結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年04月26日(金曜日)

UAゼンセン流通部門・産業政策委員会講演とコミュニケーション

今朝の日経MJに寄稿しました。
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マーケティング・スキル欄に、
「ウォルマート 2つの悩み」
価格透明化現象とプライスマッチング政策のこと。

毎月1回、2000字。
私にはとてもよい分量。

私はモノを書くことに命を懸けている。

新聞にも、雑誌にも、
このブログにも、
商人舎のメディアにも、
真剣に書いている。

小売流通業の専門メディアに対して、
深く考慮することなく、
口先の物言いで、
それらを軽んじる発言は、
いかなる者であっても許さない。

日経MJはその中で、
流通サービス業界最大のメディア。
ご愛読ください。


商人舎magazine。

結城義晴帰国記念サービスで、昨日から、
デジタルブックリーダーを、
無料公開しています。

紙の『月刊商人舎』は毎月10日発売。
網の『商人舎magazine』は毎日更新。

しかし網の『商人舎magazine』でも、
紙の『月刊商人舎』を読むことができる。
デジタルブックリーダー。

もちろん網のMonthly商人舎には、
紙の『月刊商人舎』以上の記事が満載されている。
それは網の『商人舎magazine』のなかの、
Monthly商人舎を読んでください。

それ以外に網の『商人舎magazine』には、
第2にWeekly商人舎がある。
今日の公開は「Weekend News Summary」。

第3にDaily商人舎は、
毎日2本の記事。
今日は、
①関西スーパー厳しい3月期決算と新役員人事
②Walmart CEO「我々の道は間違っていない」

この紙の『月刊商人舎』は、
網の『商人舎magazine』内でも、
デジタルブックリーダーで、
ページをめくりつつ読むことができる。

購読料は年間〈本体価格1万8000円+税〉

1購読者当たり、
IDとパスワードは5人に供与される。

1人当たり年間3600円、
月に300円。

店長が購読者になって、
部門責任者やチーフに、
IDとパスワードをプレゼントしてもいい。

チーフバイヤーが、
部下のバイヤーたちに与えてもいい。

あるいは5人の仲間が寄って、
一緒に勉強する形で購読するのもいい。

プロジェクトチームが、
5人で1購読者となって、
情報をもとにディスカッションを続けるのもいい。

メーカーや問屋の営業マンが、
取引先小売業の担当者にプレゼントして、
情報共有するのもいい。

もちろん社長が読者になって、
役員や幹部と経営戦略を練るのもいい。

江戸時代に「五人組」という組織があったが、
それに近い5人グループ。

『商人舎magazine』は情報を提供して、
5人グループはコミュニケーションを図ってほしい。

「コミュニケーションが成立するためには、
経験の共有が不可欠である」

スポーツでいえば、
バスケットボールでしょうか。

私も長らく、㈱商業界で、
編集部をつくっていたが、
5人体制が一番、コミュニケーションが良くて、
仕事ができた。

その5人を基本にした『商人舎magazine』。
読者大募集中。

さて、午前中は自宅で、
テキストづくり。

そして午後1時。
東京・市ヶ谷のゼンセン会館。
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UAゼンセン流通部門の会合。
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昨2012年11月6日、
UAゼンセンが誕生した。
そのスローガンは、
「原点を見つめ、未来を拓こう! UAゼンセン」。

旧UIゼンセン同盟とサービス・流通連合が統合、
組合員141万2699名、2478組合の、
世界最大の産業別労働組合組織となった。

流通部門は、
79万4604人、517組合で、最大。
GMS部会、食品関連部会、住生活関連部会、
さらに百貨店部会、ドラッグ関連部会、専門店部会。

2階の大会議室。
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流通部門の第4回産業政策委員会で、
講演とディスカッション。
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「第5次産業政策 基本政策答申案」に対して、
私なりの意見を、75分間、語った。
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生存基盤としての「環境」
生存と生活基盤としての「地域」
そして生活の手段である「労働と生産性」
三つの切り口から、
第5次産業政策は構成されている。

その内容に対して、
私なりの見解を述べ、
注意点を指摘した。

その後、質疑応答とディスカッション。
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産業政策委員会委員長の新妻健治さんから質問。
イオングループ労働組合連合会会長。
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新妻さんの指摘はいつも的を射ている。

私も答えつつ、同感することが多い。
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UAゼンセン流通部門事務局長の木暮弘(ひろむ)さんも質問。
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木暮さんは、労働運動の流通業界におけるリーダー。

木暮さんの質問に対しても、
よく考えて丁寧に答えた。
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質疑応答時間45分間。
充実した内容だった。
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この産業政策委員会に参加したメンバー。

ヨークベニマル労働組合・玄葉威視さん、
全髙島屋労働組合連合会・末吉武嘉さん、
コープこうべ労働組合・浦井紀彰さん、
マルエツ労働組合・上田省吾さん、
カスミユニオン・黒澤一仁さん、
関西スーパー労働組合・松浦充幸さん、
イトーヨーカ堂労働組合・石合弘二さん、
ダイエーユニオン・佐々木啓真さん、
イオングループ労連・坊野正武さん、
全ユニー労働組合・葛山浩之さん、
ヤマダ電機労働組合・青木克之さん、
カーマ労働組合・村井秀行さん、
ホーマックユニオン・大石真実さん、
ニトリ労働組合・小池美紗登さん、
エイチ・ツー・オーリテイリンググループ労働組合連合会・中村裕二さん、
マツモトキヨシ労働組合・本田寿男さん、
スギ薬局ユニオン・神野沙織さん、
アルペン労働組合・藤沼伸一さん、
ツルハユニオン・笹森智子さん。

最後に残った生産性部会のみなさんと写真。
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右からニトリの小池さん、
新妻委員長、
髙島屋の末吉さん、
流通部門総務・財政部長の福本良介さん、
ツルハの笹森さん。

福本さんは、
今日の会合のすべてを仕切ってくれた。
ありがとう。

私は今日の会合を通して、
コミュニケーションの大切さを訴えた。

労使の関係も、
上司と部下の関係も、
人間と人間の関係も、
コミュニケーションが基礎となる。

ピーター・ドラッカー教授は言っている。
「コミュニケーションが成立するためには、
経験の共有が不可欠である」

今日のディスカッションも、
その意味で経験の共有だった。

ふたたび、ありがとう。

〈結城義晴〉

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