Everybody! Good Monday!
[2013vol35]
9月に入って、2日。
今日は私の誕生日。
facebookで、
続々と誕生祝いの言葉をいただきました。
この場をお借りして、
お礼申し上げます。
ありがとうございました。
ご期待やご要望に沿えるよう、
頑張ります。
これからの1年、1年、
1週、1週、1日、1日、
そして一瞬一瞬を、
大切に真剣に生きていこうと、
決意を新たにしています。
昨夜は、家族がいち早く、
祝ってくれました。
プレゼントは帽子でした。
ジジとともに感謝したのでした。
ジジは笑顔を見せてはくれませんが。
さて、お目出度いことは重なる。
今日の午前10時、
商人舎magazineのトップページを、
リニューアルしました。
このサイトをつくってくれているすべてのみなさんに、
心から感謝しつつ、
内容を充実させていきましょう。
㈱プラージュの長谷川温子さん、
ウェブ・デザイナーの田中翔太さん。
お二人には特に感謝したいと思います。
全体にまたすっきりし、
注目記事が目立つようになりました。
ご愛読ください。
月刊『商人舎』と商人舎Magazine。
読者が増え続けています。
そのご期待、ご要望にお応えできるよう、
商人舎一同、研鑽していきたいと思います。
毎日新聞の巻頭コラム『余録』。
「これほどわかりやすい源氏物語があったのか。
今の小説を読むように頭に入ってくる。
それでいながら、王朝文化の空気を満喫し、
いつしか平安の世にいる思いにかられる。
原典への深い敬意や愛着も伝わってくる」
林望著「謹訳(きんやく)源氏物語」(祥伝社)。
全10巻完結。
国文学者でエッセイスト。
「当時の貴族同士では
言わないでもわかるので省かれていることを
無粋(ぶすい)を顧みず、明記した」
言わなくてもわかること。
実務の世界では、
例えば独特の専門用語、
企業やグループ内だけの用語、
業界の符丁。
林さんは「ナレーションを変えても、
どこまでも忠実に原典に依拠しています。
省略されたところをわかるように
書いただけです」
これを「謹訳」という言葉で表現した。
「謹んで訳しました」という意味。
いたって謙虚。
今朝、このコラムを読んで、
月刊『商人舎』や商人舎magazineも、
「謹訳」の精神で行こうと考えたものです。
製造業、卸売業、小売業の間をつなぐための「謹訳」、
小売業でも百貨店、チェーンストア、
そして専門店ごとの用語がある。
それらの「謹訳」。
謹訳しておいて、
ズバリ本質を突き、
直言する。
提言する。
そんな役割を果たしたいと思います。
さて9月には、
三連休が2度あります。
敬老の日が9月16日の月曜日、
秋分の日が23日の月曜日。
この二つの祭日を山として、
1カ月の生活が営まれる。
プロモーションの詳細に関しては、
商人舎magazineのWeekLy商人舎、
「月曜朝一 今週の販促企画」をご覧ください。
さて今月の商人舎標語。
「マーケティングしよう!」
月刊『商人舎』の巻頭言、
Message of Septemberと同文。
サ・シ・ス・センモン。
サ・シ・ス・セ・ソウゴウ。
コンセプトでは、専門と総合。
あるいは専門と一般。
人財の側面から見ると、
ゼネラリストとスペシャリストか。
商業統計の業態の呼び方は、
総合スーパーと専門スーパー。
リテール・アコーディオン理論では、
考え方が両者の間を行ったり来たりする。
そして日本ではこのところずっと、
総合の分が悪い。
シュンペーターが提唱したのは、
オクシモロンの「創造的破壊」。
これに倣えば「総合店」の改革は、
専門的総合に、あるいは総合的専門に向かう。
しかしシュンペーターのイノベーションの方法は、
「新結合」Neue Kombination (ニュー・コンビネーション)。
だとすると、専門と総合はアコーディオンではなく、
新しい「コンビネーション」とならねばならない。
もちろんその大前提にあるのは、
新しい結合がひたすら「自分のカスタマー」を向いていて、
その変化をとらえていることである。
つまり、マーケティングしていることである。
今月の標語もよろしく。
今日は午後、東京・汐留の㈱電通本社へ。
毎年、電通の社員の皆さんに、
現場発の日米の最新潮流を講義する。
今日は、例年にも増して、
多くの方が参加して満席。
さらに後ろに臨時席を設けた。
定員に達したためお断りした人もいるとか。
申し訳ありません。
中谷俊介さんが進行役。
ビジネス統括局d-engine・情報サービス部。
今日の私のテーマは
「日米チェーンストア最新動向と
ポジショニング戦略」
アメリカの2013年チェーンストアランキングに関して、
その特徴を業態別に解説し、
寡占から複占への状況を話すと、
あっという間に半分の時間が過ぎた。
続けて日本の最新小売チェーンストアランキング、
そしてカスタマー論、
コモディティとノンコモディティ、
POSとCRMのデータ活用の相違、
日本の小売業の戦略を語った。
90分の予定時間をオーバーし、110分に。
例年のことだが、
次の仕事があって退席する人もいたが、
最後までご清聴してくれた皆さんには、
とくに、感謝したいと思います。
講演後、情報交換。
左は、望月裕さん。
電通総研ナレッジ・センター情報サービス部長。
中谷さんには今回の企画でお世話になった。
エレベーターを待つ間も会話は弾む。
ガラス張りのエレベーターホールのオブジェ。
講演を終えて見上げた空は、
雲が美しかった。
日が暮れるのも早くなった。
今月も不眠不休で、
活動する。
もちろん「無茶はせず」。
「無理はする」けれど。
では、みなさんも、
ともに歩んでいきましょう。
Good Monday!
〈結城義晴〉