結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年07月31日(水曜日)

イオン記者懇談会と「日本の卸売業調査」とユニクロの早仕掛け

2013年7月最後の日。
お疲れ様。

明日から8月。
その明日1日の午後1時から、
「商人舎magazine」の、
「24時間無料見放題キャンペーン」

商人舎magazineは、
ウェブサイトとして、
三層構造になっています。

第1画面が、表の商人舎magazine。
第2画面が、5つのブロックの表画面。
つまりMonthly商人舎、
Weekly商人舎、
Daily商人舎、
PhotoGallery、
Database。

この第2画面までは、
だれでも見ることができる。

しかし仕事に使おうとしたら、
第3画面に入らねばならない。

そこに記事や情報、理論やノウハウ、
提案やアイデアが書き込まれている。
第1画面と第2画面は、
週刊誌の電車の中吊り広告と同じ。

その第3画面以下、
全てをお見せしようというのが、
明日のキャンペーン。

ただし、すべての記事には著作権があって、
著作権法32条2項によって、
転載を禁じます。

そのあたりよろしく。

さて7月最後の日、
私は、軽井沢。
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大好きな中軽井沢カントリークラブで、
ゴルフを楽しむ。

18番ホールから浅間山を望む。
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心からリフレッシュ。
全ての人に感謝したい。

そしてその後は、
仕事に邁進する。

軽井沢から帰京して、
東京駅。
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東京會舘で、
イオン㈱主催の東京記者懇談会。

写真禁止なので、
せっかくのツーショットは、
ご紹介できないのが残念。

最初に岡田元也社長の挨拶。
実に率直に、正直に、
オピニオンを語ってくれた。

この内容はメモしてあるので、
Weekly商人舎のSpecialで詳解しようか。

その後、懇親。

私は岡田卓也名誉会長相談役と、
ずっと話し込んだ。

売上税導入阻止の時の経緯と、
消費税導入の際の動静など、
岡田卓也の「歴史の証言」を、
じっくりと独占インタビュー。

岡田さんは、
「士農工商の序列」に対して、
いまだに強い反骨の意志をもっている。

それから岡田元也さんはもちろん、
イオン㈱取締役会議長の林直樹さん、
㈱カスミ会長の小濵裕正さん、
イオンリテール㈱社長の梅本和典さん、
イオン専務執行役の内山一美さん、
㈱いなげや社長の成瀬直人さん。

多くの方々と交流。

有意義だった。

中締めは、
イオン専務執行役のジェリー・ブラックさん。

実にわかりやすい英語で、
デジタル・IT・マーケティグの戦略を語り、
最後に中国・アセアンの現状を整理してくれた。

お土産はトップバリュの製品。
これはいつも感心させられる。

プライベートブランドは、
粗利益が高いから売るのではない。
わが社にしかない商品だから、
ポジショニング戦略のために販売する。

だからマスコミにも、
地域コミュニティにも、
どんどん配る。

その意志をイオンは、
絶対に忘れない。

さて日経MJに、
「第42回日本の卸売業調査」。
消費産業部次長の白鳥和生さんが、
的確な分析を一面に書いている。

こういった論説が、
一面に掲載されるのは、
実にいい。

最近は巻頭言すら廃止してしまった月刊誌が多い

白鳥さんのコメント。
「商品を右から左へ流すだけで得られる
『売買差益』に偏った収益構造の
旧来型卸の苦戦が目立つ」

卸売業の現状を一文で表す。

1962年発刊の林周二著『流通革命』を、
白鳥さんは引き出す。
昨年がちょうど発刊50年だった。

この本の趣旨は、
「機能なき卸は淘汰される」という指摘。

白鳥さんは、提言する。
「林氏が指摘した『機能』を
卸売業界は改めて問い直すべきだ」

私もまったく同感。

詳しくは今日の日経MJを読んでほしい。

日経本紙で目立った記事は、消費欄。
「ユニクロ、国内全店でカシミヤ商品」

8月中旬から本格的に、
カシミヤ100%の衣料品を、
国内全店で販売する。

この7月の終わりに、
8月中旬からカシミヤを売る発表。
まさに「早仕掛け」

私はこれに衝撃を受けた。

「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」
これが現在の商売の鉄則。

ユニクロは速い。

Fast Retailingというが如し。

しかしカシミヤは素材確保が難しい商材。
2010年から一部店舗に限って品揃えしていた。
それが最近は国際相場が安定。

昨年の10倍以上の調達が可能となった。
だから昨年比3~4割安の低価格で販売。
今秋冬で約590万点の売上げ予算。

「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

まずは「早仕掛け」。

明日から8月。
「早仕掛け」の種を探していくのも、
8月の仕事だ。

〈結城義晴〉

2013年07月30日(火曜日)

カネボウ美白化粧品回収問題と「顧客を向いている」ということ

カウントダウン。
あと2日。

商人舎magazine。
月刊『商人舎』のWeb版。
「24時間無料見放題キャンペーン」
8月1日13時~2日13時。

是非是非、見てください。
読んでください。

その商人舎magazineは、
5部構成。

第1がMonthly商人舎。
二つに分かれている。
特集と連載。

特集は一本主義。
紙の月刊『商人舎』はオールカラー48ページ、
その中に7月号では特集記事が7本。
網の商人舎magazineの特集記事は16本。
つまり補強されて、特集が深掘りされている。

連載は紙の『商人舎』には掲載されていないが、
網の商人舎magazineには10本。

しかも7月号が露出されているが、
ページ右段の「月刊商人舎バックナンバー」から入ると、
過去のすべての号が出てくる。

商人舎magazineの第2は、
Weekly商人舎
これも二つに分かれている。
一つがWeekly Special。
週間特別企画。
1本の場合もあれば、2本入る週もある。
先週は、
「イトーヨーカ堂・ダイイチ
資本提携の衝撃と再編加速の予感」
「現場発! 最新アセアン事情」

もうひとつが、
Weekly日替り連載。
月曜日は「朝一 今週の販促企画」
火曜日は「2週間ウェザーMD予報」
水曜日は「勝手に企業サイト拝見」
木曜日は「今週のお惣菜」
金曜日は「売れ筋&リピート品目がわかるABCLランキング」

土・日はお休み。

商人舎magazineの第3は、
Daily商人舎
これも二つに分かれている。
結城義晴のピックアップニュースの
Japan編とWorld編。

今日のDaily商人舎は、
「老舗SMのA&P、高級百貨店Saks、身売り」
もちろんWorldニュース。

ああ、とうとう、A&Pが売却される。
サックス・フィフス・アベニューも売られる。

しかしそれが現実。

このDaily商人舎World編を読んでいると、
世界中の小売りサービス業の動向を知ることができる。

昨日のJapan編は、
「6月商業販売統計の業態別売上げ・伸び率」
売上げ規模は、
スーパー>コンビニ>百貨店
しかし前年同月比伸び率は、
スーパー<コンビニ<百貨店

日々、重要なニュースをピックアップして、
お届けする。

商人舎magazineの第4は、
フォト・ギャラリー。
これは企業・店舗別写真集。

そして第5はデータベース。
これも二つに分かれる。
調査統計と企業決算。

第4と第5は申し訳ないけれどまだまだ。
今後、どんどん蓄積して、
使い勝手を良くする。

以上のニュースや記事、情報や理論は、
全てリアルタイムで掲載される。
しかもオールカラー。
網の商人舎magazineならば、当然のこと。

明後日、8月1日13時から、
「24時間無料見放題キャンペーン」
ご期待いただきたい。

さて今日は、午前中、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
定例取締役会。

FSPやCRMがブームのように隆盛している。
そのパイオニアのマーケティング・カンパニー。

こちらも大いに期待できる会社だ。

役員会が終って、
私が係るプロジェクトの打ち合わせをして、
その後、長野新幹線あさまに乗り込む。

行先は軽井沢。
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浅間山の頂は今日も、
雲に覆われていた。

宿泊はエクシブ軽井沢。
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オール日本スーパーマーケット協会トップの会。
夕食懇親会のあと、バーで懇談。
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荒井伸也協会会長、
前原章宏㈱とりせん会長、前原宏之社長、
田尻一サミット㈱社長、
井上保㈱関西スーパーマーケット社長、
曽根令三㈱田子重会長。

ゲストは山澤進㈱ヤマザワ会長。
メーカーからは、
黒崎英機あづま食品㈱社長、
福井正一フジッコ㈱社長、
中津直三㈱土佐屋商店社長。

ここに私が加わる。

有意義な会合。

さてカネボウ美白化粧品回収問題。
話がだんだん大きくなり、
すこしずつ露呈するという
最悪の経緯をたどっている。

最も詳しくて丁寧な日経新聞の報道を辿ってみる。
まず、7月5日の記事が初出。
「カネボウ、美白化粧品回収」
カネボウ化粧品の夏坂真澄社長が、
7月4日に記者会見して発表、謝罪。

「美白化粧品54品を自主回収する」。

化粧水や乳液に使う独自成分が原因で、
肌がまだらに白くなる「白斑」の症状が確認された。

症状は39件が報告された。

回収対象は
2008年9月販売開始の8ブランド54製品。
市場に出回っているのは約45万個。

4日午後9時までに、
問い合わせは約1万5000件。

次の報道は、7月24日。
「カネボウ、さらに打撃」

「カネボウは23日、2000人超の顧客が
美白化粧品による重い症状を訴えたと発表」

さらに25日の『真相深層』で、
「カネボウ美白化粧品問題、
顧客の声放置」

「肌がまだらに白くなる」被害を申し出た人が
19日までに6808人に達した。

この問題で最初に相談があったのは2011年。
カネボウは2年間「放置」したことになる。

カネボウは2009年、
親会社花王の顧客対応システムを導入した。

しかしそれは活かされなかった。

「花王は生産やマーケティング担当者らが、
毎朝出社すると、自分の担当業務に関する声が
寄せられていないかを調べるのが日課」

ここに寄せられる相談は年間17万件。

カネボウは今回、
相談を受けた担当者がまず、
医師の受診と結果の報告を依頼。
「化粧品が原因ではなく、
利用者の体質による症状」との診断結果を得、
「フォローの必要のない相談」に分類し続けた。

カネボウは専門店での対面販売を得意としてきた。
だから店頭こそ顧客との接点との意識が強い。

小売業やサービス業にも、この意識は強い。

だからカネボウには、
本社に寄せられた相談を
日々確認する花王のような文化はない。

その結果、問題は見逃され続けてきた。

そして今日7月30日夕刊。
「花王、カネボウと顧客対応を一本化」

とうとう花王が動き出した。
様々な機能の一本化。

つまり花王の信用によって、
カネボウを防御し、
再発を防止する意図。

第1にコールセンターの運用体制を一本化。
花王は100人、カネボウは20人規模で、
それぞれ別に対応してきた。
組織を統合して情報の共有を進める。

第2に情報分析についても花王の手法を採用。

第3にカネボウ品質管理部門と
花王の品質保証部を統合。

再発防止のためグループの連携を強化する。

こうして日経新聞の報道を、
追いかけてみるだけでも、
後追い対応が浮かび上がる。

しかし今日の花王の本腰を入れた対処は、
両者の真の一体化を予感させる。

企業はいつも、
顧客のほうを
向いていなければならない。

それは現場でも本社でも、
店舗でも本部でも。

小売りサービス業は、
店頭という現場を直轄している。
店頭では顧客と直接、相対している。

だから「現場で解決」という意識が強い。

しかし現場も本部も、
ビンビンと響くアンテナを張って、
いつも顧客のほうを
向いていなければいけない。

〈結城義晴〉

2013年07月29日(月曜日)

巨匠コトラー「マーケティングは日本を救う」の「結局、儲ける」

Everybody! Good Monday!
[2013vol30]

2013年も第30週に入りました。
7月最終週にして、
8月の第1週。

このように表現するのが面倒なので、
年の初めから勘定して、
第30週。

会社ならば期の始まりから勘定して、
第〇週とするのがいい。

1年は52週。
13週×4で52週。

13週が四半期、クォーター。

これならば、科学的な数値管理ができる。
そして月はサブ的に販促の期間とする。

こちらも、お客様の生活が月単位で進んでいるから、
無視はできません。

しかしお客様の生活は、
週単位が基本。

子どもたちの学校のカリキュラムも、
主婦のライフスタイルも、
亭主の会社の勤務体系も、
テレビの番組も、
週単位。

週を基本にDataを蓄積し、
月は第二の要素にする。

それがWeekly Management。

その第30週。
8月への切り替え。

詳しくはWeekly商人舎
「月曜朝一 今週の販促企画はこれだ」。

商人舎magazineは、
お役にたちます。

そして8月1日13時~、
「24時間無料見放題キャンペーン」。

ご覧ください。

そして購読者になってください。
1冊につき、5人分のID&パスワード。

換算すると月に1人300円。

是非是非、購読者になってください。

さて、夏の甲子園大会へ向けて、
各地で代表校が決まってきた。

ああ、夏だ。

そう実感するのが、今週。

かき氷テレビの中の球児たち
〈朝日俳壇 一宮市・岩田一男〉

かき氷をつつきながら、
テレビ観戦する地方大会。

地方大会にこそ、
球児たちの青春がある。

球児以外の子どもたちは夏休み。

校長がどぼんとプール開きかな
〈日経俳壇 小山市・篠崎利男〉

愉快な校長。

今週末の土曜日は、
土用二の丑。

絶滅の危機ある鰻に詫びながら
妻と食べゆく年金日かな

〈日経歌壇 沼津市・岩城英雄〉

つつましい鰻の食事。
それでも鰻はいい。

さて今日は一日、商人舎オフィス。
オフィスにいるときは、
来訪者。

夕方、イオンリテール㈱の堀江泰文さん。
取締役兼常務執行役員。
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8月1日に講演をする。
その事前説明を丁寧にしてくれた。
マイカル出身の堀江さん。
懐かしい話に花が咲いた。

続いて、野渡和義さん。
ユースキン製薬㈱社長。
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8月31日に、講演させていただく。

野渡さんは、
中学高校の器械体操部の先輩。
横浜の私立聖光学院。

商人舎オフィス前の野田岩で、
鰻三昧で、こちらも懐かしい話。

ご訪問くださって、心から感謝。

さて昨日の日経新聞「日曜に考える」。
フィリップ・コトラー登場。
もう82歳。

タイトルは、
「マーケティングは日本を救うか」。
コトラーの結論は、明快に「イエス」。

それどころが、「まだまだ、全然足りない」。

現在、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授。

日本の失われた20年ついて。
「『よりよい製品をより安く作る』ことにかけて、
チャンピオンだった」

「でも、イノベーションで
成長したものではありません」

「成功はいいことですが、
若干、守りに入っていましたね。
失敗を恐れすぎています。
そこからは成長は望めません。
チャンピオンということで、
傲慢にもなっていたのだとみています」

「最も重要なことは
戦後の日本をけん引してきた松下幸之助、
本田宗一郎、盛田昭夫のような
創業者でクリエーティブな考えを持つ人材の系譜が
途絶えてしまったことです」

日本への注文。
「マーケティングに必要な4つのPを提唱しましたが、
日本ではまだ理解が進んでいない気がします。
マーケティングそのもののステータスが低い」

4Pとは、
product=製品、price=価格、
place=流通、promotion=販売促進。

マーケティングを、
「プロモーション」とだけ捉えている。

「製品開発をはじめ、
価格や流通の販路の決定についても、
関与の度合いが弱い」

つまり4Pのうちのpromotionとしか、
マーケティングを捉えていない。

だからコトラーは、
CMOの重要性を説く。
CMOとはチーフ・マーケティング・オフィサー、
最高マーケティング責任者。
イオンでは、
先日お会いした堤唯見さんの今の立場。

CEO(最高経営責任者)、
CFO(最高財務責任者)などと並んで、
CMOが必須だと主張する。

「マーケティングは、
営業部門が受け持つものではない」。

「CMOは市場と深く関わり、
どのような商品を先々作るのかということに
参画しなくてはいけません」

「CMOは経営の意思決定を行う立場にいて、
このキャリアを経てからCEOに就いて
経営全般を見るのがいい」

「マーケティングによって
製品や組織を変えることができる」

「マーケティングを
サービス機能やコミュニケーションの手段とだけ捉え、
企業が目指すべき重要な役割を担えることに
気づいていない」

このあたり従来からの主張。

「自社について、顧客により深く理解してもらい、
頼るくらいの特別な感情を持ってもらうまでの
関係を築くことが大切です」
これは関係性マーケティング。

「顧客が企業に求めるのは
社会的な問題に配慮し、
ビジネスにはまだ直結しなくとも
地域社会に貢献している姿勢です。
一連の取り組みが認知されれば、
その企業は尊敬される存在になりえます」
これはソーシャル・マーケティグ。

最後にインターネットとマーケティング。
「市場はより民主化されました」

「生活者だけでなく、
企業も積極的に発信ができます。
フェイスブックなどのSNS(交流サイト)を使って、
生活者と対話することも可能になりました」

「30年には広告費の5割が
こうしたSNSで占めることになるでしょう」

ビッグデータが変えたもの。
「調査対象がサンプルからすべての人に広がり、
掘り下げることができるテーマも格段に増えました」

フィリップ・コトラーのインタビューを読んで、
感じた違和感。

インタビュアーの認識が固まってもいるのだろう、
まずは、メーカーのマーケティングばかり、
話題にしている。

もっともっと視界が
開けるような内容がほしかった。

次のコメント、どう見るだろうか。
「顧客増が大切なのです。
先進国ではさまざまな商品やサービスが
あふれています。
なぜ、そうした環境で売れないのかを考えれば
答えはこうなります。
『自分の会社に目を向けてくれる顧客が少ない』のです。
足りなければ顧客を増やすしかありません」

その客数増の方法。
「新興国への取り組みです」

「これまでのマーケティングは
お金のある先進国などにいる20億人を対象としてきました。
これからは新興国などの50億人も含めて考えるべきです。
富の集中は豊かな国も傷つけます」

「なぜかと言えば買うべき人の減少につながり、
結局、もうけることができなくなるからです」

言葉尻を捕らえるようで恐縮だが、
フィリップ・コトラーは、
「結局、もうけること」を考え、
教えてきたのか。

聞き手と翻訳者との知見のレベルが、
interviewの内容を規定してしまうのか。

それともフィリップ・コトラー、
いささか年を取ったのか。

『マーケティング3.0』発刊は、
米国で2010年5月。
まだ79歳で、これも共著だった。

コトラーも、
成熟社会でのマーケティングの難しさを、
正直に語ってくれたということか。

私たちは現場で、
その難しいことに取り組もう。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年07月28日(日曜日)

ジジのクールな変身[日曜版2013vol30]

ジジです。
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すっかり、スリムになりました。
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きもちいい。
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こんなだった。
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ハコのなかも、
すきだった。
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毛があって、
あったかかったから。
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でも、あつい夏。
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全身をトリミング。
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ジャングル大帝レオ・カットです。

毎年のことですが、
ほんとうに、きもちいい。
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でも、ちょっと、
はずかしい。
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うごきやすい。
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かるい。
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はやい。
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だから家のなかを、
あるきまわる。
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しずか。
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ボクの世界は、
このおうちのなか。
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あるきまわるのが、
すきになりました。
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ボクはシッポが、
気にいっています。
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ボクのねどこのまえ。
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ハコがボクのねどこ。
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トリミングしてから、
ここもすきです。
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テーブルのしたの、
ベンチのうえ。

まだまだ、
あつい夏は、
つづきます。
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おとうさんも、
あつさに、
まけないように。
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ボクもいい子にしています。

「ありがとう」
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そこをかいてもらうのは、
きもちいいんです。

元気を出して、
いきていきましょう。
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クールな元気、
でてきました。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年07月27日(土曜日)

宮崎駿「力を尽くせ」とヨーカ堂・ダイイチ提携の「経営理念の合致」

昨日の東北仙台地区。
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青田に霧雨がかかる。

まるで避暑地に来た気分。

今日は全国各地で、
花火大会が開催された。

浴衣姿のお嬢さんたちが、
涼しさを届けてくれる。

宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』。
日経新聞の文化欄で、
文化部記者の関原のり子さんが書く。
「反戦の心、戦闘機に乗せて」

宮崎監督はもう72歳。

主人公は飛行機設計技師・堀越二郎。
零戦の設計者。

柳田邦男のノンフィクション『零式戦闘機』は、
私の物書きとしての原点の一つだが、
この映画は堀越二郎に、
文学者・堀辰雄をオーバーラップさせてある。

関原記者が強調するのが、
イタリアの飛行機製作者カプローニのこと。
プローニはこの映画の夢の中で、
たびたび主人公に声をかける。
「力を尽くしているかね?」

これが作品を貫くテーマ。

堀田善衛の随筆集『空の空なればこそ』に、
旧約聖書の伝道の書からの引用がある。
「すべて汝の手に堪(たふ)ることは
力をつくしてこれを為(な)せ」。

宮崎監督のコメント。
「力を尽くせ、という言葉は
単純ではあるが胸に刺さった。
堀越二郎も堀辰雄もインテリ。
海外の文献を読み、自分たちが
(激動の時代の)どこにいるかよく分かっていた」

この後がいい。
「どんな状況であれ職業人は
その職業の中で
精いっぱいやるしかない。

力を尽くしても必ず見返りがあるわけではないが、
やっぱり力を尽くしてやった方がいいんです」

仕事を天職と受け止め、
「力を尽くす」

今月の商人舎標語、
「完全なるものを求めよ」

「力を尽くせ」に通ずる。

映画の中のセリフ。
「創造的人生の持ち時間は
10年だ。

芸術家も設計家も同じだ」

宮崎監督の述懐。
「根拠はないが、創意に満ちている瞬間は
10年ぐらいではないか。
20代の終わりから30代の終わりが
僕にとって一番創造的な時間だったと思う」

自分に厳しい人なんだなぁ、と思う。

10年か。

私の10年はいつだったのか。

20代から30代に
原稿を書きまくったあの10年か。
36の時、編集長になって、
本をつくり続けたあの10年か。
ブログを書き、月刊『商人舎』を創刊している
今の10年か。

はたまたこれからやって来る10年か。

「以前は午前1、2時まで働き、
9時からまた働き始めたが、
今では朝の2時間を体操など
自分の体のために費やさないと
仕事に出る気力がなくなってきた」

72歳の宮崎監督だから、
この境地に達したのだろう。

40代、50代で、これでは、
気持ち悪い。

作品をつくり終わった段階で、
「今は空っぽになることが必要。
最低でも半年はかかるだろう。
(次作は)それから考えればいい」

「力を尽くせ」

自分は力を尽くしているかと、
考える。

まず、自分から。

それなくして、
人に迫るのはいけない。

「力を尽くせ」

さて今週のWeekend News Summary。
1週間を振り返ると、
「イトーヨーカ堂・ダイイチ提携」が、
一番大きなインパクトを持っていた。

Weekly商人舎で、
私が急きょ、書いた。
「資本提携の衝撃と再編加速の予感」

日経MJの昨日の「総合小売り」欄で特集されている。
「道内スーパー売上高」の75%が、
3強によって占められている。

2011年の北海道内上位50社の売上高は、
1兆0928億円。

この数字からはイトーヨーカ堂が除かれているが、
第1位のアークスは27.5%を占める。
第2位のコープさっぽろ陣営は25.2%、
第3位のイオングループは22.7%。
第4位はホクレン商事の5.8%、
第5位が北雄ラッキーの4.1%、
そしてダイイチは第6位で2.6%。

イトーヨーカ堂北海道の売上げを全体に足し算して、
その上でイトーヨーカ堂・ダイイチ合計売上高シェアを出すと、
6.2%で第4位に入る。

ダイイチにとっても、
イトーヨーカ堂にとっても、
メリットの大きな資本業務提携だ。

この記事では、
ダイイチ鈴木達雄社長が、
イトーヨーカ堂・亀井淳社長に会ったのは、
今年7月9日だと書いてある。
「一気に基本合意した」

ダイイチは2006年9月期決算以来、
6年連続増収増益。
オール日本スーパーマーケット協会内でも、
優良企業の一つに上げられる。

だからこそ、この提携でも、
「今なら経営の自主性を
一定程度確保できる」

私は北海道のイトーヨーカ堂が、
ダイイチから学ぶことの方が多いと思う。

「水は高きから低きへ流れる」

セブン&アイ・ホールディングス鈴木敏文会長。
「提携先を選ぶ決め手は
経営理念が合うことだ」

まさに至言。

「PB供給や店舗網補完などの
短期的な効果は狙わない」

鈴木敏文さんの発言は常に、
経営原則に則っている、
長期的視野に立つ、
従って世間とは違う。

このセブン&アイの考え方も、
ダイイチにとって、
いい方向に動くことだろう。

故に、力を尽くしつつ、
再編は加速される。

良い週末を。

〈結城義晴〉

2013年07月26日(金曜日)

ヨークベニマル太子堂店オープニング取材と大高善興社長会談

東北の梅雨は、
明けていない。

昨日から仙台に入って、
そのことを強く感じる。

商人舎magazine

8月1日13時から、
「24時間見放題キャンペーン」
乞う、ご期待。
この商人舎magazineのなかの、
Weekly商人舎のWeekly日替り連載。
火曜日は人気の常盤勝美執筆。
『2週間ウェザーMD予測』

常盤さんによると、
「東北の太平洋側では少し
事態が深刻になりつつある。
気温が平年を下回る状態が続き、
日中の気温は25℃を少し超える程度で、
北東の冷涼な風の影響を受けることが多かった」

梅雨明けしていないだけでなく、
やませの影響まで受けている。

その仙台で今日、
ヨークベニマル太子堂
(たいしどう)が、
オープン。

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まことに残念なことに、
朝から雨模様。

しかし開店日らしく、
アドバルンが二つ上がっていた。
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オープンの3日間、開店は9時。
しかし顧客は列をつくって、
待っていてくれる。
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店頭では、甘酒の準備が進む。
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振る舞い酒。
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店内では、
ほとんど売場が出来上がり、
ミーティングも終わって、
記念撮影。
20130726201322.jpg

いちばん左に、
大高善興社長。
一番右に、
小林稔店長。
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間に地域のお客様。

雨が降っていることもあって、
店長判断で開店を15分繰り上げた。

開店のために、
最後の部門長円陣。
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そして開店。
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「心より、おめでとう」。

私はそうつぶやいた。

一丁目一番地に顧客が群がる。
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入り口付近の青果部門は、
あっという間に大混雑。
20130726201522.jpg

中通路の卵売場、
米売り場は、
オープン記念特売に、
顧客が殺到。
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もちろんレジ前エンドでは、福袋。
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オープン直後から、
レジは大混雑。
臨時レジを設けて、
二人態勢で顧客をさばく。
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10時ごろから外の雨は、
ひとしきり激しくなった。
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傘のサービス、
車まで運ぶサービス。
ベニマルならではの態勢。

ヨークベニマルの第180号店。
それが太子堂店。
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敷地面積3190坪、
売場面積791坪。
ワンフロアの食品スーパーマーケット。

駐車台数220台。

公表年商目標22億円。

この店舗の徹底紹介と、
ヨークベニマルの戦略分析は、
月刊『商人舎』8月号(8月10日発行)。
乞う、ご期待。

間違いなく日本最高峰の店舗。
私は「国際レベルに達した」と表現した。

ひと段落して、
9時15分から、
大高善興社長記者会見。
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場所は社員食堂。

写真真ん中は、橋本孝さん、
取締役執行役員企画財務室長。

企画財務室マネジャーの池田さやかさんが
世話を焼いてくれた。

大高さんは、
一気呵成に1時間ほど語り、
その後も30分ほど質疑応答。

大高さんが日本を代表する経営者であることが、
如実にわかる会見だった。

この内容も、
月刊『商人舎』8月号に掲載。
ご期待ください。

その後、私だけ残って、
二人の情報交換。
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東日本大震災のこと、
プライベートブランドのこと、
アメリカのリテールのこと、
チームマネジメントのこと、
大高愛一郎さんのこと、
私は率直に語った。

愛一郎さんは、
私がコーネル大学ジャパン副学長の時の、
事務局長。
私が最も頼りにした人物。
今、三井物産勤務で、
大高善興さんの甥。

もちろん商人舎magazineについても、
丁寧に説明した。

大高さんは月刊『商人舎』をいつも持ち歩いて、
熱烈に愛読してくださっている。

ベニマル社員のみなさん、
お取引先のみなさん、
月刊『商人舎』を読んでおいてください。
もちろん商人舎magazineも。

二人の時間はあっという間に終わり、
売場で握手しながら写真。
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握手しながら、
私は商業界イズムと「野越え山越え精神」のことを、
大高さんに話した。

大高さんには、いつまでも元気で、
リーダーシップを発揮し続けてほしい。
心底からそう思った。

そしてこのお二人。
取締役副社長の清野眞孝さん(真ん中)と、
開発室統括マネジャーの梅津文夫さん。
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清野さんとは、
30年来のお付き合い。
梅津さんには、
商人舎エコストア・セミナーで講演していただいた。

最後は、小林稔店長。
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東日本大震災の時、
石巻蛇田店の店長だった。

私が2011年4月7日に、
石巻を訪れた時、
小林さんはみんなの精神的支柱だった。

そして、その後の復興に、
獅子奮迅の活躍。

さらに今、
ヨークべニマル最重点店舗の、
オープニング店長。

この店の開店に、
凄いベニマルマンが参集していた。

私は嬉しかった。

ヨークベニマルが、
アメリカのクローガーやセーフウェイ、
パブリックスやHEバット、
そしてホールフーズやトレーダー・ジョーにも、
絶対に負けないスーパーマーケットであることが。

持てるだけの買い物をして、
ヨークベニマル太子堂店を後にした。

その後も、近隣の店舗の視察。
ヨークベニマルあすと長町店。
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太子堂店から700メートルの至近距離。

そしてザ・モール仙台長町。
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核店舗の西友は、
かつて300億円の年商を誇った。
食品だけで100億円超。

今、競争にさらされる中、
「カカクヤスク」のキャンペーン。

そしてザ・ビッグ仙台郡山店
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ご存知、イオンのディスカウント・フォーマット。

さらにマックスバリュ名取店。
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世界のウォルマート傘下の西友、
イオンのザ・ビッグとマックスバリュ、
そしてヨークベニマルは、
セブン&アイ・ホールディングス。

世界的な競争が、
仙台市の南側と、
名取市にかけた地区で展開されている。

そして、さすがにそれぞれが、
ポジショニングを確立している。

それはすなわち、
世界レベルの競争ということができる。

全てに共通する競争原理は、
標準化のとらえ方と、
フォーマットの位置づけ。

硬直化した思考回路の企業が、
この中からでも脱落していく。

〈結城義晴〉

2013年07月25日(木曜日)

「イトーヨーカ堂・ダイイチ提携」と「アベノミクス」もう一つの効用

夕方、東北新幹線で、
仙台へ向かう。
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山には霧がかかり、
緑は濃い。

涼しい。

郡山では、
イオンタウンが見えた。
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今日は朝から、
横浜商人舎オフィス。
私は商人舎magazineの原稿執筆。

Weekly商人舎のWeekly Special。
「イトーヨーカ堂・ダイイチ
資本提携の衝撃と再編加速の予感」

この問題には、
私なりの見解を示しておかねばと考えた。

だから2000字ほどのMessageを書いた。

㈱ダイイチの小西保男会長と鈴木達雄社長、
その判断を、私は支持する。

3月に鈴木さんと会って、
いろいろ話した時には、
こんな内容は一切出なかった。
しかしオール日本スーパーマーケット協会では、
「唯一の北海道企業」で、
だからいろいろ不利な点があると語っていた。

詳細は、Weekly Specialを読んでほしい。
8月1日13時から、商人舎magazineは展開する。
「24時間見放題キャンペーン」
今日のDaily商人舎は、
これまたロイター配信の衝撃的な記事。
「イオン、
香港SM1.4兆円企業売却に
応札か」

その額、40億ドル、4000億円。
ダイエー株の公開買い付け金額が、
403億円だからその10倍。

次々に凄いニュースが入る。

この件に関しては、
イオンのスポークスマンが、
否定しているそうだが。

さて、紹介しようと思っていて、
今日までそれができなかった記事。
日経ビジネスリーダー7月23日版。
流通の専門家・編集委員の中村直文さんが書く。
「活況! 格安店、
アベノミクス2つ目の効き目」  

「アベノミクス」で百貨店などで
高級品ブームが起こっているが、
全く逆の動きにも「効き目」を発揮している。

それがディスカウンター。

まず九州のトライアルカンパニー。
「29円のコーラや50円台の即席カップ麺、
2リットルで69円の茶飲料――」

面白いのが同社の幹部のコメント。
「いつもより少し高い価格帯の商品が売れる
『ちょい高』人気を受け、
『一時的に当社としては
高めの商品も店頭に置いてみたが、
反応はいまひとつだった』」

トライアルではメーカー品でも低価格志向が強い。
「山崎製パンのランチパックより、
安めのフジパンの類似品の方がよく売れる」

面白い。

トライアルは2014年3月までに、
国内40店の新店出店。
今期中に200店体制になる。

次も、九州のコスモス薬品。
ディスカウント・ドラッグストア。
既存店売上高が、
前年比5%以上プラスの月が多い。
2014年5月期決算では、
過去最高益更新の見通し。

出店も今期65店。
ローコスト店舗づくりは、
出店スピードを生み出す。

首都圏のオーケーも、
2013年3月期の既存店売上高は、
前期比3.8%プラス。

なぜ今、ディスカウンターが元気なのか。
中村さんの分析。

第1は、「昨今の値上げの動き」だ。
「原料高と円安で仕入れ原価が上昇。
小麦粉、食用油、牛乳……と
食品メーカーを中心に値上げ表明が相次いでいる」

そこで消費者は、
「実態以上に物価が上がりつつある」とのイメージを持つ。
そこでディスカウンターに顧客が流れるという構図。

第2は、「消費増税」。
これは私も指摘し続けている。

「今のうちに家計を見直し、
出費を抑える消費者も増えている」

イオン社長の岡田元也さんの指摘。
「再びDSが成長する」

イオンはPBを充実させて、
低価格志向の顧客を取り込む。

100円ショップも、
既存店売上高がプラスに転じている。
業界トップは大創産業だが、
2位のセリアと4位のワッツは、
5月・6月、2カ月連続のプラス。
3位のキャンドゥも6月には13カ月ぶりのプラス。

中村編集委員の観察。
「高級品とDSを活気づけたアベノミクス」

「政策効果が広く行き渡るには
2~3年かかるといわれるなか、
『効き目』の二極化の流れは
しばらく続く可能性が強い」

私はこの二極化は、
コモディティ・ディスカウントと、
ノンコモディティ・ハイクォリティだ、
と断じている。

コモディティは限りなく安く手に入れたい。
ノンコモディティには値段を惜しまない。

それを同じ顧客が志向する。

アベノミクスのプラス・マインド、
値上げと消費増税のマイナス・イメージ。

そのなかで、
コモディティとノンコモディティの概念が生きてくる。
だからコストコは絶好調。

トイレットペーパーとダイヤモンドを、
同じ屋根の下で売る商売。

イオンもイトーヨーカ堂もダイイチも、
この現代の消費社会のなかにいることは、
確かだ。

〈結城義晴〉

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