7月に入って、1日。
あと半年で、2014年が終る。
還暦を過ぎてから、
時間が経つのが早く感じられる。
こんなことを書くと、
古希や喜寿、
さらに傘寿、米寿、卒寿のみなさんに、
叱られそうだが、
私の父と母も、
来年正月には卒寿。
あのくらいになると、
時間はむしろ、
ゆったりしてるようにも見える。
その7月。
1カ月間を俯瞰すると、
世間は結構、慌ただしい。
FIFAワールドカップは、
佳境に入ってきて、
14日まで半月ほど、
世界の注目を浴びる。
4年に一度のスポーツの祭典。
それもたった一種目の世界大会が、
こんなにも盛り上がる。
ある意味では平和を象徴している。
しかし、その祭典の最中、
日本国では安倍内閣が、
今日の夕方の臨時閣議で、
憲法解釈を変更し、
集団的自衛権行使の容認を正式決定。
今後は、自衛隊の活動を
裏付ける関連法整備に向かう。
同時に憲法改正に
照準を合わせた論議が展開される。
ただし改憲の発議には、
衆参両院総議員の3分の2以上が必要。
2014年の7月1日に、
安倍晋三が憲法解釈変更を閣議決定したことは、
歴史によってその意味が証明される。
おもい重い決定である。
さて、7月は、
7日が七夕。
これは覚えておくといいが、
七夕の日が二十四節気の「小暑」。
「梅雨が明け本格的な暑さが始まる」の意。
昨年の梅雨明けは、
関東甲信が7月6日、
九州から、近畿までが7月8日で、
まさに小暑の通りだった。
小暑があれば、次に「大暑」が来る。
23日ごろ。
そしてその頃が、「夏土用」の期間となる。
正確には7月20日(日)から8月6日まで。
今年の土用丑の日は7月29日(火)。
学校の夏休みも始まって、
これまたいい季節。
ああ、7月は、
後半に夏休みが待っている。
さて私の7月。
まず4日から9日まで渡米。
ダラスからワシントンDC。
一度帰国して、
16日から22日まで、
再びアメリカ。
今度はダラス・フォートワースから、
サンフランシスコ・サクラメント。
帰国したら、
月刊『商人舎』8月号の入稿。
面白い特集企画を考えています。
ご期待ください。
さて7月の商人舎標語。
これは7月号の巻頭Messageでもある。
[特集]
The Retailer’s Druckerism
ドラッカー・マネジメントの学び方・極め方
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!
「企業の目的は顧客の創造である」。
「店は客のためにある」。
完全一致。
ピーター・ドラッカーと倉本長治。
すべてはここからスタートする。
2014年の夏本番。
FIFA World Cup Brazilに盛り上がり、
安倍内閣は憲法解釈を変更。
妙に胸騒ぎのする文月。
古人は文月に詩歌を献じ、
書物を夜風にさらした。
現代知識商人はドラッカーを読む。
ドラッカーを学ぶ。
ドラッカリズムを貫く。
ドラッカー・マネジメントを極める。
ドキドキ・ワクワク、仕事しなさい。
ドキドキ・ワクワク、お客に接しなさい。
ドキドキ・ワクワクしない仕事はやめなさい。
お客さんがニコニコする店をつくる。
社員がニコニコする会社にする。
それがリテイラーに対するアドバイス。
理想を求めて、
手持ちの道具で、
ケースバイケースで。
良い会社、
良い社会、
良い人生。
ドラッカリズムを身につけ、
ドラッカリアンになりきり、
ドラッカーのように生きる。
ドキドキ、
ワクワク、
ニコニコ。
ドキドキ、
ワクワク、
ニコニコ。
7月を充実させたい。
〈結城義晴〉
[追伸①]
昨日のDaily商人舎はJapan News、公開中。
豚肉国際相場高騰で加工肉も実質値上げ、
製販のWin-Win態勢を構築せよ!
[追伸②]
商人舎ハワイ・ビギナーズコース。
9月4日~8日の3泊5日。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコで、勉強もする。
とにかく初めてアメリカを見る人、
小売業以外の人も、
ウォルマートもホールフーズも、
主要企業はみんな学べる。
商人舎・結城義晴と、
JTBのカリスマ添乗員・佐藤公彦さん。
全力で、ドキドキ・ワクワク・ニコニコの体感を、
教授し、演出します。ご検討ください。