今日は東京・池袋の立教大学。
蔦の絡まる本館。
蔦の絡まるチャペルで
祈りを捧げた日
夢多かりし あの頃の
思い出をたどれば
懐かしい友の顔が
一人一人 うかぶ
重いカバンを抱えて
通ったあの道
秋の日の図書館の
ノートとインクの匂い
枯葉の散る窓辺
学生時代
ん~、懐かしい。
ペギー葉山の歌声。
根上淳とは芸能界のおしどり夫婦といわれた。
調べてみると1964年発売。
平岡精二作詞・作曲。
曲名は「学生時代」。
ちなみにこの歌の舞台は立教ではなく、
青山学院大学。
立教の校舎内は、
シックにできている。
銀杏の木にも、
葉が茂ってきた。
そして第一食堂の前庭。
右端に紫陽花が見える。
キャンパス内、
緑、みどり。
二十四節気では「小満」の週。
「万物盈満すれば草木枝葉繁る」
まさにこれ。
今日は、大学院・結城ゼミ。
一人ひとりが、
修士論文の「はじめに」を書いてみる。
結城ゼミ恒例。
この時期に全文を書き終わって、
研究の目的や研究の方法を確認するがごとく、
「はじめに」を書く。
するとおぼろげながら、
全体を展望することができる。
そして今、自分がしなければならないことが、
見えてくる。
私が添削しつつ、
全員で意見を交わし合う。
いいゼミでした。
さて昨日の午後は、
銀座のフェニックスホール。
一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会。
PCSA。
その第12回定期社員総会。
この総会の中で、
第8回学生懸賞アイディア・エッセイの、
表彰式が行われた。
私は、第1回からずっと、
審査委員長を務めている。
今年は31作品の応募があった。
その中から厳選な審査のうえ、
4名の4作品が選ばれた。
最優秀賞は稲川寛明さん。
武蔵大学大学院2年生。
政府、経済、家計という三要素と、
パチンコ産業とのかかわりから、
論述を展開し、
大作を書き上げた。
優秀賞は3名。
青森大学・大芦圭央さん、
江戸川大学・原田香緒里さん、
愛媛大学・橋本憲太朗さん。
講評は審査副委員長の斎木純一さん。
日本工業新聞社常務取締役。
フジサンケイビジネスアイを発行している。
委員長の私は総評。
パチンコ業界産業化と、
イノベーションのために必要なことを、
それぞれが独自の視点で述べた。
そのことを高く評価した。
そして記念撮影。
業界紙誌のカメラマンがシャッターを押す。
左から、
人事問題研究部会リーダーの上林浩和さん、
このイベントの主催責任者。
隣は、12期PCSA協会代表幹事の佐藤公平さん、
㈱ダイナム社長。
真ん中は受賞者諸君。
左から橋本憲太朗さん、原田香緒里さん、
大芦圭央さん、稲川寛明さん。
そして私と斉木さん。
夕方からは場所を移して、
情報交換・交流会。
私は受賞者と一緒のテーブルで、
料理とビールと会話を楽しんだ。
はじめに13期PCSA代表幹事、
金本朝樹さんがあいさつ。
長野県の㈱アメニティーズ社長。
久々に登場した佐藤洋治さん。
㈱ダイナムジャパンホールディングス社長。
昨年6月に香港上場を果たし、
現在、その香港に居住。
ワンアジア財団を主催し、
アジア各地の200の大学を支援するなど、
グローバルに活躍。
相かわらず、すごい人だ。
㈱ニラク取締役の谷口龍雄さんもお元気。。
私も月刊『商人舎』発刊の報告を兼ねて、挨拶。
何より、会場を沸かせたのは、
㈱大商会長の国澤良幸さん。
弁舌鋭く、ユーモアたっぷりに、
会を締めてくれた。
さて日経新聞の総合欄。
「イオン、格安文具店
3万品目を3割引き」
店名、すなわちバナーは、
「ぶんぐのまち」。
売場は500~800㎡。
出店は、まず、自社の総合スーパー、
そしてショッピングセンター。
さらに徐々に路面店の出店も計画。
首都圏など三大都市圏で、
2013年度に10店、
2020年度に100店体制を目指す。
品揃えは、筆記具やノート、ファイルなど、
いわゆる文具、文房具。
英語でstationery。
そのナショナルブランド商品が中心。
記事では「多様な色とサイズ」とあるが、
SKUを増やして約3万。
記事には「3万品目」とあるが、
3万SKUだろう。
品目は英語ではitem、
単品がStock Keeping Unit。
パイロットのボールペンは73円、
キングジムのA4判ファイルは648円。
大半がメーカー希望小売価格の30~35%引き。
アソートメントはイオンやマックスバリュの4倍。
面白いフォーマット開発ではあるが、
これについては一言あり。
イオンの意欲的開発だが、
日本は周回遅れ。
アメリカはもっと進んでいて、
この業態の次のフォーマットの時代に入っている。
それは来週、
商人舎magazineの、
Weekly Specialで書こう。
では皆さん。
良い週末を。
〈結城義晴〉