結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年07月24日(木曜日)

[宇都宮発]「てっちゃん」こと㈱かましん大越鉄夫店長の取材と交流

第5回ミドルマネジメント研修会。

㈱商人舎を設立して、
念願のセミナーを開催し始めて、3年。
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多くのミドルマネジメントが、
知識商人となって、
各地で、各企業で、
改革の狼煙(のろし)を上げてほしい。
それが商業の現代化を推進する。

こんな志で始めた研修会。

その第5回のS獲得者発表。
橋本純さん
株式会社ロピア執行役員食品事業部長
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梅田源さん
株式会社テスク 代表取締役社長
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品川健一さん
株式会社ミスターマックス 八幡西店店長
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田上勝之さん
株式会社ミスターマックス 新習志野店店長
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庄村順太さん
株式会社成城石井 店舗運営本部
店舗運営部 エリアマネージャー
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今回はミスターマックスの店長が二人、
堂々のS獲得者。

この会社はもともと教育に熱心で、
毎回、必ず参加してくれるが、
今回、実によく勉強していた。

課題レポートもしっかり書けていた。

ロピアも最近は、
野武士集団(?)から、
知識商人に変わってきた。

成城石井は、
会社が揺れ動いているが、
庄村さんはしっかりしている。

本籍地を持った知識商人だ。
応援しよう。

さてブログは、
アメリカ時間。

7月4日から9日までテキサス・ワシントン。
帰国して、深夜と明け方に、
FIFAワールドカップをテレビ観戦して、
むこうの時差に合わせる細工をしておいて、
その後、7月16日から22日まで、
ダラス・サンフランシスコ。

これで時差を克服できるかと思ったら、
ワールドカップ観戦の時期、
体は日本時間に合わせようと努力していた。

だから時差ぼけは余計にひどくなり、
現時点では訳がわからない状態。

ブログを書こうとしても、
うとうとと仮眠状態になる。

今の時間は、
サンフランシスコで、
24日木曜日の15時。

昨日の3時。

そのつもりで書く。
お許しいただきたい。

さて今日は、
朝から東京駅まで出て、
新幹線はやて。
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約1時間で宇都宮。
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駅前にも餃子の店が並ぶ。

その宇都宮に本部を置く㈱かましん。
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平松本町店は、
素晴らしい。
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「てっちゃん」こと大越鉄夫さんに、
インタビュー。
この平松本町店店長。
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そして昨日発表した、
ミドルマネジメント研修会のS級獲得者。

前々から、じっくり話したかった。
それをたっぷりと聞くことができた。

本籍地ヨークベニマル、
現住所かましん。

それがてっちゃんの人生。

いま、愛するかましんで、
最前線に立って現場改革に勤しむ。

非常に有益な話だった。
日本中の店長に、
勇気を与えてくれる物語だった。
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大越さんは平松本町店のバックヤードに、
「ストアコンセプト」を張り出している。
その前で写真。

その端にAJSネットワークのコピー。
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何よりうれしい「ウェルカムボード」。

てっちゃんと固い握手。
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大越さんは、
「てっちゃんの店長日記」というブログを、
もう6年も、ほぼ毎日、書き続けている。

それも真摯で謙虚で、
洞察に満ちたブログ。

だから私たち二人は「ブログ同志」。

そのブログから広がって、
「てっちゃん会」というネットワークが誕生した。
facebookで毎日、情報の交流をし、
年に3回、集合して人的交流。
30数名に及ぶ。

私もfacebookの「てっちゃん会」会員。

心から意気投合して、
時差ぼけを癒しに来たような気分になった。

ありがとう。

その後、この地のたいらや川田店を訪問。
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こちらも負けず劣らずいい店の状態を堅持。
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旧知の清水聡店長と握手。
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その後、宇都宮駅前に移動して、
大越さん、羽下(はが)篤さんと交流。
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羽下さんは㈱かましん人事部課長。

ずいぶんと話を聞いて、
アドバイスもした。

内容は、煎じ詰めると、
ドラッカーの言う「人を活かす」こと。

それは上司や社長を含めて、
「人を使い倒す」ということ。

頑張ってほしい。

しかし、てっちゃんに会って、
話を聞いて、再び、つくづく思った。
「仕事こそが人を磨く」

「てっちゃんのドキドキ・ワクワク経営」(仮題)は、
月刊『商人舎』8月号に、
たっぷりと頁をとって掲載予定。

ご期待ください。

〈結城義晴〉

[追伸とお詫び]
アメリカ報告の続きレポートは、
順延します。
すみません。

時差ぼけ対策を、
間違えました。

2014年07月24日(木曜日)

第5回ミドルマネジメント研修会S獲得者発表と金田正裕さんとのコラボ

帰ってきたら、梅雨明け。

関東甲信地方が、
私が帰国した昨日の22日。
昨年より16日遅く、
平年より1日遅かった。

それでもあとは北陸と、
東北の南部、北部。

気象庁のコメントは、弱気。
「梅雨明けしたとみられる」

商人舎は、
第5回ミドルマネジメント研修会の
栄えあるS獲得者発表。

ミドルマネジメント研修会では、
2日目と3日目の朝、
理解度テストをする。

丸暗記ではなく、
いかに理解したかを、
自分で確認する。

だからすべて記述式。
選択式や〇×方式もない。

受講者は、
設問に答えるために復習し、
30分のテスト時間中に考える。

自分で考えることが、
身につくということ。

ただの丸暗記ではない。

今回の理解度テスト①の平均点は、
74.2(前回68.4)。
理解度テスト②は75.2(前回86.7)。

第2回理解度テストは、
急遽、設問を難しくしたため、
見事に平均点が下がった。
しかし96~100点が3人もいた。

さらに研修会修了後、
課題レポートがある。
2000字以上。

それを事務局が入念にチェックし、
最終的に結城義晴自らが読んで、
評価をする。

今回はなんと、
1万字のレポートを書いたS獲得者がいた。

第1回と第2回の理解度テストで、
それぞれ2割5分の合計5割の配点、
課題レポートで5割。

この3つの結果を総計して、
S・A・B・C・Dで表す。

そのS獲得者。

おめでとう。

今回は、S取得者が多かった。
総勢14名。

もったいをつけるわけではないが、
今日と明日に分けて、紹介しよう。

大越鉄夫さん
株式会社かましん店長
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石川慎也さん
株式会社万代 畜産部マネジャー
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高岡嘉則さん
株式会社マツモト 人事教育部マネジャー
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西村彰二さん
株式会社関西スーパーマーケット
しんかな店副店長
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伊藤勉さん
株式会社平和堂 グリーンプラザ店店長
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橋本純さん
株式会社ロピア執行役員食品事業部長
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梅田源さん
株式会社テスク 代表取締役社長
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おめでとう。

この研修会のS獲得者は、
大いに価値ある栄誉です。

もちろん、そのほかの人たちも、
実に真剣に学んでくれた。

成績をとるための研修ではない。
自ら変わるための研修。

成果は、現場で出す。
仕事で示す。

それが最終的な成果だ。

仕事こそが人を磨く。

さて、今日は、夕方、
金田正裕さん来社。
㈱流通総合研究所所長。
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2時間余り、
ディスカッション。

私のパワポなども見ていただき、
商人舎の考え方を認識。
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金田さんには、
Weekly商人舎週刊特別企画で、
連載を持っていただいている。

脱「販促企画書」の
「マーケティング企画」づくり。

前にも紹介したが、金田さんは、
1971年、北海道大学水産学部卒業、
同年、㈱ダイエー入社。
その後、ダイエーの商品統括本部で、
鮮魚部門バイヤー、
スーパーバイザーを歴任。

かつてのダイエーのスーパーバイザーは、
まさにコンサルディングを役割とした。

今、考えると、当時、
最良のコンサルタント養成機関だった。

業界トップ企業に入社し、
現場から本部、商品部までを、
十二分に経験する。
これは最先端の知見を有するということ。

そのうえで、現場指導を体得する。
ダイエーの直営店舗支援だけでなく、
子会社やフランチャイズ企業の指導をした。
それが金田さんのキャリア。

Kマートプロジェクト室を最後に、
1981年に退社し、
同年、金田さんは、
㈱フレッシュフード研究所を設立。

このころの私は、
月刊『販売革新』編集記者。

別冊号で、
金田さんの「バイヤーの一日」を取材して、
ごく、親しい間柄となった。

そこで独立した金田さんと二人で組んで、
「最新鮮魚マーチャンダイジング」の連載を、
毎月、試行錯誤しながらスタートさせた。

その後、金田さんは1991年、
㈱流通総合研究所を設立。

鮮魚部門の奥田則明さん、細川良範さん、
青果部門の神川渉さん、藤井俊雄さん、
精肉部門の久野さん。

みんな一流のコンサルタントになって、
ダイエー出身者の面目を示し、
産業に貢献した。

金田さんは1996年、
㈱金田流通研究所を設立し、
現在、両研究所代表取締役。

生鮮食品のマーチャンダイジング、
そのコンサルタントの草分け。

その金田さんとは、
いま、最も重要なテーマ、
「営業企画」の在り方について、
意気投合。

秋に特集を組む。
ご期待いただきたい。

今日は、帰国早々のS獲得者発表。
おめでとう。
がんばれ。

仕事こそが人を磨く。
〈結城義晴〉

[追伸]
アメリカ視察報告は、
もう1回続きます。

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