Everybody! Good Monday!
[2013vol37]
2013年第37週、
9月第3週の月曜日。
敬老の日。
国民の祝日。
祝日法の趣旨。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を
敬愛し、長寿を祝う」
さらに昨日の9月15日が老人の日、
昨日から1週間が老人週間。
61歳の私は、
老人のジャンルに入るのか。
「敬老の日」はまだ許せるが、
老人の日、老人週間は、
どうも語呂としてよろしくない。
アクティブシニアの日、
グランドジェネレーションの日。
英語の方がいい感じ。
三連休で売上げを計画した小売りサービス業。
台風18号の猛威で、
日本列島、被害を被った。
商売は例外を除いて、
痛手を受けた。
しかし今週末から来週、
秋分の日の三連休。
大丈夫、必ず取り戻せる。
しっかりと、
ロイヤルカスタマーをつかんでいる店は
心配ない。
チェーリーピッカーに支えられている店は、
今週末の三連休で、
再びチェリーピッカーを引きつけるプロモーションを、
展開すればいい。
心配する必要はない。
私は昨夜、札幌に入って、
大正解。
今日は午前中、
アークスの店舗を巡った。
まず、最新フォーマット。
スーパーアークス・エクスプレス。
それからスーパーアークス。
最後にビッグハウス・エクストラ。
アークスはマルチ・フォーマット戦略をとっている。
午後1時、アークス本部。
横山清社長インタビュー。
はじめは、いつものように、
月刊『商人舎』の説明。
パソコンでも、スマホでも、
商人舎magazineは読める。
過去の特集やDaily商人舎も、
すべて見ることができる。
そんなことをデモンストレーション。
月刊『商人舎』10月号は、
M&Aの特集。
その焦点となる経営者が、
78歳の横山さん。
たっぷりと話を聞いて、
私の主張も語って、
満足。
私の主張とは、
例えば「商業の現代化」。
近代化は必要だった。
それなくして小売り流通業の発展はなかった。
しかし、近代化の発想だけでは、
人々の幸せはない。
ポスト・モダンの現代化が必須だ。
これからの企業統合は、
近代化発想の案件は失敗する。
現代化思考のM&Aは成功する。
その現代化とはなにか。
月刊『商人舎』10月号で、
もっともっとクリアにするつもり。
10月10日発売の月刊『商人舎』、
ご期待いただきたい。
日本スーパーマーケット協会と、
新日本スーパーマーケット協会の、
合併が決定し、発表されている。
横山さんは、
その新生・日本スーパーマーケット協会会長。
一方、アークスは、
全国への進出を発表している。
「アークス化」といわれたり、
「アークス現象」と呼ばれたり。
影響力は計り知れない。
今回のインタビューで、
私はその原動力となるものを、
垣間見た気がした。
インタビューのあと、さらに交流。
ラルズ常務の猫宮一久さん、
アークス経営企画マネジャーの三浦恵美子さん。
猫宮さんは、
コーネル大学ジャパン伝説の第1期生、
三浦恵美子さんは、
ユニバース社長・三浦紘一さんのご長女。
二人とも、実に気持ちのいい知識商人だ。
嬉しくなった。
アークス本部を辞して、
札幌駅から新千歳空港へ。
午後5時発のJALチケットを押さえてあったが、
案の定、台風18号の余波で、
フライトは遅延。
松尾ジンギスカンでラムとビール。
それからラウンジ。
遅延時間は4時間。
17時20分発の羽田行JALは、
1時間15分遅れで18時35分に発った。
しかし17時発予定のJALは21時。
これはおかしくはないか。
説明もない。
まあ、いくら待っても、
私はブログを書いたり、
原稿を書いたりしているので、
まったく気にならない。
どこで書くかが違うだけだから。
ちょっと体には堪えるが。
環境のいいところで書いた方が、
体には楽であることは間違いない。
しかし面白いもので、
厳しい環境のなかで書いたものの方が、
内容が良かったりする。
ながい長い一日だった。
これから乗り込んで、
羽田に向かう。
さて今日、出会ったビバホーム。
ビッグハウス・エクストラの隣に出店していた。
9月中旬というのに、
もう「冬じたく」。
厳しい北海道の冬は、
もうすぐそこまで来ている。
小売業はこんなことを、
地域のお客様にお知らせする。
そのビバホーム。
「ご希望の商品・部品がございましたら
全力で、お取り寄せさせていただきます」
「全力で」というところが、
とてもいい。
この立て看板を見て、
いっぺんで元気になった。
「全力」で、
いい店にしてもらいたいものだ。
今週の私は、
月曜日は札幌で横山清さんインタビュー、
明日の火曜日は滋賀県彦根で、
平和堂のアメリカ研修事前講義。
水曜日は福岡に飛んで、
木曜日に商業界九州ゼミナール講演。
金曜日は久しぶりに商人舎横浜オフィス出社、
土曜日は立教・結城ゼミ。
それでも「全力」で動く、
「全力」で期待に応える。
みなさんも、
Good Monday!
〈結城義晴〉