テキサス州ダラスの空。
最高の季節。
夜にはダラス・フォートワース空港。
3時間18分のフライトで、
カリフォルニア州ベイエリア。
サンフランシスコ国際空港から、
リムジンでホテル日航サンフランシスコへ。
落ち着いて、ここで、
月刊『商人舎』11月号の原稿書き。
9000字近くを書き上げた。
本当に疲れた。
今朝は、フォートワース地区へ。
テキサスの雄、HEB。
一丁目一番地。
右手はカットフルーツから。
オーガニック強化中。
私たちは145品目、
「彼らは51品目」。
彼らとは直接競合している店。
そう、ウォルマート。
バナナはいつも立派。
対面の牛肉はプライム1。
プロセスチーズ最下段に、
ヒルカントリーフェア・ブランドがズラリ。
HEBのコンペティティブブランド。
卵はいつも99セント。
牛乳は常時、
1ガロン1ドル58セント。
1ガロンは3.8リットル。
エブリデーロープライス。
それにクーポン販促を加える。
それがHEBのウォルマート対策。
早くもクリスマス商戦に突入。
隣のゴンドラでは、
陳列替え中。
そのわきでハロウィン商品の売り切り。
最後のレジ。
若い男性がきびきびと、
応対してくれて気分がいい。
女性に人気が出そうだが、
全員がイケメンと評して良いだろう。
そのHEBのアップスケールタイプのフォーマット。
セントラルマーケット。
ハロウィンからサンクスギビングデーへ、
上手に移行。
アイスウォール。
林檎は30品種。
ヨーグルトにも、
オーガニックだらけ。
セーフウェイのテキサス州は、
トムサムが担当。
ニューライフスタイルストア。
よくできているが、
客はいない。
売場にはセーフウェイのPBばかり。
惣菜売場は、
味を中心に深化させつつある。
でも、ガラガラ。
買収のうわさが出ると、
店からは元気がなくなる。
そしてトレーダ―・ジョー。
入り口でハロウィンから、
収穫祭への提案を訴求。
その裏側ではやはり、
ハロウィンの売れ残りパンプキン特売。
本命のエンドには、
ポテトチップス。
最後に、スプラウツファーマーズマーケット。
8月1日にナスダックに上場。
だから、店に元気がみなぎっている。
床はウェット・ルック。
ピカピカの通路の先には、
デンと青果部門。
トマトも素晴らしい。
美しい陳列。
スプラウツはどんどん客層を広げている。
さてダラーショップ第3位のダラー・ツリー。
店舗右サイドは既に、
クリスマス用品。
そのわきでパートタイマーが撤去作業。
センターに納品するのか。
ていねいに箱に詰め直している。
最後にセブン-イレブン。
ガソリンスタンド併設型。
驚くほどよくなっている。
二人が正面から向き合ってくれる。
レジ横にはピザやソーセージ。
青果部門も配置されている。
奥のリーチインケース。
日本でも流行っているコーヒー。
アメリカでは必須の商品群。
イートインスペースまで加わっている。
ランチはIN-N-OUTバーガー。
実にてきぱきとした作業。
接客は笑顔で。
私たちの仲間。
全員が満足そうです。
ハンバーガーに?
視察研修会に?
「両方です」
そう言ってほしかった。
(つづきます)
〈結城義晴〉