帰国しました。
あっという間の3泊5日。
タイはバンコク・スワンナプーム国際空港で、
万代社長の加藤徹さんらと別れて、
私だけ別便で日本の東京成田国際空港まで。
乗り込んでから、7時間くらいかかった。
現地時間で夜の23時30分搭乗、
日本時間午前8時10分着陸。
時差2時間。
ん、計算が合うね。
ここのところ、3カ月くらい、
時差ボケが続いていたから、
機内でもあまり寝られず、映画など観た。
「ジョンQ 最後の決断」。
2002年制作のデンゼル・ワシントン主演。
良かった。
だから成田に着いてから、
どっと睡魔がやって来て、
11時前に帰宅して、湯につかって、
疲れをとったら、ぐっすり。
気がついたら、もう夕方。
原稿は2本あるし、
商人舎magazineの原稿チェックや、
ブログ書きもしなければならないし、
もう、通常モード。
さて、商人舎magazine。
Monthly商人舎6月号は、
既報の通り、
特集
Trader Joe’s
人・品・店のすべて
ご堪能ください。
Weekly商人舎のWeekly連載は、
昨日が、月曜朝一、
「6月3週の販促企画はこれだ」
今日は、
「常盤勝美の2週間ウェザーMD予報」
どちらもちょっと目を通しておいてください。
さらにDaily商人舎は、
今日2本公開。
①生団連会長代行にゼンショー小川会長兼社長
②ターゲットの新PB、Simply Balanced™
これらも知識商人、必須の情報です。
その生団連に関する国内ニュース。
昨日、ホテルニューオータニで、
国民生活産業・消費者団体連合会の総会、
その後、懇親会。
設立は平成23年12月2日。
国民の生活、生命、そして平和を守るために
衣食住の生活必需品に係る
メーカーや流通・サービス企業・団体、
それに国民生活を代表する消費者が、
団結して誕生した。
それぞれの利害を超えて集まった、
国民の「生活」のための団体。
その会長を務めるのが
清水信次さん。
ご存知、(株)ライフコーポレーション会長兼CEO。
そして日本チェーンストア協会会長。
「生団連は利害や損得を超えて、
災害、食糧、エネルギーの問題に対して
一生懸命に取り組んでいる」
87歳という年齢を感じさせないほどお元気。
その気迫に圧倒されそうなスピーチ。
消費増税については、
「税率アップに伴って、
外税表記にしないといけない。
時限立法ではいけない。
外税が本来の姿であり、
生団連としてはこのラインを死守する」。
戦争を経験している清水さんは、
いま日本の後世を本当に心配している。
だから、日本の国民生活のために
生団連が力になろうと必死だ。
懇親会に先立って開催された総会と理事会で、
清水さんの後継者ともいえる会長代行に、
小川賢太郎さんを選出した。
(株)ゼンショーホールディングスの会長兼社長。
言わずと知れた日本No.1の外食企業。
小川さんは、清水さんと一緒に、
小売・サービス業のために歩んできた同志。
だから、小川さんに、
これからの生団連を託した。
これから二人三脚で、
ぜひ頑張っていただきたい。
応援したい。
清水さんのスピーチの後は、
駆けつけた政治家のあいさつ。
まず参議院議員・山口那津男さんがあいさつ。
公明党代表。
続いて、農林水産大臣の林芳正さん。
自民党参議院議員。
そして、生団連副会長の柿沼トミ子さん。
埼玉県地域婦人会連合会会長。
乾杯の発声は、
消費者庁長官の阿南久さん。
阿南さんは元生団連副会長。
乾杯!
遅れて駆けつけた細野豪志さんも、
登壇し、あいさつ。
民主党代表の衆議院議員。
実に大勢の人が集まった生団連の総会懇親会。
生団連に対する期待の大きさが表れていた。
さて私のバンコク視察。
まだ2日目の前半しか紹介していない。
そのあと、テスコロータス・エクストラと、
ビッグCエクストラの、
真正面エクストラ激突を視察、
さらに高級スーパーマーケットや、
イオン・マックスバリュを訪れた。
3日目は、小型店とコンビニを中心に視察、
これも明日、明後日と、
このブログで紹介の予定。
そして最終日4日目。
朝、バスを飛ばして、
ちょいとアユタヤ遺跡を見学。
アユタヤは世界遺産に登録されている。
バンコクを北に約80km、
チャオプラヤ川沿いの史跡。
1351年、ラーマティボディ1世が構えた都。
仏教信仰が厚かったが、
周辺各国との戦争が絶えず、
1767年、ビルマ軍によって侵略されてしまう。
その時、ほとんどの仏像の首が切り落とされた。
合掌。
私たちはその後、
テスコ・ロータスの郊外店訪問。
ハイパーマーケット・スタイルの店。
原則を崩さず、
タイの地方生活者に、
イノベーションを提供している。
素晴らしい。
店を見たあとで、
物流センターを訪問。
生鮮食品とチルド、
さらにフローズンの4温度帯管理。
丁寧なレクチャーのあと、
センター内をくまなく巡っての説明で、
テスコの物流に対する考え方を充分に理解した。
これも再度、
ブログと商人舎magazineで詳解の予定。
それからバンコク市内に帰って来て、
最後の総括講義。
今回は、私自身はじめてだったが、
バスの中で視察したばかりの写真を、
パワーポイントに編集して、
ビジュアル解説を入れた。
そのため、2時間びっしり。
万代ドライデイリー会のタイ研修会。
タイ小売業協会専務理事のチャチャイさん、
コーディネート兼通訳の阿部俊之さん、
そして参加のメーカー、卸の皆さんに、
心から、感謝したい。
(まだまだ続きます)
〈結城義晴〉