商人舎公式サイトのリニューアル。
予想外の大不具合で、
元に戻しました。
大騒ぎして、
ご迷惑をおかけしました。
今一度、原点に戻って、
リニューアルに、
再チャレンジします。
さて日経新聞に、
「消費者態度指数」の記事。
タイトルはその結論を一言で、
「消費者心理、9月悪化」。
もちろん日本の話。
その9月の消費者態度指数、
一般世帯の季節調整値が、
8月に比べて1.3ポイント低下。
39.9。
これは2カ月連続。
4月1日から消費税が増税され、
消費は落ち込んだ。
それが7月までは持ち直しの傾向を示した。
それが8月・9月とダウントレンドで、
これから暮らし向きが悪くなるとの見方が増えた。
内閣府の基調判断。
8月は「持ち直しのテンポが緩やかになっている」、
9月は「足踏みがみられる」。
消費者態度指数には、
4つの項目がある。
①「暮らし向き」
②「収入の増え方」
③「雇用環境」
④「耐久消費財の買い時判断」
それぞれに、今後半年間に、
「良くなるか悪くなるか」を消費者に直接聞き、
その比率から指数が算出される。
9月はなんと、
4項目すべてで指数が前月を下回った。
その中で「暮らし向き」項目の指数が、
2.0ポイント減少の37.1。
小売サービス業にとって、
最も影響のある消費者心理。
その悪化幅が最も大きかった。
9月には、
食料品の値上げが相次いだ。
野菜価格も高騰した。
日経記事は、
それが「消費者の景況感を冷やした」と指摘。
さらに1年後の物価予想。
87%の世帯が「上昇する」と回答。
物価高が消費者心理に、
打撃を与えている。
ここは渥美俊一先生に蘇ってもらって、
「物価凍結宣言」を、
ぶち上げてもらわねばならないか。
一方、ドラッグストアの寵児コスモス薬品。
2014年6・7・8月期の連結決算、
売上高は前年同期比12%増の1047億円。
しかし純利益は13%減の27億円。
この第2四半期として、
2004年11月の上場以来、
初めての最終減益。
コスモス薬品は、
消費税価格表示も総額のまま、
さらにほとんどのアイテムを、
増税前のまま。
つまり消費増税分を転嫁しなかった。
表現は法律違反スレスレ。
しかし粗利益率はもちろん、
粗利益額も激減。
12%も売上げを乗せたにも関わらず、
13%の減益。
ただし、本来、
それも読み込み済みのはず。
人件費、電気代等の上昇も、
純利益現象には影響を与えたが、
コスモス薬品がもともと、
低価格志向の顧客をターゲットにしていたから、
この減益になった。
もちろんコスモス薬品と同じ顧客層を、
同じようにターゲットにしている企業は、
コスモス薬品からも影響を受けて、
もっとひどいことになった。
一方、かれらとは違う顧客層を、
ターゲティングした企業は、
ほとんど響くことはなかった。
それがこの4月以降の真相。
ただし、この9月の消費者動向を見ると、
全ての客層にジワジワと、
ボディブローが効いてくる。
そして来年10月の、
再度の消費増税。
だから私は、今から、
1%のイノベーションを強調する。
その小さなイノベーションを持続させ、
3%に、そして5%に積み上げる。
一部コンサルタントが今、
いいぞ、いいぞ、と騒いで、
大成功しているかに見える店や企業にも、
このボディブローは容赦しない。
それに、上場企業並みに、
数値公開されていない場合、
自己申告の営業数値は、
信用できない。
みんな、自分の成績は、
自分でよくわかっている。
それをコツコツ、
改善、改革しよう。
これが自己管理の目標管理だ。
さて私の行動日記。
2014マルト米国研修団を見送った。
そのあと空港に乗り入れているBARTへ。
ベイエリアをぐるっと巡る電車。
サンフランシスコダウンタウンでは、
地下鉄となる。
自動販売機で20ドル分のカードを買い、
入口を入って、階段を降りる。
そして長い長い電車に乗り込む。
さらに乗り換えて、一路、
サンフランシスコのダウンタウンへ。
30分ほどで、シビック・センター駅。
子供が跳ねている。
ユニオンンスクェアに近い、
パウエル駅の一つ手前。
地上に上がると、
大通り。
そしてホリデーイン・シビック・センター。
フロント・ロビーには、
航空会社のキャビン・アテンダントたち。
部屋に落ち着いて、
サンフランの街を見下ろす。
ちょっと曇り空。
曇り空 曇り空
狂いだしそな曇り空
みんなみんな
こなごなにくだけて
灰色にとけていったよ
曇り空 曇り空
狂いだしそな曇り空
〈国井桂子作詞 未曽司作曲〉
午後3時半頃から、
10時半まで、
気がついたら7時間。
ずっとパソコンに向かって、
仕事、シゴト、しごと。
そして慌てて、
タクシーに乗って、
刀屋へ。
サンフランに来たら、
イチローが訪れるラーメン屋。
そこで、まずはドラフトビール。
喉が乾いていたので、
写真を撮るのも忘れて、
一口飲んでから、
慌てて、パチリ。
そして餃子と醤油ラーメン。
これもお腹がすいていたので、
二口くらい食べてから、
慌てて写真。
さて、最後にクイズ。
このビールと餃子とラーメンで、
いくらでしょう。
円でも、ドルでも、
どちらでもいいから、
予想してみてください。
ただし、チップが含まれて、
私が払ったのはチョッキリ価格。
といっても、
10ドル、20ドル、30ドル、
あるいは40ドルという、
チョッキリではありません。
では、みなさん、
お元気で。
私の旅は、
まだまだこれから。
サンフランシスコから、
ミネアポリスに向かう。
〈結城義晴〉