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Monthly商人舎は、
11月号特集で、
「奇跡のMERCADONA!」
これは絶対に読んでください。
それから短期集中シリーズ。
「この業態のこの一店」
今月は伊勢丹新宿本店と、
ザ・ビッグエクストラ彦根店。
今日のDaily商人舎は、
「アマゾンTOPページで
CEOの年末メッセージ」
どんどん充実してきていて、
私はほんとうにうれしい。
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さて今朝は、大阪・梅田で目覚めた。
頭はガンガン、
喉はカラカラ。
それでも何とか起きだして、
阪急百貨店うめだ本店へ。
大規模リニューアルから1年。
営業面積は、
6万m²から8万m²へと拡大された。
百貨店にとって何よりも大切なのは、
立地と面積。
私はまだまだ、
足りないと思っている。
それでも関西地区最大級の百貨店。
しかも立地は絶好。
ただし食品売り場には、
世界最先端のトレンドは入っていない。
古い。
大阪駅の三越伊勢丹を臨む。
こちらは大失敗。
今後どうするのだろうか。
梅田を後に、
新大阪へ。
ライフコーポレーション。
セントラルスクェア西宮原店。
こちらは11月20日オープン。
プレオープンは19日。
二層で売場面積4971㎡(約1500坪)。
1階が食品売り場で、
2回が非食品ゾーン。
年間売上目標は40億円を控えめ。
JR新大阪駅北口から北西に徒歩15分。
大阪出張の皆さんには、
絶対に視察してほしい店となった。
詳細は月刊『商人舎』12月号、
「この業態のこの一店」
つまり日本のスーパーマーケットを、
代表する店ということ。
ただし2階フロアは、
ドラッグ部門はまだいいが、
衣料品や住関連品など、
もっともっと頑張らないといけない。
その後、新幹線のぞみに乗り込んで、
帰京。
夕方から、
「杉山昭次郎先生を偲ぶ会」
新幹線の車窓に写る富士は、
美しかった。
こんな写真、
いかがですか。
ダブル富士。
遠くに見る富士。
近くに見る富士。
冬の富士こそ、
眺めるにはいい。
そしててっぺんだけとなった。
それもまたよし。
さて、帰ってきたら、
参議院国家安全特別保障委員会で、
特定秘密保護法案可決。
衆議院で強行採決され、
また参議院特別委員会で可決。
「秘密の範囲」はあいまい。
チェックする第三者機関設置も、
情報公開のルールも、
決まっていない中で、
採決だけがどんどん、
進められていく。
特定秘密保護法案は、
4つの分野を対象とする。
防衛、外交、スパイ活動、テロ。
これらのうち漏洩すると、
国の安全保障に著しく支障を与える情報を、
閣僚ら行政機関の長が、
特定秘密に指定するという内容。
公務員らが特定秘密を漏らした場合、
最高10年の懲役が科される。
私が最近強調し、繰り返していること。
1962年のジョン・F・ケネディの、
「コンシューマー・ドクトリン」。
第一に、安全である権利。
第二に、知らされる権利。
第三に、選択できる権利。
第四に、意見を聞き遂げられる権利。
日経新聞は、
自民党政府に対しても、
真っ向から反対を唱えることが
少ない新聞だ。
その日経が今朝の社説で、
「秘密保護の新提案議論尽くせ」と訴える。
11月28日の『大機小機』では、
「アベノミクス冷やす『秘密保護』」とタイトルして、
コラムニストが苦言を呈する。
「国民の『知る権利』や
報道の自由は、
民主主義の原点である」
「法案概要はそれに
『十分に配慮する』となっているが、
この国民の基本的権利を
第二義的に取り扱うのではなく、
最優先するのが民主主義である」
民主主義を強調する。
「自由な社会こそ活力の源泉である。
だからこそ規制改革が必要なのである。
自由にモノを言えない重苦しい社会は
国民を萎縮させる」
コラムはこれが、
デフレ心理を高め、
アベノミクスを冷やすと指摘。
私もそう思う。
今日の富士のように、
くっきりとした議論を尽くし、
その上で採決すべきだ。
民主主義のもとでこそ、
商売は花開く。
私はそれを確信している。
〈結城義晴〉