私のなかでは、
完全に昼と夜が逆転している。
この体調を修正すべきか、
このまま行くべきか。
To be or not to be,
that is the question.
「それが問題だ!」
今週の日曜日には、
また渡米。
だから修正すると、
向こうで時差に悩む。
しかしこのままでは、
こちらでの生活がやりにくい。
なんだかわからないままに、
うやむやにして過ごす。
体が望むままに。
それが一番いいのだろう。
というところで、
時差ブログ。
Everybody! Good Monday!
[2014vol42]
2014年第43週。
10月の終わり、
11月の始まり。
その境目に、ハロウィンがある。
今週はハロウィン・ウィーク。
団塊の世代や、
それ以上の世代の人々から見ると、
なんだか変な風習。
「アメリカ人の真似をするのは、
納得いかない」
そんな感慨もあるかもしれない。
しかし私は、
商人は融通無碍なところがあっていいと思う。
もちろんそうでない商人がいてもいい。
顧客が望むことに、
素直になること。
それが、なんというか、
現代商売のコツだ。
だから大いにハロウィン、
盛り上がろう。
ピーター・ドラッカーは説いている。
ポストモダンの問題解決は、
美しくはない。
現実的で、
ケースバイケース。
あるがまま。
今の私の時差対策のようなものだ。
大いに盛り上がるべし。
ただしひとつ。
今年のハロウィン当日。
つまり今週の金曜日。
お客を観察しておきたい。
そして来年はどうするか、
考察しておきたい。
そのための一法。
サーティワン・アイスクリームの店頭を、
ちらっとでもいい、
観察しておくこと。
食べておくこと。
B-R サーティワン アイスクリーム株式会社。
2013年度決算で1157店、
年商205億2446万円。
営業利益は19億6500万円、
営業利益率9.57%。
好調な企業だし、
その名のとおり、
10月31日のハロウィンは、
大盛況。
大繁盛の店を、
見る、聞く。
そこで、
買う、食べる。
顧客の喜ぶ姿に接する。
そうすると、
ハロウィンのプロモーション、
来年からやる気になる。
プロ野球日本シリーズ。
ここ関西で第2戦が行われ、
阪神タイガースが破れ、
1対1。
それでも関西は盛り上がる。
アメリカ・メジャーリーグは、
サンフランシスコ・ジャイアンツが、
3勝2敗で勝ち越し、
チャンピオンフラッグに近づいた。
カンザスシティ・ロイヤルズの青木宣親も、
先発出場できず、精彩がない。
それでもこの舞台に立っているかぎり、
無上の幸せにちがいない。
さて私は大阪。
朝から㈱万代の店舗を視察、取材。
今年5月に取締役になった黒田久徳さんが、
ご案内くださった。
まず、今年4月オープンの淀川新高店へ。
売り場面積275坪(900㎡)のスーパーマーケット。
初年度年商16億円の水準で推移している。
青果部門は450坪、600坪の店と比べても、
遜色ないスペースと品揃え。
黒田さんから、
万代の商品開発について、
レクチャーしてもらう。
なるほど! 得心。
万代の躍進の理由。
またひとつ、私なりの分析が進んだ。
黒田さんは、
コーネル・ジャパン実行の三期生。
39歳の店長・西田淳さん、
黒田久徳さんと写真。
西田さんも元気いっぱいで、
それでいてリーダーシップの本質を心得る。
2009年に商人舎US研修会に参加して、
モチベーションも高い。
次に、万代桃谷駅前店。
こちらは280坪、
年商21億円弱。
店に入ると、すぐに、
マイクリレーで出迎えてくれた。
カメラ目線を要求すると、
すぐに対応してくれた。
それから松本博美さん。
今年9月の商人舎ビギナーズコースに参加。
再会すると第一声は、
「楽しかったです!!」。
この店の日配部門サブチーフ。
現場で働く姿を見ると、
父親になった気分で、
胸が熱くなった。
この店では、
楠誠司さんにインタビュー。
店舗運営部部長シニアマネジャー。
楠さんは、アメリカ研修や、
ミドルマネジメント研修会にも参加して、
現場に強い知識商人。
今、新しい使命を負って、
現場改革に邁進中。
今回は万代のアンダー1000㎡店舗を取材。
月刊『商人舎』11月号で、詳解。
楠さん、西田さん、
そして黒田さんの話から、
このタイプの店舗の重要性と、
万代のこのフォーマットの強さが、
判明した。
もちろん特集では、
ウォルマート・エクスプレス、
ターゲット・エクスプレスなどとの、
比較を試みる。
感謝したい。
取材はいいもんだ。
私の天職。
そんなことを感じた。
さて、その後、
万代本部会議棟。
11月8日から14日まで、
ドライデイリー会の視察勉強会in米国。
万代の取引先の精鋭が、
万代の幹部・ミドルマネジメントと一緒に、
アメリカのスーパーマーケットを学ぶ。
取引先のメーカーやホールセラーの人々が、
ともに米国の「すでに起こった未来」を学ぶことで、
万代の店頭でイノベーションが起こる。
こんなストーリー。
その事前講義の第2回目。
今回は120名の参加。
その全員が参集して、
19の班分けや行動のルールなど、
打ち合わせをし、
そして通常は私がバスの中で行う講義を、
集中レクチャー。
アメリカでも、
私は毎日、講義する。
サブテキストは、
月刊『商人舎』9月号。
最新の趨勢から、
各企業ごとの動向、
メーカーやホールセラー向けに語った。
2時間を超える講義をすると、
どうしてもエキサイトしてくる。
それでも足りない。
先ほどの楠さんも、
今回、参加してくれる。
講義が終わって、移動。
ドライデーリー会会長の今津龍三さん、
万代常務取締役の阿部秀行さん、
そして黒田久徳さん。
よろしくお願いします。
今週はハロウィン・イベント。
万代桃谷駅前店でも、
このエンド。
目いっぱい盛り上がりたい。
そして11月に突入しよう。
では、みなさん、
今週も。
Good Monday!
〈結城義晴〉