月刊『商人舎』5月号が出来上がりました。
毎月10日発行。
4月準備号に続く第2弾。
年間購読の申し込みは5月号からの受け付けなので、
グランド創刊号。
それぞれが雑誌を手に持って、喜びの写真。
右は、七海真理さん。
今月号から専属デザイナーとして、
存分に活躍してくれた。
そして、鈴木綾子エディター・スタッフ、
亀谷しづえゼネラル・マネジャー、
私の隣は、渋木克久チーフ・エディター。
真新しい雑誌を手にするとワクワクしてくる。
ピーター・ドラッカー先生の言葉を借りれば、
「ドキドキ、ワクワクする仕事」をしている。
そんな充実感。
オフィスにはもう一人。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサーの松井康彦さん。
アドパイン代表。
『月刊商人舎』のマーケティング・広告営業を仕切る。
一方で、午前10時には、
『商人舎magazine』の
Monthly商人舎をページアップ。
『月刊商人舎』の拡充版。
5月号の記事をさらに充実させて再掲し、
magazineだけの連載を一挙にアップ。
連載陣はトップコンサルタントから
気鋭の実務家まで多彩。
まず、特集「ニッポンCRM元年」には、
ウェブ版で2本の記事を追加。
西脇紀男の「独創 CRM実践論」
河野正幸の「顧客軸視点と商品軸視点を融合させよう」
この後、さらに3本の特集追加原稿が、
順次、アップされる。
連載は次の11本。
関智美の新連載「小売りの暮らしカレンダー」
山本真砂美の「商売くらし歳時記」
常盤勝美の「王道のウェザーMD理論」
鈴木國朗の「売り方・販促に正しく檄を飛ばす!」
西川隆の「“本物の”店舗デザイン」
白部和孝の「人時生産性と正面から向き合え!」
嶋内仁の「〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論」
浅香健一の「スーパーマーケットのM&A対策」
設楽清美の「多様化・増加する労務トラブル解決法」
田中実の「ホスピタリティ実践講座」
朝川康誠の「サービスビジネス考現学」
今月号は長編ばかり。
皆さんに、健筆を奮っていただいた。
ぜひ、読んでほしい内容ばかり。
さらにWeekly商人舎には、「目玉講義」。
土井弘さんの「日記調査と生活導線マーケティング」。
実に役に立って、面白い。
みなさんは「got milk?」キャンペーン、
知っていますか。
アメリカの広告大賞をとったキャンペーン。
牛乳を売ろうとしたら、
牛乳を売り込んではいけない!
その秘密が書かれている。
さて、『月刊商人舎』年間購読者には、
アクセス権を5つ差し上げる。
パソコンからでもスマホからでもタブレットからでも、
いつでもどこからでもアクセスできる。
それが『商人舎magazine』のコンセプト。
ぜひ、ご贔屓を。
グランド創刊成って、
絶賛発売中。
ただし『月刊商人舎』+『商人舎magazine』、
産地直結の年極方式です。
よろしく。
そんなあわただしかった今日、
午前中に来客あり。
パナソニックES産機システム㈱の皆さん。
2時間ほど、情報交換とアドバイス。
昼食は全員で、
商人舎の向かいにある鰻の老舗・野田岩。
鰻が焼きあがるのを待ちながら、
ここでもサジェスチョン。
そして鰻重。
元気が出てきた。
左からEMS営業推進チーム担当課長・白川康裕さん、
営業戦略チーム主事・馬場麻紀さん、
経営企画グループ事業戦略チームリーダー・秋本直行さん、
マーケティングプロモーショングループ主事・湯村真之さん。
私の横は、長い付き合いの阿久澤光明さん。
パナソニック㈱都市環境商品営業企画部参事。
奥には松井康彦さん。
鰻の元気を維持しながら、
夕方には目白へ。
学習院マネジメント・スクールの講義。
ディマンド&サプライチェーンマネジメント基礎コース。
スクール開講挨拶は、
名誉教授の湯沢威先生。
私は毎年、
このスクールの最初の講義「流通概論」を担当する。
今年は、29名が参加。
18時45分くらいから2時間半、
21時15分まで。
この講義では、
パラダイムの転換に関して、
丁寧に時間を割く。
「流通概論」を展開するにあたって、
静的な構造論だけでは、
正しくそれを把握することにならないからだ。
流通業のダイナミズムを描かねば、
「概論」にはならないと考える。
その後、業種・業態・フォーマット、
コモディティとノンコモディティ、
そしてポジショニング戦略まで、
重要なテーマを一気に語った。
この講義は、私にとって、
意義あるものだ。
それは故田島義博先生の創設されたスクールであり、
上田隆穂先生が校長を務められるコースだからでもある。
私は田島先生のご遺志を、
少しでも継いでいる気になって、
力が入り、時間を延長する。
あぁ、疲れた。
講義の後はポットラックで懇親。
ここでも質問に応えて、
身振り手振りで講義。
ご清聴を心から感謝したい。
最後に、全員で写真。
最近、この写真も恒例になったが、
私の課したレポート、お忘れなく。
今日も充実した日だった。
今月の商人舎標語。
「商売は科学だ」
学習院大学に来ても、
もちろん立教に居ても、
さらに商人舎オフィスでも、
サイエンスを志さねばいけない。
それを強く感じた一日だった。
みなさん、充実した週末を。
〈結城義晴〉