米国メジャーリーグのワールドシリーズ。
カンザスシティ・ロイヤルズが、
3勝3敗の五分に戻して、
いよいよ最後の決戦へ。
青木宣親もヒットを打って、
晴れ舞台の終幕へ。
幸せだろうなぁ。
久しぶりに糸井重里。
ほぼ日刊イトイ新聞の巻頭言。
今日のダーリン。
試験だとか、締切りのある仕事などで
「一夜漬け」ということを、よくやりました。
その一夜の前の、
さまざまな準備というものも、
なくはなかったかもしれません。
でも、ほんとうになにかを
搾り出す「一夜」はあります。
全くの、同感。
出来不出来については、
また別問題かもしれませんが、
日々平均して少しずつやればいいことを、
もう逃げられなくなった、ある短い期間に、
集中してやることで、
できることはたしかにあります。
同感、同感。
「一夜漬け」を「しくみ化」したのが
「合宿」や、「カンヅメ」であると言えましょう。
そのとおり。
他の仕事や用事をしなくて済む環境にじぶんを置いて、
やるべき問題だけを、とにかく集中してやる。
たいていの場合は、
ある程度の結果を出しています。
チームで「合宿」する場合もあるし、
個人で自ら「カンヅメ」になることもあります。
ここで重要なポイント。
どちらの場合も、ある程度は
「進行管理」的なことをする人が必要だと思います。
「難問+自己管理」というのは、
難易度が高いですから。
でも、それにしても、
「合宿」や「カンヅメ」は、
けっこう大きな仕事を残してくれました。
そして糸井の考察。
仕事をするっていう、ひとつの理想形は、
あの「カンヅメ」での出力なんじゃないかと、
思いついたのであります。
これは私の経験を通しても、
正しい。
だって「ずっと考えている、やらねばならないこと」を、
ぼくはもう、何ヶ月もやれてないと思うのです。
どうしても出力しなきゃいけないという緊張感と、
どんな時間を削ってでもやるぞという集中力が、
ないままに、なにかを待っている日々が長すぎる。
そんな気がしてきたのであります。
「やればできる」と、
思っているだけで過ぎていく時間。
この状態を「ま、いいか」で済ませるのは、
やめなきゃ。
本当にそのとおり。
私は毎月、
「一夜漬け」と「カンヅメ」を、
やっています。
月刊『商人舎』の締切。
それが今週末。
仕事の成果を上げるひとつの理想形、
「カンヅメでの出力」、
「一夜漬けのパワー」。
頑張ります。
「無茶をせず、無理をする」程度で。
さて日経新聞一面トップ。
「ネット通販 コンビニで即日受け取り」
一面に持ってくるか?
そんな感慨もあるけれど、
これはオムニチャネルの記事でもある。
セブン&アイ・ホールディングスの新基軸。
そごう西武・ロフトやイトーヨーカ堂で扱う商品を、
顧客はインターネットで購入。
それをセブン-イレブンで、
当日に受け取る。
セブン-イレブンの1万7000店の拠点を、
最大限活かすのがセブン&アイの、
オムニチャネル戦略の最大の強み。
そのために、埼玉県久喜市に、
ネット事業専用の物流拠点を本格稼働させる。
2015年中に約300万品目の購入が可能となる。
午前7時に注文すれば、
最短で午後7時には、
セブン-イレブン店舗で受け取れる。
夜中に注文すれば、
翌朝出勤時に受け取れる。
受け取る際に送料と手数料は無料。
店舗での返品も可能。
ただしこれは来年度中の構想。
現在は書籍・雑誌、グループ専門店の商品などの範囲で、
受け取るまでに2~4日かかっている。
セブン&アイの2013年度。
ネット経由の売上高は1500億円だった。
前年比で5割増。
2020年度には、1兆円の構想。
鈴木敏文会長は、
引退しているかもしれないけれど。
さてさて今日の結城義晴。
午前中は締切に追われ、
寺岡ニューバランスの長編原稿執筆。
午後は、東京清水橋。
伊藤園本社。
夏の大陳コンテスト最終審査会。
172社、1万4282店舗の参加で、
12.7%の増加。
ますますすごいコンテストになってきた。
4つの店舗賞と一つの企業賞を決める。
店舗賞の4コースは、
おーいお茶コース、
リーフ・ティバッグコース、
むぎ茶コース、
テーマ訴求コース。
6名の審査員が、
それぞれに付箋を貼っていって、
それを集計する。
最後に全員で検討して、
大賞と優秀賞を決定。
もめることはほどんどないが、
議論し合って丁寧に意思決定する。
決まりました。
そして審査員全員で記念写真。
真ん中が伊藤園社長・本庄大介さん、
右へ副会長の江島祥仁さん、
副社長の本庄周介さん。
私の隣は松井康彦さん、
商人舎エグゼクティブプロデューサー。
一番端は商業界社長の中嶋正樹さん。
最後に恒例、
スタッフ全員で写真。
1万4282店のみなさん、
ご参加、ありがとうございました。
前列一番左は、
㈱商業界の竹下浩一郎さん、39歳。
月刊『食品商業』の新編集長に決まった。
ついでに、おめでとう。
審査会のあとは、
本庄周介副社長の部屋で、
和菓子と抹茶をいただきながら、懇談。
大介さん、江島さんも加わって、
マーケティングの行方やアメリカの動向、
全国のスーパーマーケットの動静など、
情報交換。
そして最後にこの2本のお茶。
500ミリリットルのビン入り高級茶。
真ん中が本玉露、
両サイドがおーいお茶30周年記念限定商品。
これはギフト商品として販売されている。
いずれも、うまい。
満足顔のスナップ。
今日も充実した一日だった。
「一夜漬け」というか、
「二夜漬け、三夜漬け」となるか、
とにかく「カンヅメ」の週末に突入。
今週は伊藤園がらみの日だっただけに、
「無茶」はいけない。
頑張ります。
〈結城義晴〉