今年度の修士論文提出が、
終りました。
おめでとう。
やっと正月がやってきた。
そんな気分です。
立教大学の社会人大学院。
ビジネスデザイン研究科。
社会人となってから、
また経営管理学修士の総合的な勉強をする。
最後に修士論文を書き上げて、
修了する。
2年間の集大成が、
この論文に凝縮されています。
キャンパスの銀杏も
すっかりトリミングされて、
気分はすっきり。
今日は2時から、
結城ゼミ。
といっても、
論文提出期限が、
夕方5時だから、
余裕のある人、
ギリギリまで頑張る人、
さまざま。
今年のゼミ長の足立幸一君に、
私は言った。
「ロスタイムまで、
ゴールを狙え!」
足立君にだけ実感できる言い回し。
その通りに、インジャリータイムまで粘って、
見事な論文を書き上げた。
結城ゼミ伝統のテーマ。
「業態とフォーマット」
建材とホームセンターを材料に、
実に精力的に調査・研究し、
確かな修士論文に仕上げた。
日本ホームセンター研究所の高橋直樹所長に、
読んでもらいたいくらいだ。
おめでとう。
倉内和博君と細野直樹君。
提出前に、緊張と喜びの記念写真。
右の倉内君は、
「医療機器流通問題」を、
左の細野君は、
「食品ロスと廃棄問題」を、
それぞれ修士論文のテーマにして、
素晴らしい成果を上げた。
さらに塩田木綿子さんは、
「有機農産物の関係性マーケティング」、
李ヨンギョンさんは、
「価格プロモーションが
消費者の購買行動と
ブランドロイヤルティに与える
影響に関する研究」、
山﨑亮君は、
「志向性と顧客セグメンテーション」。
それぞれに、
最先端の現代的なテーマを、
丹念に学び、調べ、考えて、
修士論文とした。
彼らの成果を全部集めると、
2013年の流通サービス業や、
マーケティングの世界が、
美しく描き出されることになる。
一つひとつの論述は、
キャンパスの銀杏の木の如く、
天に向かって指針を示している。
心から、おめでとう。
心から、ありがとう。
かくて2013年度の結城ゼミ、
あとは修士論文審査会を残すのみとなった。
1月24日・25日に開催される。
さて昨日は、
横浜みなとみらい。
ベイホテル東急。
そして午後から夜にかけて、
東京・昭島。
フォレスト・イン昭和館。
新年の交流。
その間も私は、
論文を抱えて、
読み続けた。
仮眠・徹夜、仮眠・徹夜。
しかし私にとって、
最後の楽しみのようなもの。
ちょっと名残惜しいくらいだった。
では今日の終りに
久しぶりに〈結城義晴詩集〉より。
「私の好きな人」
笑顔の人。
はっきりとした人。
晴れやかな人。
機敏な人。
元気な人。
清潔な人。
素直な人。
明るい人。
意欲ある人。
勇気ある人。
正義の人。
まっ正直な人。
優しい人。
耐える人。
辛抱強い人。
太っていても、やせていても。
大きくても、小さくても。
若くても、老いていても。
男でも、女でも。
日本人でも、外国人でも。
豊かでも、貧しくても。
心の力を持つ人。
頭の力のある人。
言葉の力を有する人。
私の好きな人。
ほんものの商人。
素晴らしい人間。
〈『Message』2004年商業界刊〉
みなさん、ゆっくり、
祝杯を挙げてください。
良い週末を。
良い成人の日を。
〈結城義晴〉