結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年05月24日(土曜日)

日経新聞『春秋』の「スーッと出てパーッと消える」に物申す

日経新聞巻頭コラム『春秋』。
今週火曜日に米国ラスベガスから帰って、
翌朝の朝刊を見たら、出てきた。
「スーッと出て、
パッと消えるのが
スーパーだ」。

この5月21日のコラムに関して、
正しておかねばならないことがある。
それをブログで取り上げようと思っていたが、
毎日、動き回ってできなかった。

「1960年代、
誕生したばかりの
スーパーマーケットは、
そう揶揄された」

スーッと出て、
パーッと消える。

しかし、それはまったく反対だ。

スーッと出てきて、
バンバン店をつくり、
ドンドン儲かっていた。

林周二先生の著書『流通革命』は、
1967年発刊。

流通革命は、
「スーパー」によって、
成し遂げられるかに見えた。

その通りの勢いで1972年(昭和47年)、
「スーパー」代表選手ダイエーが、
それまでの王者「百貨店」の三越から、
小売業売上高日本一の座を奪う。

セルフサービスの小売業をみると、
「スーパー」と呼んでしまうのが、
日経をはじめとするメディアの傾向。

「スーパー」に対して、
ちょっと襟を正して表現すると、
「スーパーマーケット」となる。

しかし、襟を正してしまうと、
異なる業態を意味する。
後者は専門的には、
「食品スーパーマーケット」で、
百貨店を追い越した前者は、
「総合スーパー」である。

一般紙の巻頭コラムに、
それを求めるのは酷だろうけれど、
まず第一にこの点を指摘しておこう。

コラムは次に「小売りの輪」説を紐解く。
ハーバード大学M・Pマクネア教授の仮説。

「勢いのある小売業は安さを武器に、
旧来の企業からシェアを奪う」

これがマクネア指摘の第一段階。

「その地位もまた、さらに
新しいやり方で安売りする
新興勢に奪われる」。

実はこれは、第三段階。

第二段階があって、
ここでは第一段階の小売業態が、
中価格化・中級化・中コスト化へ進み、
やがて高価格化・高級化・高コスト化へ、
移行する。

そこに第三段階の新しい業態が登場し、
旧業態を駆逐していく。

「百貨店からスーパーへの交代は
学説通りだ」

マクネア教授が観察したのは、
1957年までの米国小売業。

そこでは王者デパートメントストアを、
日本で言うGMSが圧倒していった。

シアーズ・ローバック、JCペニー、
そしてモンゴメリー・ワード。

しかしこのゼネラルマーチャンダイズストアの概念は、
現在の米国産業分類では、
ディスカウント・デパートメントストア。
「安売り百貨店」と訳すことができる。

実際に、普通の百貨店群が、
安売り百貨店に、
勢力を奪われていった。

しかしこの新興勢力は、
「セルフサービス」システムではない。
「セルフセレクション」と呼ばれる、
大きな売場の中央に、
アイランド型に勘定場が設けられた方式。

安売り百貨店には、
食品売り場もない。

これはほとんどの普通の百貨店と同じ。

この安売り百貨店も、
1962年に誕生したディスカウントストアに、
駆逐されていく。

原始的ディスカウントストアはコルベット。
やがて近代的なKマートが大成功を収める。
そしてウォルマートとターゲットが追随する。

ターゲットは百貨店デイトン・ハドソンが、
新しい業態に挑んだものだ。

Kマートとウォルマートは、
ワンコインストアのバラエティストアからの
業態転換。

そしてこれらは、
完全なセルフサービス方式を採用する。

そして「小売の輪」仮説は、
このKマート現象が起こる前に、
提起されている。

「小売りの輪」の「仮説」なのだから、
時代を経て、その説の通りになっているとすれば、
仮説が検証されつつあるということになる。

マクネア教授は、
言いたかったに違いない。
「輪のようにぐるりと回って、
元に戻る」

従って、その部分は、
当たらずとも遠からず。

私ははじめの業態が、
「中コスト」体質に変容するところに、
ポイントがあると考えている。
それが止まらず、
やがて「高コスト」体質となる。

コスト体質とは、
贅肉のようなものだ。

だから中コスト体質は、
中価格にならざるを得ず、
高コスト体質は、
高価格・高級化に陥る。

中コストを隠すために、
中価格であることに理屈をつける。

高コストに目を向けたくないために、
高価格のマーケティング論を展開する。

コストは収益性の裏返し。

だから「小売の輪仮説」の第一段階は、
高収益の業態の登場。
第二段階がそれが中収益性、
低収益性へと移ろっていき、
第三段階で低収益になったところに
高収益の業態が参入する。

だとすると当然ながら、
高価格品を扱うが、
低コストの高収益の店が、
あってよい。

その典型が現代のコストコだ。
例えば、トイレットペーパーも売場にあるが、
4999ドルの宝石も売っている。
1ドル100換算すると499万9000円也。

ドンペリのシャンパンも販売しているし、
牛肉はチョイスが通常グレードで、
プライムも扱う。

ちなみにウォルマーの経費率は、
18%台まで上がってきた。

かつては15%だった。

「小売りの輪」仮説の本質は、
業態の進化と
コスト体質・経費構造との関係性に、
視点を当てたところにある。

私はそう考える。

この後、コラムは、結論づける。
「日本育ちの伏兵が
米学者の説をひっくり返した」。

それが、
「必ずしも安くはない
コンビニエンスストア」。

このあたりの描き方は、
セブン-イレブンに対する「ヨイショ」。

なぜならコンビニのフランチャイズシステムは、
圧倒的な高収益の仕組みだからだ。
つまりは相対的本部低経費の組織である。

そして「コンビニに押されたスーパー業界で
経営統合や買収が相次ぐ」とつなぐ。

イオン首都圏スーパーマーケット連合。
アークスの躍進。
セブン&アイ・ホールディングスも。
これらは「スーパーマーケット」の統合。

H2Oリテイリングのイズミヤ買収は、
「スーパー」のM&Aだけれど。

「規模拡大を安売りに生かすだけでは、
消費者は呼び戻せまい」

どうやらコラムが主張したいことのひとつは、
このあたりのようだ。
識者がする、よくある発想。

しかし規模のメリットを活かし、
それを価格に反映させることは、
本当に難しい。

実務をやっていればそれはよくわかるはず。

だから規模拡大の行為はまず、
優越的地位の濫用ではなく、
相対的コスト低減システムの再構築によって、
圧倒的に価格に反映されねばならない。

米国トップのウォルマートも、
英国1位のテスコも、
それを実現させている。

そしてそれが顧客の支持を得ている。

コラムは、これまた、
よくある発想を持ち出す。
「例えば身近に食料品店がなく
困っている高齢者は
600万人以上と試算されている。
コンビニの不得手な新鮮な野菜や魚を、
足腰の弱い人たちにどう届けるか」

「挑戦のしがいがある課題ではないか」。

都市圏小型店展開を意図しているし、
ネットスーパーを意味しているのだろう。

テスコは4つのフォーマットの中で、
テスコエクスプレスを開発し、
これはコラムが言うコンビニとは異なる小型店だ。

そして4つのマルチ・フォーマットの網のなかで、
テスコドットコムやテスコダイレクトを展開する。

ウォルマートも同様に、
マルチ・フォーマットと、
ウォルマート・エクスプレスと、
Eコマースを結びつける。

いわゆるO2O。
オンライン・ツー・オフライン。

テスコにはこれらを総合的に展開し、
経費を下げていくシステムがある。
このあたりは月刊『商人舎』5月号で、
丁寧に特集した。
「TESCO顧客伝説」

昨年11月号では、
「ポスト・モダニズムVC」で、
ボランタリーチェーンの視点で、
同じことを特集した。

とすると、最後のところだけは、
『春秋』と同じような趣旨を、
展開していることになるが、
世間でよく言われている認識を、
実務に落とし込むのは、
本当に大変なことだし、
そのためには、
大新聞のコラムだからと言って、
間違った歴史的事実や言説を、
盲目的に信じてはいけない。

〈結城義晴〉

2014年05月23日(金曜日)

PCSA学生懸賞論文授賞式と愛ある講演『純粋渥美俊一批判』

目覚めたら窓の外に、
大阪の街と空。
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これもいい。

エレベーターを昇って、
大阪帝国ホテルの24階。
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このロビーからも、
別の大阪の顔が見える。
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なだ万のテーブルから覗き下ろすと、
大阪城のお堀。
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そして茶粥定食。
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心から楽しんだ。

すぐに新大阪までタクシーを飛ばして、
一路、東京へ。

このあたりに富士の姿があるはずだが、
今日も残念ながら拝めない。
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しかし、1年で一番いい季節。
そのいい気もちと富士の姿を、
両方、満喫しようなんて、
虫がよすぎる。

東京駅に戻ったら、
ホテルモントレ半蔵門まで、
再びタクシー。

PCSAの第13回定時総会。
PCSAはパチンコチェーンストア協会。

この総会では、恒例となったイベント。
第9回学生懸賞アイディア・エッセイ表彰式。

今年は34作品が集まり、
最優秀賞1作品と優秀賞3作品が選ばれた。

その授賞式。
司会はPCSA専務理事の中島基之さん。
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開会挨拶は主催者を代表し、
人事問題研究部会リーダーの上林浩和さん。
夢コーポレーション㈱の、
人財部人財支援グループマネジャー。
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私も全部読んで投票したが、
審査委員の厳正な審査のもと、
授賞に輝いたのはこの4人。
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右から最優秀賞は星川吉徳さん。
尚美学園大学芸術情報学部・情報表現学科、
そして佐々木優さん・広島工業大学情報学部情報工学科、
寺内拓也さん・専修大学商学部マーケティング学科、
緒方慶さん・帝京大学社文学部会学科の3人が優秀賞。

壇上に登った審査委員は4名。
PCSA代表理事の金本朝樹さん、
研究部会リーダーの上林浩和さん、
斎木純一フジサンケイビジネスアイ常務取締役、
そして結城義晴。
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表彰状授与は審査委員長の結城義晴。
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最優秀賞に輝いた星川さんの論文は、
回転式遊技台に関する技術の研究を考察、
良い作品だった。
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記念品授与と講評は、
審査副委員長の斎木さん。
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総括は再び私、結城義晴。
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そして全員がそろって記念撮影。
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授賞した4人はこの春、
パチンコホール各社に入社した。

理事の皆さんも頼もしそうに見守って
無事授賞式を終了。
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休憩をはさんで、
総会後の第48回経営勉強会での講演会。
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第一部講師が結城義晴。
タイトルは、
「PCSAのための現代化チェーンストア経営論」
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サブタイトルは『純粋渥美俊一批判』。

チェーンストア近代化と、
流通業産業化のために、
渥美先生が果たした役割を、
正当に評価しつつ、
商業・サービス業の現代化のための、
問題を提起。
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21世紀に求められるチェーンストア経営。
そのマーケティングとマネジメントの視点から、
渥美俊一を批判しつつ、次の展開を透視した。
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私は渥美俊一先生の、
一番弟子のひとりを自負している。
だからこそ、私には、
愛ある『純粋渥美俊一批判』を、
展開することができる。
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昨日の『流通革命』&「問屋無用論」の、
林周二批判も含めて、
それらが私の役割だとも思う。

それでも渥美俊一の価値は、
少しも揺るがない。

その歴史的価値を、
高く評価しつつ、
次の時代を展望し、
実業現場の改革に邁進したい。

60分の短い時間では、
語り尽くせなかったこともあるが、
ご清聴に感謝したい。

あぁ、一気に語って、
疲れました。
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アメリカから帰って、
大阪で講演、
東京で授賞式と講演。

ちょっと疲れました。

肩の荷が下りた。

お疲れ様。
いい週末を過ごしてください。

〈結城義晴〉

2014年05月22日(木曜日)

林周二「流通革命」&結城義晴「商業現代化」とNS30周年おめでとう

今日は朝から、
東海道新幹線のぞみ。
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このあたりに富士があるはずだが、
雲に隠れて見えない。

車中、facebookで、
栗原一博さんが、
林周二先生のインタビュー記事をシェア。
栗原さんは㈱ダスキンくりはら社長で、
商業界同友会の新しい重鎮。

私もそれを読んで、
コメントを書いて、
facebookにシェア。

日経web刊のインタビュー記事で、
「流通革命」著者・林周二氏に聞く。

林周二先生は、大正15年生まれ。
ああ、渥美俊一先生や清水信次さんと同じ。
大学のゼミ教授・壽里茂先生とも、
そして私の父とも同年。

1926年、東京生まれだが、
福岡の名門・修猷館から、
東京大学経済学部を卒業して、
研究者の道を歩み、
東大助教授時代の1962年、
『流通革命――製品・経路および消費者』を出版。
発刊は中央公論社だった。

弱冠36歳、早熟の助教授の著書が、
日本の流通革命に火をつけた。

東大教授の後は、
静岡県立大学、明治学院大学、
そして流通科学大学でも教鞭をとった。

東京大学名誉教授。

私は林先生が静岡県立大学教授のころ、
渥美先生を介して交流があって、
お話を聞いたり、
何度か箱根や奈良に、
旅行をご一緒したりした。

日経web刊インタビューは、
ベストセラーのタイトルへの質問から始まる。
「私が考えたのではありません。
編集担当者だった田島義博さんの命名です」
田島先生は前学習院大学院長で故人。

編集者上がりの学者。
私も大いに尊敬していた。

林先生は統計学の専門家。
その観点から流通業を研究した。

「ダイエーの1号店を見に行き、
その繁盛ぶりに驚いたのが
きっかけの1つです」

「見ると聞くとでは大違いだった」。

ドラッカーのポスト・モダンの流儀。
「自分の目で見、耳で確かめよ」

「創業者の中内功さんもいました。
学者が視察に訪れたことに関心を持たれ、
いろいろと教えてもらったのを覚えています」。

ここで研究者・林周二が感じとる。
「何か互いに通じるモノがあったね。
社会が変わっていくような気もしました。
その熱気を書こうと思いました」

林周二が伝えたかったこと。
「当時は高度成長期で、
世の中がものすごいスピードで
変化していました。
そのスピードがもっと速くなることを
言いたかったのです」

このダイエー創業のころから、
既存小売業と比べて、
凄いスピード感はあったし、
それは今も続いている。

ここで面白いたとえをする。
「それまで雑誌と言えば月刊誌でしたが、
週刊誌が出始めた時期だったと思います。
読者の情報に対する欲求が
急速に高まったからです」

これを流通革命のスピードに結び付ける。

私は今、週刊誌がさらに、
Daily Newsのスピードになり、
紙が網に変わりつつあると確信している。

そして紙も完全になくなりはしないし、
網との融合になる。

だから月刊『商人舎』と
商人舎Magazineを併用する。
その中で、商人舎Magazineは、
Monthly商人舎、Weekly商人舎、
そしてDaily商人舎で構成される。

林周二はニヒルだ。

「しかし、変化の速さを
後押ししたスーパーですら、
時代に取り残されるようになった。
今だとコンビニかな。
とはいえコンビニも
安泰ではないでしょう」

この本では、
「問屋不要論」が指摘されている。

よく読むと、そうでもないと私は思うが、
「未来書のような読み方をされた読者もいますが、
『ここは当たっている。当たっていない』と
読まれることに当惑してます。
変化をどう捉えるかを読んでほしかった」

「流通革命」の読者となって、
流通業に飛び込んできた人たちに対して。

「結果的に多くの革命児を
作ってきたことになるけど、
教え子たちにはあまり
勧めなかったね。

流通業はその速さ故に
『人を消耗させる』と見ていたからです。
今もそのようなことが
残っているようにみえます」

私はそのスピードが、
人間を鍛えると考えている。

林先生のスタンスとは、
決定的に異なる。

やはり倉本長治や渥美俊一の立脚点にあって、
それを発展的に革新させていくのが、
私の役目だ。

今、取り組んでいるテーマ。
「『知恵』についての本を書いています」

そして最後に、
「もう、流通革命について
話すことはありません」

ああ、林先生は、
もともと統計学者なんだ。

私は、そう思った。

確か、箱根にご一緒した時だと思うが、
「今、書いているのは『商学大全』です」と、
語った林周二。

それが1999年、
『現代の商学』として上梓された。

流通革命から離れて、
ネクスト・ワンに向かっている。

当時、私はそんなふうに思って、
凄い先生だと感動したが、
今にして振り返れば、
林周二の関心は移ろっている。

私自身は、今こそ、
新しい流通革命が、
起こっていると考えている。

林周二の「流通革命」は、
商業の近代化だった。

それが今、
「商業の現代化」へと
変容している。

自分の足でフィールドを歩き、
自分の目で見、自分の耳で聞くと、
ポスト・モダンのリテール・リボリューションが、
いま、沸き起こっていることがわかる。

そしてそれはおそらく、
統計学としてとらえた「現代の商学」ではない。

定量的な集計分析と、
ちょっとした聞き取りだけでは見えないものが、
継続的で丹念なフィールドワークによって、
くっきりとしてくるのだ。

さて、今日の私は、
2時間15分ほどで新大阪。
タクシーで大阪帝国ホテルへ。
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菓子卸売業のエヌエス研究会。
その創立30周年記念式典と懇親会。
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全国の菓子問屋13社が加盟して、
「一つの会社の如く」協業する。

林周二「問屋不要論」は従って、
当たってはいない。

食品問屋では、
三菱食品や国分が2兆円を超え、
他の卸売業も重要な社会的機能を果たしている。

控室で、エヌエスの幹部の皆さんと写真。
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式典が始まると、
前列には先ほどの幹部の皆さん。
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そして渡邉健次会長の挨拶。
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えびす本郷㈱代表取締役社長。

続いて佐藤治男副会長が、
エヌエス研究会の概要と歴史的成果、
経営方針を丁寧に説明。
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㈱外林代表取締役社長。

エヌエスはプライベートブランドを開発している。
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来賓を代表して、
㈱明治の田上康孝さんが祝辞。
常務執行役菓子営業本部長。
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閉会の辞は、石河勲エヌエス研究会役員。
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福岡の㈱イシカワ代表取締役社長。

その後、10分の休憩の後、
結城義晴の記念講演。
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80分のところ、
少し早く始まったので、
ギリギリまで90分。
「食品産業の展望と課題」
一気に語った。

ご清聴を、感謝したい。

その私の講演への謝辞は、
㈱外林会長の外林久忠さん。
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商業界『商売十訓』を掲示して、
私の講演を褒めてくださった。

ありがたい。

その後、控室で、
来賓の皆さんと交流。
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私の隣から、
フルタ製菓㈱会長の古田鶴彦さん、
㈱不二家代表取締役社長の櫻井康文さん。
櫻井さんは〈毎日更新宣言ブログ〉の大ファンで、
月刊『商人舎』の愛読者でもある。
本当にありがたい。

さらにカルビー㈱社長の伊藤秀二さん、
春日井製菓㈱社長の春日井康仁さん、
UHA味覚糖代表取締役社長の山田泰正さん、
そして江崎グリコ㈱の江崎勝久さんと、
㈱ブルボン専務取締役の星野倖夫さん。

菓子業界のそうそうたるメンバー。

懇親会が始まって、
エヌエス研究会幹部がお出迎え。
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会場には管弦楽カルテット。
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副会長の白石純一郎さんの挨拶。
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熊本の㈱白石代表取締役社長。
私は縁あって、
白石さんが課長の時代から知っている。

素晴らしい社長になった。

来賓挨拶は、
江崎グリコ㈱社長の江崎勝久さん。
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乾杯の音頭は、
カルビー㈱の伊藤秀二さん。
代表取締役社長兼COO。
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そして懇親。

懇親会では全員が、
これまでの30年と、
これからの30年を思い浮かべつつ、
菓子業界の将来を考えた。

そして、中締めは、
㈱ブルボン専務取締役の星野倖夫さん。20140523004059.jpg

最後の挨拶は、
エヌエス研究会役員の花森清茂さん。
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北陸の㈱アイワ・フィット代表取締役社長。

エヌエスのみなさん、
おめでとう。

そして最後は、
ホテル2階のバーで、
若手リーダーの皆さんと懇親。
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ありがとう。

楽しかった。
応援します。

林周二の「流通革命」。
その「問屋無用論」。
これだけが独り歩きすることは、
林先生も心外だろう。

ただし、製造業も卸売業も小売業も、
大きくても、
社会貢献できない企業が、
「不要」となって、
小さくとも、
社会にお役立ちする企業が、
「有用」となる。

そしてそれらの協業は、
「商業現代化」の大テーマである。

私は生きている限り、
このことを語り続けるだろう。

〈結城義晴〉

2014年05月21日(水曜日)

羽生善治「将棋名人位復帰」と広澤克実「勝利至上主義の弊害」

昨日帰国して、
今日は講演会の予定だったが、
私自身は本当に助けられた気分だが、
延期となった。

そこで、夕方の3時過ぎに、
横浜商人舎オフィスに出社。

あ~あ、疲れた。
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ビュッフェのピエロをもって、
おおきく息を吐く。

Daily商人舎に投稿。
マツモトキヨシ連結決算は
ROA10.2%・ROE9.4%

増収増益です。

日本では、第72期将棋名人戦の第4戦。
これまで挑戦者の羽生善治三冠が3連勝中。
森内俊之名人はカド番に追い込まれていた。
どちらも指し盛りの43歳。

今夜の8時18分、111手で森内が投了。
羽生の4連勝で決着。
天才の名人位復帰が決まった。

私も将棋を指すが、
その棋風はどう見ても森内派。
しかし羽生流が好きだ。

好きだというだけで、
羽生を見習おうとは思わない。

そんなものかもしれない。

しかし、これは、
私の提唱する「ポジショニング戦略」に通ずる。

独自の立ち位置を築く。
それは好き嫌いからのものではない。

自分の本質から発することだ。

だからポジショニングとは、
真似るものではない。

何でも真似ることは、
だからまったく理論的ではない。

日経web刊の『ダイヤモンドの人間学』。
元プロ野球選手の広澤克実が書く。
ヤクルトと阪神で活躍した明治大学出身の打者。

「右投げ左打ち増え」と、
日本野球のレベル低下に、
警鐘を鳴らす。

「体育が『5』の子が
野球をやらないんですよ」。
広澤がこの春、
ドキっとした言葉がこれだ。

「由々しき問題である」と、
まず嘆く。

野球少年の全体数は、
それほど減っていない。

しかし、体育の成績が「5」という子どもが、
野球をやらなくなった。

みな、サッカーにとられる。

さらに、「右投げ左打ち」の選手が増えているが、
それに疑問を投げかける。

理由は、右投げの子供が多いが、
左打ちへの矯正はしやすいこと。
そして左打ちのほうが、
野球では有利であるとされること。

リトルリーグ、シニアリーグ、少年野球、
それに高校野球の指導者が、
「この選手を大きく育てよう」という理想を見失い、
目先の結果、目の前の大会や試合に勝つことを、
優先して、左打ちに矯正する現状がある。

つまり、勝利至上主義の弊害。

さらに野球選手は十人十色で、
だからおのずと適材適所のはずだ。

しかしこの認識も足りない。

仕事とビジネスで言えば、
目先の売上利益至上主義と、
適材適所の欠落。

それが人材育成を阻む。

同じことだ。

「選手のタイプによって指導法は変わるのだ。
どんな選手も十把ひとからげに
同様の指導をしていては
選手個人のレベルは上がらない」

私が説く「ポジショニング戦略」でも、
人財の育成は十把ひとからげではいけない。

商人舎ミドルマネジメンント研修会でも、
「グライダー人間」を否定し、
個性を尊重する。

ピーター・ドラッカー先生は説く。
〈マネジメントとは、
人の強みを
発揮させることである〉

広澤は、そうならないために、
「ゴールデンエイジの一貫教育」を理想とする。

10~18歳、あるいは小・中・高校生時代。
「挨拶、礼儀、 感謝といった規律を指導できる人間と
正しく技術を指導できる人間の両方が教官となり、
子供たちを育てるアカデミーができたら最高」。

ただしこれも広澤の「最高」であって、
ハナから押し付けになってはいけない。

なぜならすべての体育「5」の子供が、
プロ野球選手を望むわけでもないからだ。

私も40代のころ、
ジュニア・ソフトボールの監督をやっていた。

異なる個性とチームワークの融合。
それが私自身のテーマだった。

このブログで何度も書いているが、
私は選手も部下も子供たちも、
本人独自の成長の「邪魔をしない」ことを、
モットーとしてきた。

それはもちろん野球指導者の、
目先の勝利を優先する考えの対極にある。

小学校に入る前から、
親が勝手に子供の道を決めてつけてしまったり、
何らかの一貫教育を決定づけてしまうことも、
それは危険であろう。

ただし私は、
「中学・高校の一貫教育」は、
有効な考え方だと思っている。

羽生善治や森内俊之は、
小学生のときから、
自我を確立し、頭角を現した。

羽生は小学校1年生のとき、
同級生から駒の動かし方を教わった。
これは自然な成り行き。

2年生の夏、
将棋に熱中する我が子を、
母親が観察して、
将棋道場「八王子将棋クラブ」に通うようになった。
これも羽生少年の自我から発したものだった。

その後、驚異的な成長で、大人を負かせ続け、
6年生の春、小学生将棋名人戦で優勝。

同年、奨励会入会試験に合格し、
3年間で中学生プロ棋士となる。

周りの大人たちが、
羽生の「邪魔」をしなかった。

おまえはこれだと、
決めつけなかった。

それが本人らしい成長を促し、
ほんものの天才を生んだ。

天才でなくともよい。
本人らしく生きること。

親のエゴは何よりも、
退けられるべきものだ。

アメリカから帰ってきて、
将棋名人戦の報に触れ、
人間の成長を考えた。

私のアメリカ研修会、
一人ひとりの成長発展の、
「邪魔」をしなかっただろうか。
本人らしい成長の後押しになっただろうか。
十把一絡げ研修となっていなかっただろうか。

そんなことを思った。

みんな、自分らしく、
成長してほしい。


〈マネジメントとは、
人の強みを
発揮させることである〉

それを、こころから願うものだ。

〈結城義晴〉

2014年05月20日(火曜日)

ラスベガス研修旅行から帰国、「Youは何しにアメリカへ?」

帰国しました。

第16回商人舎海外視察研修会。
今回はラスベガスでのBasicコース。

サンフランシスコ国際空港で、
解団式の後の全員写真。
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いかがでしょう。

全員の目がキラキラしているでしょう。
前夜はラスベガスの最後の夜で、
眠っていない人もいるだろうに。

さて、昨日の19日。
チーム別の発表と個人理解度テストの表彰の後、
結城義晴最後の講義。
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いつもいつも、
とても大切にしている。
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全員が集中して、聴いてくれる。
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私は本物の知識商人を養成して、
商業の現代化を成し遂げようと考えている。
アメリカで7日間も一緒に勉強した人たちは、
その知識商人そのものだ。
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彼らは、派遣してくれた企業にはもちろん、
おおいに貢献してくれる。
同時に、商業全体の中で、
十二分に仕事を成し遂げ、
古い小売業や消費産業を乗り超えてくれる。
それが商業基幹産業化を果たす。
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そのためには、
自らイノベーションし続けることが必須。
小さなイノベーションの継続が、
大きな産業の現代化につながる。

「自ら、変われ!」

これが私の最後のメッセージ。
ご清聴を感謝したい。

講義が終わってから、
大野愉香さんの本にサインして、写真。
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この日、発表されたイオンとマルエツ、カスミの経営統合。
大野さんは渦中のイオン子会社マックスバリュ関東の社員。
今回は唯一、自費での個人参加だった。
意欲あふれるイオン・ピープル。
頑張ってほしい。

朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

最後の講義の後は、
各自、自由研修。
私は自室で、ずっと書き物。

その後、夕食は中華料理。
Joyfull House。
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ダウンタウンでもストリップでもない、
郊外の店だが、
「The best of Las Vegas」に選ばれている。
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入口で写真。
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野菜を中心にオーダーして、
大満足。
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現地コーディネーター五十嵐ゆう子さんと、
商人舎チーフディレクターの鈴木敏さん。

夜は、ホテルニューヨークニューヨーク。
シルクド・ソレイユのズーマニティ。
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楽しむことも、たまには必要。
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まっ赤な舞台。
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まさに「現代化」されたサーカス・ショー。

はじめはこれもポスト・モダンの道化。
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ズーマニティを堪能した。

みなさんも、ラスベガスに行ったら、
ぜひ、ご覧下さい。

一夜明けて、もう、帰国。
5時に集合して、ラスベガス国際空港。
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チェックインをして、くつろぐ。
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この後、10数時間もタバコが吸えない喫煙組。
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私はその間も、原稿書き。
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飛び立つと、ラスベガスの街。
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次は秋の研修会。
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よろしくお願いします。
街にお願いした。

土だらけの山並みが続く。
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その中に三つの光。
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シェラネバダ山脈。
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頂きに雪を抱いた峰々。
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1時間半で、雲の切れ間にサンフランシスコ郊外。
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ラスベガスとはうって変わって、
緑と水色が美しい。
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ユナイテッド航空の機体が並ぶ。
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100番ゲートに集合して、
解団式。
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両手の人差し指で、
三本締め。

そして再び冒頭の写真。
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大きな成果をもって、
その成果を発揮するために、
帰国します。

この機体に乗り込んで、
10時間のフライト。
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サンフランシスコの上空。
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海岸べりはくっきり。
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それから太平洋上を飛び続ける。
景色はずっと、白と青。
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日本列島が見えてきた。
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銚子の犬吠崎。

千葉県は美しい緑。
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日本はやはり、いい。

成田空港について、チェックアウトし、
トランクを受け取って、外に出たら、
テレビ東京の番組クルーに出会った。
「Youは何しに日本へ?」
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私たちは「何しにアメリカへ?」

それをもう一度、噛みしめて、
明日から全力で仕事に邁進しよう。

みんな、頑張ろう。
みんな、ありがとう。

一生、忘れない旅だった。

〈結城義晴〉

2014年05月19日(月曜日)

イオン首都圏SM連合構想とラスベガスBasicコース調査発表と表彰

Everybody! Good Monday!
[2014vol20]

2014年第21週。
5月第4週。

Good Monday!と呼びかけ、
Good Morning!と声を掛け合うものの、
今朝、衝撃的なニュース。

すべての人にとって、
Goodではなかったかもしれない。

前々から噂されていたことだがイオンが、
「首都圏スーパーマーケット連合」を創設。
来年3月までに、持ち株会社を設立して、
その傘下にマルエツ、カスミ、
そして子会社のマックスバリュ関東を、
まとめていく。

Daily商人舎に詳しく書いたし、
この後の展開や他社の行動なども、
考察した。

昨年10月の『月刊商人舎』。
特集は「日本小売業M&A異変!」。
予測以上の急展開。

明らかに時代は変わりつつある。

現状に安住していたいという願望は、
そうそう許されるものではなくなった。

今週の結城義晴のスケジュール。
今日の月曜日に、帰国の途について、
明日、火曜日20日、帰国。
明後日、水曜日21日は、
午後1時から東京で
㈱スポットライト主催講演会。

私が欧米動向やIT活用のマーケティグを語る。

木曜日は大阪へ。
大阪帝国ホテルで、
NSグループ創立30周年記念講演。

全国の菓子卸売業が協業するNS。
講演テーマは、
「食品産業 の展望と課題」
菓子業界の皆さん、
ご清聴をお願いします。

そして金曜日は東京に戻って、
PCSA懸賞論文&エッセー表彰式と、
その後のPCSA勉強会の講演

帰国後も、あっちこっちから、
呼ばれています。

ありがたいことですが。

さてラスベガスでの研修の日々。
最終盤に差し掛かった。

一昨日は朝8時半から30分間、
理解度テストを実施。
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設問は5問。
キーワードは書き込んでもらうが、
ほとんど自分の概念の説明を書く。
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ラスベガスの街の喧噪のなか、
ここだけは静寂で濃密な30分。
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終ったら、ため息が流れた。

その後は、調査チームごとに、
ディスカッションタイム。
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結局、1時間20分をとったが、
これが重要な時間だ。
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それぞれが調査の結果を基に、
考察し、討論し、結論を導き出す。
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違った企業のチームメンバーが、
自分の意見を戦わせる。
それがいい。
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結論はグラフ化して、提出。
ご苦労様。

その後、結城義晴の第3回目の講義。
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三度目の講義は、
調査分析への解説から。
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ショッピングセンターのガイダンス。
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講義はまだまだ続く。
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それから最後の視察研修。

そして一晩が明けて、
昨日19日の研修会最終日の午前中は、
チーム別に視察店各社の商品政策の分析発表。
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視察店ごとに、PF(プライス&フェイシング)商品調査を行って、
グラフを作成し、それに基づいた分析を発表する。
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説明する人、
グラフを指し示す人、
補足する人。
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チームごとにプレゼンテーションの工夫をする。
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チームごとに説明が終わると、
質疑応答。

私も質問席にいて、
ときどき口を挟む。
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8時半から始めて、
最終プレゼンのグロサリー部門が終ったのが、
10時ごろ。
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私も前に出て、調査分析の解説をする。
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10時から10時20分まで、
厳正な審査委員会を開催して、
それらの優秀チームが決まった。
心からおめでとう。

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青果部門チーム
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乳製品チーム。
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ベーカリーチーム。
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優秀3チーム揃って、写真。
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それから上位金銀銅メダルチーム。
まず、チームワーク賞も合わせてとったミートチーム。
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準優勝はドリンクチーム。
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そして優勝の最優秀は、
フローズン部門チーム。
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商品の月刊『商人舎』5月号をもって、ポーズ。
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チーム賞の表彰が終わったら、
一昨日の理解度テストの表彰。
絶対評価だが、
上位5人がSクラスとして選ばれた。
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優秀者は
マックスバリュ関東㈱の大野愉香さん
㈱関西スーパーマーケットの木下善博さん、
亀田製菓㈱の田村信一さんの3人。
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そのSクラスでも特に優秀な二人がいた。
最優秀者として表彰。
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㈱マツモトの小谷真也さん。
㈱ロピアの田中悟さん。
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商品をもって、
ポーズ。
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全員がよく学んだ。
表彰者はその代表に過ぎない。
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私にはそれが、なによりうれしい。

学ぶことはおもしろい。
学ぶことは尊い。
学ぶことは生きがい

私も、みなさんも、
生涯学び続けよう。

では今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年05月18日(日曜日)

ジジと商人舎ラスベガス研修会[日曜版2014vol20]

ジジです、こんにちは。
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ユウキヨシハルのおとうさん。
いません。
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おおきなカバンに、
いろいろつめて、
でかけていきました。
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ヒコーキにのって、
アメリカのラスベガス。
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すごく、おもしろいところです。
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でも、あつい。
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38℃。

だからレストランでは、
ミストをながしてる。
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ヒガサ、ひつようです。
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ボクもぐったり。
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おとうさんも、
おひるね、したほうがいい。
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でも、キャップをかぶって、
ライフスタイルセンターをあるく。
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コンテナストアで、
ショッピングして。
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アウトレットセンターでも、
おかいもの。
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いいなあ。
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それから、おいしいものも、
たべた。
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ホールフーズのデリ。
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イン&アウトのプロテインバーガー。
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ん~! ヘルシー!!
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いいなあ。
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でも、おシゴトは?
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たくさん、お店をめぐった。
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リサーチ。

おとうさんの専門。
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それから、
たくさんの人に、
あった。
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ステファニーさん。
おシゴトとボランティアをしている。

フォト。
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テストもした。
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みんな、がんばった。
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リサーチとディスカッション。
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おとうさんは、うれしい。
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学んでくれることが。
みんなが、成長することが。

そして講義。
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つたえたいこと、
おしえていこと、
すべてを学びとってもらえるわけではないけれど、
つたえるし、
おしえる。
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だから講義は、
まいあさ、3時間。
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それがおとうさんのシゴト、
おとうさんの役目。

がんばってきて、ください。
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ボクはいつも、
まってます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

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