商人舎magazine。
お申し込みありがとうございます。
今朝、4時ごろ、目がさめて、
商人舎magazineの中の、
「Daily商人舎」の記事を書いた。
「イオン決算、
売上げ・経常過去最高
ROA4.4%」
分配率と総資産経常利益率、
そのウォルマートとの比較、
そしてトップバリュの売上高前年比29.3%増。
さらに今日、夕方、
渋木チーフエディターが記事をアップ。
「原信ナルスHD&フレッセイHD経営統合」
商人舎magazineのDaily Newsは、
スピーディで、しかも役に立ちます。
「Weekly商人舎」の金曜日は、
㈱商人舎チーフエディターの渋木克久の記事。
「Weekend News Summary」。
タイトルは、
「好調な決算
今日はよかった、
明日はどうか」。
『月刊商人舎』と「Weekly商人舎」、
そして「Daily商人舎」。
さらにフォトギャラリーとデータ。
多様なメディアが、
小売流通サービス業向けに、
集積されています。
さて、今朝の日経新聞一面に、
「小売りの今期
8割が増収増益」の記事。
経済はなんといっても日経新聞。
そのトップ面に「小売り」が取り上げられる。
何をおいてもうれしいニュース。
「主要小売り各社の2014年2月期の業績見通し」
つまり今年度の成績と来年初めの決算予測。
小売企業55社のうち43社が今期、
増収・経常増益を見込む。
これは上場小売業の約8割。
しかも「3社に1社が経常最高益を更新する見通し」。
景気のいい話。
「イオンは今期の連結経常利益
2150億~2250億円」
前期比1~6%増える見通しだと発表。
岡田元也社長は慎重。
「株高など資産高の恩恵が
若い年齢層の消費者にまで及ぶかは不透明」
セブン&アイ・ホールディングスは、
連結経常利益3370億円の見込み。
これも14%プラス。
「無印良品」の良品計画の経常利益は、
221億円の見通し。
前年比12%増。
最後に、
「小売り55社の経常利益の総額」は、
1兆1800億円。
2010年2月期に比べて、
5割増の水準。
この年度は、
リーマンショックから始まった金融危機の年。
21世紀に入って最も利益が落ち込んだ年だが、
一番底から1.5倍になるのが、今年度。
しかし上場企業が好調ということは、
全てが好調とは言い切れない。
消費増税を控え、低価格消耗線は続く。
競争構造の変革が起こる。
あちらが良ければ、こちらは悪い。
それが今年の傾向。
だから非上場企業、中小企業は、
褌を締めてかからねばならない。
その危機感が今日、
原信ナルスとフレッセイの企業統合に、
現象化された。
無呼吸泳法の日々は続く。
その処方箋は、
『月刊商人舎』と『商人舎magazine』にて、
真剣に考察していきたい。
さて私は沖縄。
朝、宜野湾に向けて出発。
米軍嘉手納基地の横を通る。
昨夜は、楽しい懇親会。
立教・結城ゼミの卒業旅行だから。
東京風沖縄料理。
おわりの頃には、
こんなにくだけてしまった。
特に最前列の堀田直樹さん。
結城ゼミ生ではない。
高岡ゼミ所属の、
結城ゼミ・シンパ。
だが、態度は一番デカい。
朝から訪れたのは、
㈱サンエーの最新店、
宜野湾コンベンションシティ店。
対応してくれたのは、
田崎正仁さん(左)と上原俊也さん。
田崎さんは取締役食品部長、
上原さんは宜野湾コンベンションシティ食品館店長。
お二人を囲んで、
結城ゼミ生とともに写真。
視察を始めようとしたら、
ばったりとお会いした。
㈱なとりのお二人に遭遇。
代表取締役社長兼会長の名取三郎さんと、
同営業本部九州営業部福岡営業所の厚田裕介さん。
この店、素晴らしい。
詳細は商人舎magazineの、
Weekly商人舎で紹介する。
写真はフォトギャラリーで公開。
2フロアのショッピングセンターとなっているが、
1階のスーパーマーケット部門と、
2階の衣料品・住関連が、
サンエー独自の売場。
トップには、
清明祭向けの商品。
天井は湾曲していて、
素晴らしい空間を演出している。
沖縄そばのカテゴリー。
青果、鮮魚、精肉と、
意図のこもった売場づくり。
惣菜がまた、特に良い。
そのカレーバー、スープバー。
パンのエンドは、
ローソンセレクトでコーナーづくりされている。
サンエーは沖縄エリアで、
ローソンのエリアフランチャイジー。
だからこのように、
ローソンのプライベートブランドを、
積極的に展開。
さらにニチリウのプライベートブランドのエンド。
ブランド名はくらしモア。
1階の食品館は720坪の完璧なスーパーマーケット。
2階の衣料品は好調。
外側をテナント、中央を自社の売場として、
両者が融合している。
その中核となる「かりゆし」コーナー。
そしてフードコート。
ファミリーレストランは、
九州の雄ジョイフル。
この店も、サンエーが、
フランチャイズ方式で、
加盟店となって運営。
店の裏手には、すぐ後ろに、
宜野湾のヨットハーバーが見える。
店全体に貫かれているのは、
顧客視点。
その一つの例が、
このエスカレーターの段。
どこにホスピタリティが表現されているかは、
お考えいただこう。
レジではサッカー・サービスを展開し、
随所に顧客志向の対策が講じられている。
テナントはドラッグストアのマツモトキヨシ、
東急ハンズ。
いずれもサンエーが、
フランチャイジーとなって運営。
最高レベルのオペレーションを展開。
だからサンエーの総合スーパーは、
十二分に利益を出している。
視察が終ってから、
昼食をとりながら、
1時間半もレクチャーを受け、
議論した。
田崎さん、上原さんには、
心から感謝したい。
詳細な分析レポートは、
商人舎magazineのWeekly商人舎に、
写真はフォトギャラリーに掲載。
さて結城ゼミの卒業旅行は、
沖縄アメリカンビレッジへ。
おおきな観覧車Sky Max60。
ビレッジ内には、イオンの総合スーパーのほか、
『カーニバルパークミハマ』は、
衣類・雑貨店やカフェ・レストランが充実。
『シーサイドスクエア』は、
アミューズメント施設。
アイスクリームを食べてから、
マンゾクそうに写真。
結城ゼミ卒業旅行は、まだまだ続く。
しかしサンエーの店には、
アメリカにも負けない顧客志向があった。
〈結城義晴〉