11月1日です。
その11月の商人舎標語。
毎年決まっていますが、
今年は少し、アレンジ。
勤労感謝の日がある11月。
アメリカではサンクスギビングデーがある。
だから感謝をテーマにした標語。
［Message of December]
朝に希望、昼に努力、
夕に努力、夜に感謝。
祈ってみよう。
朝に希望、
昼に努力、
夕にも努力、
そして夜に感謝。
来る日も、
来る日も、
それを念じて、
仕事に精を出そう。
お客を「ボス」と呼んで、
良いものを、
いちばん安く、
提供しよう。
来る日も、
来る日も、
それだけを考えて、
仕事に邁進しよう。
実行しよう。
朝に希望、
昼に努力、
夕にも努力、
そして夜に感謝。
奇跡は起こる。
絶不調のスペインで、
MERCADONAが起こしたように、
奇跡は必ず起こる。
だから祈りを実践しよう。
朝に希望、
昼に努力、
夕にも努力、
そして夜に感謝。
さて、私はテキサス州ダラス。
10月31日のハロウィン当日。
空にはテキサスの雲。
ウォルマートの店頭には星条旗。
朝一番でセミナー。
まずは平和堂の夏原陽平さんが、
チェックポイントを的確に喚起。
取締役営業推進室長。
そしてコーネル・ジャパン第2期生。
私は2時間の講義。
早仕掛け、早仕舞い、際の勝負。
これを強調。
そして視察へ。
ウォルマートの前で写真。
アシスタントマネジャー・カールさんに、
インタビューと店内ツアー。
西南学院大学に留学していたし、
青山学院大学で教鞭をとっていた。
感謝。
ウォルマートとサムズが、
重箱スタイルになったショッピングセンター。
ウォルマートこそ、
早仕掛け、早仕舞い、際の勝負。
際の勝負は、
ハロウィン・プレゼンテーション。
ギリギリまでやる。
しかしこの店も、
早仕舞い。
サムズは、逆。
クリスマスの早仕掛けを、
前面に出す。
メンバーシップ・ホールセールクラブの業態特性。
だからスーパーセンターとサムズが、
共存できる。
一方、ウォルマートのスーパーマーケット、
ネイバーフッドマーケット。
一丁目一番地には、
もうサンクスギビングデーの販促。
この店もレジのところでは、
ハロウィン商品のギリギリ販売をする。
抜け目ない。
コストコは泰然としている。
ハロウィンは休業しないが、
サンクスギビングデー当日は、
営業しない。
クリスマスもニューイヤーズ・デーも、
イースター、メモリアルデー、
独立記念日、レーバーデーも。
従業員が家族と愉しむため。
商売は、これも早仕掛け。
クリスマスの先取り。
アルディは、変わらない。
ハロウィンはこんな程度。
バナナ売場。
1ポンド(454グラム)39セント。
これは2.5ポンドで100円。
全米ナンバー1スーパーマーケット、
クローガー。
そのフレッシュ・フェアのフォーマット。
レベルの高い売場を、
経費率19%台のローコストで実現。
今日も、立派な店でした。
Whole Foods Market。
夜も美しい。
いつも全力を挙げて、
店を磨き上げ、
ホスピタリティを振りまく。
ハロウィンの床のペインティング。
HEBのセントラルマーケット・ミニ。
店頭でハロウィンの扮装。
そしてキッズ・テーブル。
林檎売り場。
デリカテッセンは、
いつも見事。
そしてアルバートソン。
かつてのエクセレントカンパニー。
ダラス・カーボーイズの試合の日には、
グロサリー全品10％引き。
しかし店頭の一丁目二番地、
夕方の5時に、まったくの欠品状態。
それでもレジチェッカーが、
ハロウィン扮装で楽しませてくれたから、
許そう。
ちょっと観光。
JFケネディが銃弾に倒れたポイント。
オズワルドが、
この6階の窓から撃ったとされる。
最後は、ライフスタイルセンター。
ノースパークセンター。
センス良くハロウィン・プレゼンテーション。
テキサス州ダラスのハロウィンの一日。
朝に希望、
昼に努力、
夕にも努力、
そして夜に感謝。
(旅はつづきます)
〈結城義晴〉
