朝晩の心地よさ。
8月下旬の素晴らしさ。
国立天文台から発表されている。
2013年の新月・満月の時刻表。
そのうちの満月の日。
2013年8月21日(水)
つまり今夜。
満月の日が毎月ある。
2013年9月19日(木)
2013年10月19日(土)
2013年11月18日(月)
2013年12月17日(火)
月に叢雲。
これもよし。
満月を楽しみたい。
さて今日は一日、横浜の商人舎オフィス。
その商人舎に、
月刊『商人舎』のお申し込み、
殺到。
心から感謝したい。
今月の特集。
「ベニマル・サミット・そしてヤオコー」
大・大・大好評です。
3社のトップ、および広報のみなさんに、
これまた、心からお礼申し上げたい。
大高善興社長のインタビューは、
私自身も大変勉強になった。
間違いなく、
日本の小売業、スーパーマーケットを
先導し続けてきたベニマル。私は「第一世代」と呼んでいる。
その根底を流れる社是。
「野越え山越え」の精神と、
「ヨークベニマル商法十二章」
善興社長の父上・大高善雄さんは、
商業界ゼミナールで、
はじめて1億円を達成。
Heroだった。
しかし、極めて謙虚。
それが人々の尊敬を集めた。
その後、大高善兵衛、善二郎、善興と、
三兄弟による経営が進むが、
ベニマルはずっと、
日本のスーパーマーケットを、
リードし続けた。
サミットは第二世代。
関西スーパーとともに、
イノベーションを起こして、
これも日本のスーパーマーケットを引っ張った。
第二世代。
そして今、第三世代として、
ヤオコーが革新を見せる。
この三世代をとらえ、
さらにフォーマット戦略と、
ポジショニング戦略をテーマとした。
ご愛読、感謝したい。
月刊『商人舎』、
お申し込みは、
⇒こちら。
さて、連日取り上げて恐縮だが、
『ほぼ日』の糸井重里。
今日、話題にしたのは、
写真家の篠山紀信、
イラストレーターの和田誠、横尾忠則。
三人ともそうだったが、
「無名の青年」。
コピーライターとしての糸井の才能がほとばしる。
「いい匂いのする青年、
輝きのある青年」
横尾や篠山をこう表現する。
しかし青年は、
しだいに錆びていく。
「栴檀は双葉より芳し」
「双葉のころの香りを、
年をとるごとに、残念ながら、
失ってしまう人もいるだろうと思う」
そうなってはいけない。
「それは、なにより
『じぶん』のしたことじゃないかな。
このごろ、そう思うようになった」
正直な糸井重里。
最後にポツリ。
「じぶんのなかの香りや輝きって、
取りもどせると思うな」
同感。
商売をする人は、
「野越え山越え」の精神を持ち続けることで、
青年の「双葉」を維持できる。
自分の中の「香りや輝き」を、
取り戻すことさえできる。
私は固く、そう信じている。
〈結城義晴〉