今朝の日経MJ『マーケティングスキル』欄に、
寄稿しました。
「エクスプレス店、世界で拡大」
Express Storeの現状と、
その4つの特徴、そして課題。
私なりの見解。
詳しくは記事を読んでください。
一方、日経新聞本紙の『私の履歴書』。
オンワードホールディングス名誉顧問の馬場彰さんが、
毎日書いていて、面白い。
先月の作家・渡辺淳一よりも、
断然いい。
今日はその馬場さんの人生のハイライトのひとつ。
オンワード樫山に入社し、
1970年に部長、72年に取締役とトントン拍子で、
「昇進の階段を駆け上った」。
そして38歳のとき、樫山純三社長から、
「次期社長を引き受けてほしい」との内示。
9人の取締役会で末席だった。
この時、馬場さんの父上が贈った書には、
この言葉が書かれていた。
「人生不如意十常八九」
人生は十のうち八か九は、
思い通りにならないのが常である。
現在も馬場さんの座右の銘となっている。
「最悪を覚悟して最善を尽くす」
ある意味で、ここに通ずる。
さて日経尽くしだが、
日経Web版の『ソーシャルメディアの歩き方』。
ブロガーの藤代裕之さんが、昨日の日付で書いている。
「ネット選挙解禁で問われる政治家の『情報発信力』」
藤代さんは立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。
日本でも「インターネット選挙」が始まる。
与野党11党が一昨日の2月13日、
ネットを利用した選挙活動を解禁する方針で合意。
実質的には、
今夏の参院選から、
がらりと選挙戦が変わる。
安倍晋三首相はフェイスブックで情報発信しつつ、
ネット選挙の解禁に積極的。
首相就任後に新経済連盟代表理事の三木谷浩史・楽天社長に、
「次の選挙までに解禁する」と約束。
今後は、「ネットで情報発信ができる政治家と、
できない政治家との差が大きく出てくる」。
政治家の「情報発信力」が問われるが、
これは政治家だけではない。
店や企業、実務家にも当てはまる。
ネットによる情報発信力。
商人舎も4月に「KamiとAmiの融合」を図って発刊する。
Monthly Magazine 商人舎
今日まで行われているスーパーマーケットトレードショーでも、
展示ブースがいいだけでは人は集まらない。
ネットやペーパーによる情報発信と連動して、
人々が寄ってくる。
そんな時代の波が、
とうとう選挙にまで及んでくる。
さて昨日は、
スーパーマーケット・トレードショー2日目。
私は午後、会場視察とレセプションパーティへ。
会場のビッグサイト入口で、
㈱ハローデイ社長の鍛冶敬通さんとバッタリ。
久々の対面に、二人で握りこぶし。
東館2棟を借りきっての会場は、
今日も来場者でいっぱい。
すぐに川野幸夫さんと遭遇。
日本スーパーマーケット協会会長、
㈱ヤオコー社長。
いつものように、
入口に最大面積で出展するTERAOKAブースから視察。
テーマは「チェックアウト・レボリューション4.0」
㈱寺岡精工常務の山本宏輔さん。
㈱九州テラオカ社長の川越純一さん(中)と、
営業推進企画部シニアアーキテクトの三木桂さん。
大川水産㈱社長の大川三敏さんも、
テラオカブースを視察。
大川さんは立教大学大学院修了生で、
私の講義をしっかりと履修してくれた。
パナソニックES産機システムのブース。
高さ1800の冷蔵ケースが今年の提案。
丁寧に説明してくれたのがコンシェルジェ担当の阿久澤光明さん。
マーケティングプロモーショングループマネジャー。
社長の柴田康祐さん。
頑張っている。
大崎公司さん(中)、阿久澤さんと。
食品流通第1グループ営業第1チームシニアアドバイザー。
大崎さんは、今年の商人舎年賀状を宝物にしてくれている。
㈱折兼社長の伊藤崇雄さん(中)と秋田豊晴さん。
折兼は容器包装商社。
2種類の食品が楽しめるコンビパックが一押し商品。
オカムラのブース。
大高愛一郎さんに遭遇。
現在、三井物産㈱勤務。
コーネル・ジャパン第1期の事務局長で、
私が信頼する人物。
我々の後ろでは川野幸夫さんと
ヨークベニマル社長の大高善興さんが話しこんでいた。
オカムラはLED冷蔵ケースが一押し。
フェイスブック仲間の南都隆道さん。
下仁田納豆社長。
菓子グループのNSグループブース。
私の左隣りは㈱外林社長の佐藤治男さん、
右隣は㈱アイワ・フィット社長の花森清重さん。
後は左が㈱エヌエスの今西二郎さんと
右が大本高広さん。
高さを活かしたブースは㈱高山。
専務の高山時光さんと。
ふっくら揚げの実演。
できたてのは揚げせんは、
おいしかった。
スーパーマーケットのライブ販売で、
人気を博している。
アイリスオーヤマも出展。
力を入れるLED照明をプレゼン。
日進工業のブース。
辛島修治社長の顔は見えず、残念。
酒問屋の徳岡のブース。
海外からの来場者も多かった。
三菱食品の巨大なブース。
フリーデンのブース前で。
流通科学大学理事長の中内潤さん。
学生たちが研究しているベトナム流通を報告。
その並びには書籍販売コーナー。
私の本籍地、商業界も出展。
この日は石川尚さんが仕切っていた。
北辰商事㈱副社長の太田順康さんとばったり。
ロヂャースの弁当が特別賞を受賞したと聞き、
すぐに「お弁当・お惣菜大賞2013」コーナーへ。
事務局特別賞。
ありました。
ロヂャースのお弁当。
何と、焼きそばもパスタも100円。
そして、このボリューム。
ロヂャースらしい商品だ。
㈱リブネット取締役の竹内憲太郎さん。
コーネル・ジャパン伝説の1期生。
プログレス・デザインのブースで、
㈱リウボウストア社長の茂木正徳さん(右)と、
プログレス代表の西川清さん。
西川さんはスーパーマーケットの店舗設計の若手第一人者。
茂木さんは商人舎のアメリカ視察で団長を務めてくれた。
今年こそぜひ、沖縄で会いたいものだ。
イシダのブースもよく人が入っている。
私の右隣は㈱イシダアイテス会長の吉岡典生さん。
その横は笠井剛さん。
㈱イシダマーケティング商品企画室長。
左は私の相棒・松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサー、アドパイン代表。
夕方、㈱阪食社長の千野和利さんと出会って、
通路で思わず話しこんでしまった。
サミット㈱常務執行役員の服部哲也さん。
コーネル・ジャパン第1期生でフェイスブック仲間。
久々に会ったが、フェイスブックをしているとそんな気がしない。
日本製粉㈱執行役員営業企画部長の内田宗司さん。
そしてこんな人たちとも遭遇。
元横綱大乃国の芝田山親方。
いまでも現役の弟子たちより大きい。
2日目は6時からレセプションパーティが開かれる。
水戸の着物美人が入り口で出迎えてくれた。
初めに実行委員長の横山清さんのあいさつ。
新日本スーパーマーケット協会会長、
㈱アークス社長。
早速、報道記者たちがカメラを掲げて駆け寄る。
横山さんのあいさつは的確に現況認識を示し、
そのうえでトレードショーの意義を語って、
とても良かった。
乾杯は、今年も川野幸夫さん。
日本スーパーマーケット協会会長。
そして懇親。
㈱マルト社長の安島浩さん。
マルトは今年50周年を迎えた。
2月28日には記念式典が行われる。
その安島さんのご子息の英城くん。
このとき、成田に到着したという報が入った。
英城くんは2年のカンザス州立大学留学と、
1年間の米国スーパーマーケット研修を終えて帰国した。
安島さんも安堵しただろうし、本当にうれしそうだった。
㈱紀伊国屋ファウンダーの増井徳太郎さん。
増井さんの笑顔を見るとなぜか、私もうれしくなる。
㈱プラネット会長の玉生弘昌さん。
一般社団法人流通問題研究協会会長。
スーパーマーケットの会合でも毎回、
お会いするようになった。
独立行政法人産業技術総合研究所理事の河津司さん。
コーネル・ジャパン伝説の1期生にして、その講師。
コーネル・ジャパンの教え子たちもたくさん参加していた。
㈱ショッピングセンター丸正総本店専務の飯塚正彦さん。
伝説の1期生。
㈱成城石井社長の原和彦さん。
奇跡の第2期生。
同じく2期生の花牟礼真一さん。
現在はアークス社長室長。
㈱いかりスーパーマーケット社長の行光恒夫さん。
実行の3期生。
実行委員の皆さんと。
左から、㈱あおき会長の青木巌さん、
九州電力㈱監査役の村山紘一さん、
そして実行副委員長の太田順康さん。
そしてこの人、清水信次さん。
日本チェーンストア協会会長、
国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)会長、
㈱ライフコーポレーション会長。
清水さんには、4月創刊の月刊『商人舎』第1号で、
ご登場いただくことになった。
今からインタビューが楽しみだ。
㈱東北シジシー会長の遠藤須美夫さん。
㈱ベルプラス会長。
遠藤さんはシジシージャパンの重鎮にして、その頭脳。
1月に東北シジシー賀詞交歓会で、
記念講演をさせていただいた。
「結城さんの話は実務とアカデミズムが融合して、
本当に良かった」と、
あらためて褒めてくださった。
遠藤さんに褒められるのは、
妙にうれしい。
トレードショー実行副委員の三科雅嗣さん。
㈱いちやまマート社長。
私と同年の還暦。
その三科さんが中締め。
見事に決まった。
最後に、横山清さんとじっくりと話しこんだ。
横山さんと写真を撮ろうとしたら横から「私も」の声。
遠藤さんが加わり、
三人で記念の写真。
そして、㈱静鉄ストア社長の望月広愛さんとも。
でも、交友録の最後を飾るのは、
この写真。
あぁ、楽しかった。
あぁ、疲れた。
「人生不如意十常八九」
人生とはこんなものだから、
そのための心構えも必須だし、
楽しむことももちろん必要。
私はケセラセラの気分も持つし、
絶対に譲らないことには執着もする。
その按配が大切だと思う。
「最悪を覚悟して、最善を尽くす」
それが私の人生だ。
みなさん、ありがとう。
〈結城義晴〉