Everybody! Good Monday!
[2014vol7]
2014年も第8週。
2月は28日と短いけれど、
もう第4週。
月刊『商人舎』2月号。
「Check-out Service革命」
おかげさまで、大好評。
今月の商人舎標語。
「チェッカーさんにサービスしよう!」
カール・アルブレヒト、
サービス戦略の接点のマネジメント。
最も重要なのは、
間接部門の顧客志向だと指摘する。
「もしあなたが、
顧客にサービスを提供する仕事に
就いていなかったら、
顧客にサービスを提供する人に
サービスを提供するよう行動しなさい」
商人舎Magazine、
全力投球。
是非、ご購読をお願いします。
さて、まだまだ、
寒さはつづく。
寒の蠅助けのなくて死に瀕す
〈日経俳壇 東京・岩崎宏介〉
「助けのなくて」が、ハエといえども、
ひどくかわいそうな気がする。
が、いい句だ。
霜柱妻と競ひて踏みにけり
〈同 東京・山崎晃〉
可愛らしい光景。
そうしながら少しずつ、
春に向かっていく。
さてさて私は、
昨日から沖縄の空の下。
水曜日までこちらで、
店舗視察研修会。
万代ドライデイリー会主催。
今日、団員は空港に到着。
春月を盃に酌む一人旅
〈日経俳壇 高知・谷脇萬明〉
気温18度、
完全に春気分。
昨夜は当然ながら、
沖縄料理と泡盛。
昨日は到着すると、
すぐに高速道路を飛ばして、
中城村の高原地区へ。
ここでは沖縄の三強が、
100メートルの至近距離で競合。
3店とも1000㎡以下級の
小型スーパーマーケット。
最新店は、
マックスバリュ高原店。
24時間営業の近隣型小型店。
ダイソーなどのテナントが、
別棟で張り付けられていて、
便利な小型ショッピングセンター。
そこから100メートルほどの地点に、
サンエーの小型店。
V21てるや店。
地域に根ざした便利な店。
サンエーらしい地元商品とサービスレベル。
それが小型店にも脈々と貫かれている。
そして、
タウンプラザかねひで高原店。
沖縄ではサンエーに次ぐ企業。
こちらはシジシージャパンに加盟していて、
やはり地元製品を盛んに売り込んでいる。
3店の小型スーパーマーケットが、
生活圏でしのぎを削っている。
少数の競争者が、
どこでも顔を合わせる。
まるでアメリカやヨーロッパ。
その上、イオンはトップバリュ、
サンエーはニチリウのくらしモア、
そしてローソンセレクト。
さらにかねひではCGCブランド。
それぞれにプライベートブランドを用意し、
違いをつくろうとする。
PBを持たねば、
この競合に参画できない。
それが沖縄の競争。
サンエーの年商1489億円、
経常利益102億円。
イオン琉球は売上高653億円で、
経常8億7600万円。
かねひでは未発表ながら、
スーパーマーケット62店、
カインズのホームセンター2店など。
その後、宜野湾地区へ。
サンエー大山シティ店。
上手にネイバーフッドショッピングセンターを
形成している。
はにんす宜野湾。
イオンのザ・ビッグエクスプレスが核店となった、
中型のショッピングセンター。
イオンのディスカウント力が客を集めている。
その裏に、
メガ・ドンキホーテ宜野湾店。
この新店、良くできている。
ワンフロアのディスカウントストアで、
ワンウェイコントロールのレイアウトづくりも、
ずいぶんと洗練されてきた。
さらに、
サンエー宜野湾コンベンションシティ店。
都市型ショッピングセンター。
沖縄ナンバーワンのサンエーの顔のような店が、
スーパーマーケットとして鎮座している。
最後に、サンエーの小型店食品館V21。
そしてユニオン。
小型ディスカウント店。
沖縄の競争は、
少数精鋭で、
特徴がはっきりした店ばかり。
昨日は全体を把握するために、
ざっと那覇市周辺をまわった。
あと3日。
じっくりと視察し、
講義もする。
楽しみだ。
それにしても、
サンエーをはじめとする沖縄のサービスレベル。
袋詰めサービスが、
むしろ当たり前で、
セルフサッカーの場合は、
それを告知しなければならない。
これまたアメリカ並み。
今月の『商人舎』の特集、
「Check-out Service革命」。
沖縄はサッカー・サービスという点で、
最先端を行っている。
では、みなさん、
沖縄の空から、
Good Monday!
〈結城義晴〉