日本は日曜日に入ったが、
ここアメリカのサンフランシスコはまだ、
土曜日の午前中。
先ほど日本では地震があった。
横浜は震度4。
サンフランシスコでも、
大地震は起きている。
サンフランシスコ大地震という名では、
1906年4月18日にマグニチュード8。
最近では1989年10月17日の
ロマ・プリータ地震。
サンノゼ市南のロマ・プリータ山付近が震源地だった。
マグニチュード6.9で69人の死者が出た。
日本は大したことがなくて良かった。
さてブログ。
こちらに来て、
ずいぶんと忙しく、
疲れ切って、
夜はバタンキューと寝てしまう。
朝起きて書くのだが、
日本時間では当日を過ぎてしまう。
それでも現地時間では、
十二分に当日。
お許しいただきたい。
このブログ、現地時間で書いて、
毎日更新を続けていきたい。
私たちは昨日、
ラスベガスからこのサンフランシスコへ。
朝、6時50分集合で、
ラスベガス国際空港へ。
朝ごはんはおにぎり3個の和風弁当。
食して元気な女性陣。
チェックインして、
モノレール。
子どもたちの絵がいい。
心安らぐ。
おおきなドーム。
そして出発ゲート。
ラスベガスらしく、
ここにもスロットマシン。
このユナイテッド・エアーライン機。
飛びあがると、
砂漠が視界に広がる。
そして岩山。
1時間半で、
埋立地が見えてくる。
そしてサンフランシスコ湾。
サンマテオ・ブリッジが見える。
北からゴールデンゲート・ブリッジ、
オークランド・ベイブリッジ、
そしてこのサンマテオ・ブリッジ、
ダンバートン・ブリッジ。
サンフランシスコ湾には、
こんなに橋がかかっている。
そして私たちの飛行機の影。
今回は無事に到着。
すぐに、サンフラン市街をぬけて、
ベイブリッジを渡り、
バークレーから、
バカビルへ。
最初のカメラでシャッターを切ったのは、
この人。
㈱マルト社長・安島浩さん。
それにしてもファンタスティック。
ため息が漏れる。
サクラメント地区は経済不況で、
消費も停滞している。
しかしナゲットは、
すこしずつ取り戻してきた。
それがうれしい。
続いてナゲットが経営するフード4レスへ。
ウィンコ・フーズに負けない入り口の壁。
ウォール・オブ・バリュー。
青果部門もディスカウント・スーパーマーケットとは思えない。
女性陣も調査に余念がない。
床はウェット・ルック。
濡れたように見える。
傷がついた床も、
毎晩、徹底的に磨く。
私たちの名前がすべてを物語っている。
「Food 4 Less」。
マネキンも笑顔。
マット・オズボーン店長に案内してもらった。
ディスカウントしているが、
クレンリネス、フランドリー・サービス、
そして良い商品を売る。
そう、アメリカのディスカウント競争は、
安くて良い、
安くてきれい、
安くて親切。
日本はまだまだ、
安いから悪い、
安いから汚い、
安いから無愛想。
安島さんとマット君と写真。
プレゼントは風呂敷。
マット君、喜んだ。
マット君からはナゲット全体の企業秘密を聞き出した。
それはいずれ商人舎magazineで公開しよう。
そして全員写真。
気分よく、フード4レスを辞して、
サンフランシスコ湾。
水面に霧が出て、
その向こうに金門橋。
絶景。
バスの中での講義も、
一時中断。
そしてバークレーボウルに到着。
三グループに分かれて店内ツアー。
私たちは、グレン安田社長の右腕コウイチさんに、
案内してもらう。
オーガニック・プロデュース売場は、
他を圧倒している。
バックヤードまで、丁寧に案内してもらって、
写真。
コウイチさんの奥さんに案内してもらったグループ。
2階の会議室で、
珍しい旬の果物を、
ふるまってもらった。
オーナーのダイアン安田さん。
上品で教養ある経営者。
ご主人と二人でマネジメントしている。
その経営のポイントを、
丁寧に語ってくれた。
心から感謝。
安島さんとも信頼の写真。
素晴らしいバークレーボウル訪問だった。
その後、バスのなかで最後の講義。
「自ら、変われ!」
そしてディナーは中華街。
全員が一人ひとり、
結城義晴へのお礼と決意表明をしてくれた。
涙が出てくるほどうれしかった。
最近は涙腺が緩い結城義晴。
その後、ホテルに戻って、
安島さんの部屋に再集合。
こんな具合に夜は更けていった。
深夜になっても、
みんな、元気だった。
明けて、今朝。
私だけ帰国。
みんなはナパのワイナリー研修へ。
安島さんと固い握手。
ドライバーの杉さんとも握手。
1年間お世話になりました。
そして最後の全員写真。
私の今年のアメリカ研修は、
これで終わった。
満足した。
悔いはない。
みなさん、ありがとう。
自ら、変われ。
それは気持ちがいい。
勇気が湧いてくるし、
元気が出てくる。
蝉や蛇は皮を脱ぎ捨てて変態する。
それを「蛻変」という。
人間も会社も蛻変ができる。
蛻変は辛いことではない。
蛻変は心地よい。
これは確かなことだ。
〈結城義晴〉