生活雑貨主体に
品ぞろえの9割以上を
ニトリと同じに切り替えた
結果、
営業黒字に転換したため、
多店舗展開に乗り出すことにした」
ニトリのマルチ・フォーマット化を
鮮明に表す言い回し。

例えばイギリスのテスコは、
主に4つのフォーマットを展開している。
ハイパーマーケットのテスコ・エクストラ、
大型スーパーマーケットのテスコ・スーパーストア、
都市型中型スーパーマーケットのテスコ・メトロ、
そしてコンビニ型スーパーマーケットのテスコ・エクスプレス。

ここで大事なポイントは、
全てがテスコが提供しようとするライフスタイルで、
統一されていること。
商品ラインに共通性があるということ。

これがマルチ・フォーマット戦略の本質。

ここでニトリのデコホームのフォーマットの性格は、
テスコでいえば、1000㎡のテスコ・メトロと似ている。

ニトリの標準店は、
売り場面積3300~6600㎡。
15万人以上の商圏を想定し、
主要幹線道路沿いに展開。

この主力フォーマットが店舗数約270店。

似鳥昭雄社長のコメント。
「5年後にも出店の上限の400~450店に達する」
このニトリの既存店売上高は2012年2月期まで、
2期連続のマイナス。

そこで「デコホーム」の開発に拍車がかかる。
まさにニトリのマルチ・フォーマット戦略。

私にはネーミングとバナー戦略に注文がある。
テスコを真似れば、
「ニトリ・メトロ」。
アメリカのターゲットをモデルにすれば、
「シティ・ニトリ」。

ニトリの「家具販売業」での、
あの圧倒的な差異性と強みを、
小型店に活かすべきだ。

「おねだん以上、ニトリ♪」
のブランド力を、
最大限に活用しない手はないと思うが、
いかが?

〈結城義晴〉

2012年12月27日(木曜日)

安倍第2次内閣発足と「落ち目のときに人間の真価が問われる」

国民の期待を担って、
第2次安倍内閣が発足。

大差で決まったからには、
長期安定政権を樹立し、
国民の意思を反映させて、
再び「国づくり」に邁進してほしい。

主義主張を超えて、
それを期待したい。

首相と閣僚の平均年齢は57.7歳。
第3次野田佳彦内閣は58.3歳、
前回の2006年安倍内閣は60.9歳、
長期政権となった2001年の小泉純一郎内閣は61.5歳。

平均年齢が若い内閣だからといって、
いい仕事ができる保証はない。

内閣も政党も、
イメージではなく、
仕事力。

しかも安倍首相自身は、2007年9月、
体調不良を訴えて退陣。

5年ぶりの復帰。
吉田茂首相以来、
なんと64年ぶり。

前回辞めた時の印象があるので、
すっきり受け止めにくいところもあるが、
こうなったら応援するしかない。

何しろ今、日本国に必要なのは、
「長期安定政権」。

日経新聞スポーツ欄のコラム『チェンジアップ』。
元西鉄ライオンズの野武士・豊田泰光が、
評論家となって書き続ける。

「プロの評価の基本は年俸だが、そればかりでもない。
右肩上がりで終わる野球人生はなく、
最後は衰えて終わる」

ここで自分の屈辱的な減俸の経験を語る。
その経験からの一言がいい。

「落ち目になってから、
人間の真価が問われる」

読売ジャイアンツの小笠原道大の年俸3億6000万円減。
豊田は言う。
「さあ、ここからだ。
売り物のフルスイングをやめて、
当てに行くなら、
一銭の値打ちもない」

「代打の1打席でも球場がわくのは
そのスイングを見たいからだ」

「小笠原も振り続けるべし」。

「年俸が下がり始めたときに、
お金を越えた何かがみえてくる」

そしてソフトバンクの王貞治球団会長の言葉を引く。
メジャー帰りの五十嵐亮太の入団会見。
「勝ち負けでなく、ファンの胸に焼き付く投球をしてほしい」

豊田は述懐する。
「あれだけ勝ちにこだわってきた人が、
そう話したのだ。これは重い」

「プロ野球はお金だけでなく、
勝ち負けだけでもない――。

みんなに聞かせたい言葉だ」

小売りサービス業も、
売上げだけでなく、
利益だけでもない。
「落ち目になってから、
人間の真価が問われる」

そこから復帰した安倍晋三。
真価が問われるのは、これからだ。

さて日経新聞の一面に、
「コンビニ出店、3年連続最多」の記事。

コンビニのニュースは、
大新聞の一面を飾る。

コンビニエンスストア大手5社というところが、
ちょっと物足りない気がしないでもないが、
2013年の新年度、
約4000店の国内出店計画。
過去最高。

出店数から閉店数を差し引いた純増数は、
2300店超で、これも過去最高。

これだけ競合の激しいコンビニが、
まだまだ過去最高の出店と純増。

アメリカではウォルマート・スーパーセンターの出店が、
すべての小売業に影響を与える。

日本ではコンビニの出店が、
全ての小売サービス業に打撃を与える。

セブン-イレブンは2012年度比1割増の1500店。
何よりも強いインパクトは、
来年春の四国進出。
3年間で250店の予定。

ファミリーマートは、25%増の1000店。
サークルKサンクスは18%増の500店、
ミニストップは5%増の200店。

ローソンだけが新規出店数を減らして、
既存店強化を優先。

これはこれでローソンの独自戦略で、
よろしいと思う。

それ以外に、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラ、
それにスリーエフ、ココストアなどが続くが、
これらのチェーンやそれ以外の企業の出店数を総合すると、
5000店となるのか6000店となるのか。

日本の小売業、サービス業を先導する業態であることは、
間違いないし、そのコンビニが、
プライベートブランド開発に邁進する。

製造業・卸売業をも巻き込んで、
2013年が進んでいく。

問題はそれ以外の業態にある。
コンビニの活力に負けない仕事力を見せてほしい。

すなわち業態間競争を、
意識しなければならないということ。

年の瀬に、それを強く思う。
自分と同じ姿をしたものをのみ、
敵と思い込むことの怖さ。

さて昨日の午後は、
横浜・商人舎オフィスに続々、来客。

まず、㈱クレハのお二人。
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中央が佐川正さん。
取締役常務執行役員家庭用品事業部長。
右は鈴木伸明さん。
リビング営業統括部販売管理グループリーダー。

佐川さんのクレラップの商品イノベーションと営業改革の話。
実に面白かったし、感心した。

「食品ラップはコモディティ・グッズの代表」
そんなイメージが大勢を占めているが、
クレラップは東日本大震災以降、
ノンコモディティの地位を築きつつある。

これは大いに研究資源となる。

次に㈱ゴードン・ブラザーズ・ジャパンCEOの増田春彦さん。
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実に感じの良い人物。
しかも優秀で、実績十分。

アメリカのゴードン・ブラザーズ・グループは、
100年以上の歴史を持つコンサルティング企業。
「在庫を中心とする動産を対象に
高度な鑑定評価・換価・ABLを提供する」

そのビジネスモデルは、
ハーバード大学ビジネススクールのアナンス・レーマン教授が、
小売業研究のなかで、ケーススタディの対象にしているほど。

ちなみに私はレーマン教授の本を持っている。
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「小売業の新科学」とでも訳したらいいか、
空港の書店に並んだほどの本。

レイマン教授に会いたくなった。

最後に、渋木克久君。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科・結城ゼミ第2期のゼミ長。
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今年結婚して、奥さんの杉山純子さんは、
修士論文をすぐに単行本として発刊。

お目出度続きの渋木君、
新しい年に飛躍してもらいたい。

「落ち目になってから、
人間の真価が問われる」

落ち目になっていなくても、
人間は慢心してはならない。

それが人間の価値を決める。

ピーター・ドラッカー教授。
「あなたは何をもって
憶えられたいか?」

これこそ人間の真価を問うている。

〈結城義晴〉

2012年12月26日(水曜日)

プラネット玉生弘昌の「機嫌がいい」と業態別11月販売月報の逆転

今日は朝から、東京・芝。
カスタマー・コミュニケーションズの定例役員会。

この会社の実質的なオーナーは㈱プラネット。
そのプラネットの代表取締役会長は、
玉生弘昌さん。

玉生さんの一言が、とてもよかった。
「組織は機嫌よくやるのが一番いい」

玉生さんのモットー。
「機嫌がいい」

「社員の機嫌がいい!
お客さんの機嫌がいい!
そして経営者の機嫌がいい!
これがいい会社の姿だと思っています」

さて昨日、内閣府が国民経済計算確報を発表。
2010年の1人当たり名目国内総生産(GDP)

日本は4万2983ドル。

数字上は、これは過去最高を更新。
2009年比で、9%のプラス。

国際順位は14位。

日経新聞には、順位が載っている。
第1位ルクセンブルク11万4000ドル、
第2位ノルウェー、
第3位スイス、
第4位オーストラリア、
第5位デンマーク、
第6位スウェーデン。
このあたりのランキングは変わらない。

その後、カナダ、オランダ、オーストリア、
アイルランド、フィンランド、アメリカ合衆国、ベルギー。
その後に日本。
日本の次の第15位はドイツ。

4年連続のプラスで、
これを見ると、まあまあ。

「機嫌のいい国民」であって良い。

ただし、これは「円高・ドル安」も下支えしている。
内閣は「かなりの部分が円高」と説明。

円換算した1人当たりGDPは、
374万2000円。
前年度比で1%のプラス。

まさに「モデレート・グロース」
ぼちぼち、まあまあの伸長。

ただし、今日の為替は1ドル85円と円安で、
一方、日経平均株価は1万円を超えた。

「ぼちぼち、まあまあ」で、
「機嫌がいい」の幸せ感を味わいたい。

さて、11月の販売統計がほぼ、
発表し尽くされた。

まず、日本百貨店協会(12月18日発表)。
11月の総売上高は5542億4416万円、
既存店対前年増減比はプラス2.2%。
7カ月ぶりのプラス。

全国的に気温が平年より著しく低下したため、
冬物商材、特に重衣料などが活況だった。

11月、前年比を割ったのは、
仙台のマイナス4.3%と広島のマイナス2.0%のみ。

残りの地区はすべてプラス。
特に好調だったのは大阪のプラス6.4%、
神戸のプラス5.6%。
東京もプラス3.1%。
改装店舗が出そろった大都市が、
商況をけん引した。

また、外国人客も戻りつつある。
韓国からの客数が戻りはじめ、
特にタイからの客数が大幅に増えた。
〈ちなみに私は来年2月にタイに赴く〉

外国人顧客の売上げ、客数ともに、
2カ月ぶりにプラスに転じた。
売上げはプラス9.1%、
客数はプラス3.7%。

日本フランチャイズチェーン協会(12月20日発表)。
コンビニは今月も低迷がつづく。
既存店ベース売上高は6713億4800万円で、
前年同月比マイナス2.5%。
6カ月連続。

ただし、全店ベースでは、
14カ月連続でプラスを維持している。

来客数の既存店前年同月比はマイナス2.2%、
客単価は全店でも既存店でも、マイナス0.3%。

主なマイナス要因は、
タバコ購入者の減少と、
降雨量が多かった影響。

日本チェーンストア協会(12月21日発表)
この協会のデータの約5割が総合スーパーの実績。
総販売額は1兆0299億4970万円で、
既存店前年同月比がマイナス0.5%と微減。

食料品は青果などの相場安が響き、
食品全体でマイナス2.6%とふるわなかった。

低気温で季節商品は好調に動き、
衣料品はプラス5.2%、
住関品はプラス1.2%、
サービスがプラス1.0%となった。

しかし、食品の不調を完全にカバーするには至らなかった。

スーパーマーケット販売統計(12月21日発表)。
日本スーパーマーケット協会
オール日本スーパーマーケット協会
新日本スーパーマーケット協会
3協会合同調査。
総売上高 7681億2332万円
既存店前年同月比マイナス1.5%

食品合計 6591億3523万円 マイナス1.7%
生鮮3部門合計 2420億2680万円 マイナス1.7%
青果 921億3375万円 マイナス1.4%
水産 683億8763万円 マイナス3.0%
畜産 815億0543万円 マイナス1.0%
惣菜 670億0421万円 マイナス1.4%
日配 1417億7709万円 マイナス1.8%
一般食品 2083億2714万円 マイナス1.6%
非食品 761億9336万円 プラス1.4%
その他 327億9473万円 マイナス1.5%

11月は3~4℃平均気温が低く、
鍋物関連商材、麺類、スープ類、
お茶やコーヒーなどのし好品、酒類などの
温かい食材が良く売れた。

唯一プラスだった非食品は、
衣料品、防寒用品などの動きがよかった。

青果は、相場安の影響を受ける一方で、
りんごやみかんなどの果物類が好調。
水産については、鍋物商材は好調であったが、
生魚の水揚げ不足に伴う相場の影響を受け、
厳しい状況が続いている。

ボジョレーヌーボーは、
前年の実績をクリアしたところも多かった。
関連商品やメニュー提案を積極的に行った結果とみられる。

競合激化により、
「創業祭」や「開店○○記念セール」などの効果が、
ひどく薄れている。
しかし、ボジョレーヌーボーやクリスマス、おせちなどの、
予約販売は伸びが見られる。

テーマをしっかり打ち出したイベントや季節感を演出した商品、
メニュー紹介は支持を集めている。
(新日本スーパーマーケット協会のメールマガジンより抜粋)

最後に、日本フードサービス協会(12月25日発表)。
全体の売上高は前年比プラス0.5%。
店舗数はプラス2.0%、
客数はマイナス1.3%、
客単価はプラス1.8%。

業態別には、
ファーストフード売上高 プラス0.1%、
ファミリーレストラン プラス1.0%、
パブ・居酒屋 マイナス1.7%、
ディナーレストラン プラス2.7%、
喫茶 プラス2.8%。

全体の売上げは持ち直し、前年を上回った。
土曜日が前年より1日少なく、
また気温も低く冷え込んだ地域が多かったため、
客数は減少した。

一方で、冬メニューやキャンペーンメニューの
販売増が客単価押し上げにつながった。

百貨店はプラス2.2%、
総合スーパーはマイナス0.5%、
食品スーパーマーケットはマイナス1.5%、
コンビニは、マイナス2.5%。

この1年のトレンドとは逆転。
店舗が大きい順に前年同月比の数値がよかった。

そしてフードサービスは、
全店売上高ではあるもののプラス0.5%。
日本フードサービス協会は、
2009年5月25日以降、
既存店の売上高を発表していない。
それだけ数値が悪いということ。

小売業も外食業も、
売上げの波がある。

当然のことだ。

しかし私たちは、
機嫌のいい組織、
機嫌のいい社員、
機嫌のいい経営者で、
なければいけない。

そうでなければ、
GDP世界第14位の「機嫌のいい国民」が、
可哀そうだ。

年末際の商戦に向かって、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」
これからです。

〈結城義晴〉

2012年12月25日(火曜日)

第2回商人舎ミドルマネジメント研修会「S獲得者」8名発表!

昨日がクリスマス・イブで、
今日がクリスマス。

だからあらためて、
Merry Christmas!
もう来年までこの言葉を口にすることはない。
名残惜しい。
だから、
Merry Christmas!

ただし、クリスマス商戦は、
厳しかったようだ。

生活者・消費者・顧客のほうが、
このクリスマスの楽しみ方を知っている。
生活者・消費者・顧客のほうが、
クリスマスをイメージ豊かに過ごしている。

商品やサービスを提供する側が、
そのことに気づいていない。
商品やサービスを提供する側が、
楽しみ方を知らない。

しかしこのことは、もう言うまい。

次は歳末際の商戦。
気分を切り替えて、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

明日にはすっかりクリスマスの気配を消し去って、
年末・年始に劇的な激変ぶりを、
自分の顧客に見てもらおう。

いざ!
歳末際の商戦、
始まり始まり~!

さて、政権奪取した自民党の動きは、
おもしろそうだ。

今年のクリスマス三連休と今日のクリスマス当日は、
12月16日(日曜日)の衆議院総選挙と、
その後の明日26日の特別国会での首班指名の狭間に、
ずっぽりとはまってしまった。

いわば政治的空白期間。

この空白感が消費マインドに、
決定的な影響を与えた。

しかし、安倍晋三総理が誕生し、
新しい内閣が発足すると、
消費は必ず活況を呈する。

それを信じて、その受け皿となりたい。
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

アメリカ最大の百貨店メイシーズ。
今年は全米45州の840店全店舗で、
クリスマス商戦で24時間営業を採用。

実際は21日午前7時から23日午前7時まで、
48時間ぶっ通しで大セールを打ち続けた。

さらに57店舗はクリスマスイブの24日まで、
24時間営業または延長営業。

もちろんただ店を開けておくだけでなく、
イベントや独自の特別割引サービスなど、
ふんだんに盛り込んで全力投球。
そのためにパートタイマー店員8万人の増員募集をした。

CEOのテリー・ラングレンは語っている。
「忙しい年末年始の時期に社員を増員することで、
消費者により満足度の高い買い物環境を提供することができる。
さらに学生や高齢者などに、期間限定で雇用の機会が与えられる」
(Daily SUNより)

元世界銀行副総裁の西水美恵子さんは励ます。
「動きなはれ、おきばりやす」

この年末際の勝負はこれから、
「動きなはれ、おきばりやす」だ。

さて、安倍自民党は動いた。
総務会長に野田聖子元郵政相、
政調会長に高市早苗元沖縄・北方相、
さらに新広報本部長に小池百合子氏。

自民党の党三役は、
幹事長・政調会長・総務会長。
幹事長は石破茂の留任で、
あとの二人が野田・高市の女性コンビ。

人事で動いた安倍政権。
まずは期待が持てるが、
明日の組閣が楽しみ。

消費マインドも動き出すはず。

こんどは私たち小売りサービス業が、
生活者、消費者、顧客ひとりひとりに、
ささやきかけよう。
「動きなはれ、おきばりやす」

さて最後に、商人舎からのご報告。
第2回ミドルマネジメント研修会は、
今年11月13日(火)から11月15日(木)の2泊3日、
会場はニューウェルシティ湯河原で開催。

その模様は、以下。
11月13日のブログ、
11月14日のブログ、
11月15日のブログ。

二日目の14日と三日目の15日の早朝、
30分間の「理解力テスト」が行われた。
100点満点。

私はこのテストが実に有効だと思っているし、
大事にしている。
来年のアメリカ研修ベーシック編では、
中日に同じような「理解力テスト」を実施するつもり。

今回も受講者は熱心に復習して、
このテストに臨んだ。

そして湯河原研修の後、
課題レポートが課された。
締め切りは半月後の11月末日。

全員がこの締め切りまでに、
実に力の入ったレポートを送ってくれた。

私はこれらを読んでいて、
涙が流れて止まらなかった。

そのレポートはS、A、B、C、Dの5段階評価。
日本式に言えば、Sは秀、Aは優、
Bが良、Cが可、そしてDが不可。

しかし今回は、
CとDの該当者がいなかった。
素晴らしい。

理解力テストもそれぞれ、
S、A、B、C、Dの5段階評価をして、
課題レポートと合わせて、
絶対評価で総合評価をする。

「絶対評価」とは、
基準に基づいて絶対的に評価する方法。
他の受講者の成績を考慮に入れず、
本人の成績そのもので評価する。

こうするから、
たとえば昨年の第1回と第2回の評価が、
同等なものになる。

そして、
見事に総合評価Sを獲得した受講者、
今回は8名。

いざ、発表!

今回は氏名のアイウエオ順。
河野竜一さん。
㈱万代 人事部執行役員。
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芝純さん。
㈱万代 水産部執行役員。
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杉山茂生さん。
㈱平和堂 SM第六エリアマネジャー。
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橋本光正さん
㈱平和堂 アル・プラザ堅田店店長。
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東尾里江さん。
㈱万代 人事部教育チームマネジャー。
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本間将浩さん
㈱いなげや 第二店舗開発部主任。
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前島正長さん
日穀製粉㈱ 業務本部業務部長。
20121225134810.jpg

そして松島英樹さん
㈱カスミ 東郷店店長。
20121225134833.jpg

みなさん、おめでとう。

心から祝福したい。

この8名のみなさんには、
クリスマス・プレゼントになったはず。

周辺の人たち、
会社の上司、同僚、部下。
お祝いしてあげてください。

もちろんS評価獲得者以外にも、
今回、素晴らしい知識商人が多数、
研修を受けてくれた。

全員を祝福したい。

商人舎ミドルマネジメント研修会で学んだこと、
全て活かしてください。

お客様がニコニコする店、
働く人たちがニコニコする店。

実現させてください。

悪い組織の兆候、
打ち破ってください。

大いに期待します。

そして全員に言葉を捧げましょう。
「動きなはれ、おきばりやす」

Merry Christmas! Everyone!

〈結城義晴〉

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