結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年05月27日(月曜日)

『商人舎』5月号第2弾公開「ニッポンCRM元年!!」続編のおススメ

Everybody! Good Monday!
[2013vol21]

2013年第21週。
5月最終週で、
週末の土曜日から6月。

ひるがへる旗の如くに夏来たる
〈朝日俳壇 神戸市・大塚英登〉

もひとつ。
ゴスペルを歌ふがごとく夏は来ぬ
〈朝日俳壇 鶴ヶ島市・渡辺隆〉

夏は、
勇ましく、
元気に、
やって来るらしい。

ならばこちも、
勇ましく、
元気に、
その夏を迎えたい。

それが今週の在り方だ。

さて、今朝、
商人舎magazineで、
5月特集の第2弾を公開した。
5月の特集は、
「ニッポンCRM元年!!」

その第2弾は、
3本のコンテンツでできている。

Web Magazineは実に便利だ。
新しいコンテンツや情報、新しいケーススタディを、
どんどん付け加えることができる。

第1のコンテンツは、
サンキュードラッグ社長平野健二の「CRM三昧」
結城義晴書き下ろし。

ドラッグストア業界で最も、
カスタマーリレーションシップに熱心な会社。
福岡県北九州市を中心に、山口県下関市まで、
ドラッグストアのドミナントを築くサンキュードラッグ。
年商194億円、64店舗。

その経営戦略。

第2のコンテンツは、
【OUTLINE】ダンハンビー社
「テスコ、クローガーのFSPを推進」
世界28カ国でFSPのコンサルティングを展開する。
その全貌。

そして第3のコンテンツは、
リテールCRM最前線
「小が勝つ」時代とMeコマース!

米倉裕之の書き下ろし。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱代表取締役社長。
こちらは日本のID-POS活用マーケティング会社。

米倉さんが紹介する「Meコマース」、
実に面白い。

そこで5月号の特集の目次は、
以下のようになった。

特集「ニッポンCRM元年!!」

Cover Message
2013年5月
表紙の言葉。
「顧客を知れ!」
よく言われることだ。
しかし、あなたは自分のお客のことを
どれだけ知っているだろうか。
顔を見知っているか。
名前を憶えているか。
何をどれだけ買ってくれるか、
わかっているか。

【Message of May 2013】
商売は科学だ
リテールをサイエンスせよ。
いや、商売は勘と経験だ。
あなたは、どっち派?
現代の消費社会と情報社会を鑑みれば、
明らかに、サイエンス派が有利に見える。
しかし・・・・・・・・・。

ヤオコー川野幸夫会長インタビュー

「お客様のことを知らないと商売はできない」
聞き手: (株)商人舎代表取締役社長 結城義晴

【結城義晴の渾身提言】
FSP&CRMで商売を徹底科学せよ!

小売業上位30 社「ポイントカード導入」状況
編集部

[スーパーマーケットのケーススタディ]
FSPの老舗「オギノの16年」
荻野寛二社長が語る「顧客視点」の営業イノベーション物語

[ドラッグストアのケーススタディ]
サンキュードラッグ社長平野健二の「CRM三昧」
結城義晴

【OUTLINE】ダンハンビー社
「テスコ、クローガーのFSPを推進」
渋木克久
FSPテクノロジーのABC
「顧客ID付POSデータ活用法を明かす法」
小林麻理

リテールCRM最前線
「小が勝つ」時代とMeコマース!
米倉裕之

【新連載】
西脇紀男の「独創 CRM実践論」 (1)


顧客軸視点と商品軸視点を融合させよう

河野正幸

いかがだろう。

一度、商人舎5月号を読んだ人も、
もう一度、通しで復習をしていただきたい。

FSPとCRMの全貌を理解し、
最新の動向を知って、
それを活用することができる。

商人舎magazine。
お楽しみいただきたい。

今日のWeekly商人舎は、
「今週の販促企画はこれだ」
鈴木哲男先生の「重点商品の定義」が紹介されていて、
これは勉強になる。

さらに夕方にかけて、
Daily商人舎にニュースが公開。
「Delhaizeアメリカ、展開する2バナー売却へ」

さて、日経新聞。テレビ東京の調査では、
安倍内閣支持率68%。

しかし、景気回復を実感しているかという質問に対して、
「実感している」の回答は22%、
「実感していない」は66%。

まだまだです。

菊の花さくらの花も野の花も
のどかに咲きたし右をむかずに

〈日経歌壇 三郷・小野京子〉

右傾化への警告。
野の花が、いい。
九が好き憲法九条坂本九
第九合唱野球の九回

〈朝日歌壇 新潟市・伊藤敏〉

これも改憲への牽制球。

しかし国民や消費者の
泣きながら生まれ来たりしこの世ゆゑ
なにがなんでも笑ひて去らむ

〈日経歌壇 さいたま・松永浩司〉

達観した心境だが、
国民や消費者の実感のいたるところは、
いつも、このあたりにある。

さて日経新聞の月曜日の社説。
「農業を考える
市場に目を向け経営感覚を磨け」

「日本の農業が産業として育つためには、
それぞれの農家が市場の動きに目をこらし、
生産と販売手法に反映させていくことが重要だ」

その通りだと思うし、
ここにある「農業」を「商業」に置き換えても、
そのまま当てはまる。

すなわちマーケティングせよ、と訴えている。
5年ほど前に私が農林水産省に提起したことと同じ。

さらに、
「農産物の買い手である消費者と企業に対して、
栽培の工夫や品質の強みを
的確に伝える努力も求められる」
「アピールやプレゼンテーション」が重要である。

「内外の市場を開拓し、
農産物の付加価値を高めるために
農家はつねに買い手を意識し、
経営感覚を磨いてほしい」
これもコンシューマーやカスタマーを意識し、
マネジメントを確立せよ、ということ。

「海外産地を脅威と考え、
守りを固めるだけでは国内農業は成長しない。
海外の生産者がどのように市場を開拓しているのか、
日本が『攻めの農業』をめざすなら
学ぶことは多いはずだ」

海外に学べ。

日本商業も海外から学ぶことは、
まだまだ多い。

「安倍晋三首相は農産物の付加価値を高め、
輸出を伸ばすことで
農家の所得を10年間で倍増させる成長戦略を打ち出した。
だが、肝心の農家が競争力を強めようと意識し、
創意工夫を打ち出さなければ所得は伸びない」

「農家が新たな付加価値を生むためには、
市場での活発な競争が必要だ」

競争原理の導入と、
それへの参画の意欲である。

「政府に求められるのは横並びの保護ではなく、
思い切った規制改革で
農家や企業が自由に競争できる環境をつくることだ」

ただし、社説はそう主張するものの、
今、規制はどんどん強化されている。

「消費税還元」を銘打ったセールの禁止など、
その典型。

強い政府は、規制を強める。

それでいて成長の三本の矢をいう。
これは明らかな矛盾。

だとすれば、商業、農業、
自ら、変わる以外にない。

こんなにも咲き誇るカーネーションよ
明日の半値も知らされぬまま

〈日経歌壇 福島・横山ひろこ〉

皮肉たっぷり。
牛乳をあたためて飲むそれだけの日曜
モンシロチョウがとぶ

〈日経歌壇 南丹・野寺夕子〉

売場から買われた牛乳も、
こんなふうに飲まれたら、
うれしいだろう。

牛乳とモンシロチョウの白。
日曜日も、どこか白が似合う。

いい歌です。

農業よりも商業は、
ちょっとだけ前を行っている。

私の九州の一族は、
いまだ、半農半サラリーマン。

だからそれは実感としてわかる。

ちょっとだけ前を行っている私たちは、
前を向いて、ずんずん進まねばいけない。

われわれにはPOSシステムもある。
ID-POSも役立てることができる。

そして何より、
カスタマーとリレーションシップを結ぶことが可能だ。

決して後ろ向きになってはいけない。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

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