日経新聞に「期日前投票所」の記事。
各地の選挙管理委員会の工夫。
長野県中野市。
12日からイオン中野店に、
期日前投票所を開設。
午後3時から8時までの限定時間。
中野市は、国政選挙の投票率が、
3回連続で県内最低だった。
「人が多く集まる場所なら
投票率向上につながる」
選挙管理委員会が仕掛けたが、
これは実にいい。
投票所は各市区町村に、
少なくとも1カ所の設置が
義務付けられている。
2カ所目以降は、
「設置する数や時間などに
特に制限はない」。
そこで各自治体ごとに、
「様々な工夫が出てきた」
だから小売業が、
自分の自治体に前向きに働きかければ、
期日前投票所を設置することができる。
アメリカやヨーロッパには、
ショッピングセンターに、
投票所が設けられることが多い。
こうすると、
小売サービス業に従事する人たちも、
期日前投票をしやすい。
大いに広めてもらいたい。
小売業の側から、
各地の選挙管理委員会に、
積極的に働きかけるくらいでいい。
記事には、この他にも事例を挙げる。
横浜市泉区は市営地下鉄立場駅前に、
横浜市旭区は相鉄線二俣川駅の駅ビルに、
松山市は愛媛大学と松山大学に、
それぞれ期日前投票所を開設。
実績を上げた。
昨年の参院選では、
全投票者のおよそ25%が、
期日前投票を利用。
選挙に行こう! 投票しよう!!
今月前半の商人舎標語。
さて私は今朝、
新幹線に乗って、大阪へ。
新横浜から乗って、
小田原あたりから富士の姿。
冬の富士山がくっきりと、
顔を出してくれた。
米原あたりで雨。
新大阪についたら、
タクシーで堺へ。
アゴーラリージェンシー堺。
万代ドライデイリー会総会。
山下和孝副社長の業績報告と今後の方針。
その後、11月の、
アメリカ勉強会の報告会。
19チーム120人の参加で、
歴史的な米国研修会が開催された。
その19チームのうち7チームから、
それぞれの調査に基づいた報告が行われた。
今回の報告者は、
各チームに分かれて参加した万代の社員。
最後の7番目の発表者は、
執行役の芝純さん。
みんな、それぞれに、
専門領域を深めて、
いい発表だった。
その後、結城義晴の総括報告。
冒頭で、今年末商戦の概括。
「もう趨勢は決まっている!」
そしてピーター・ドラッカーの
コミュニケーション論。
「経験を共有することこそ、
完全なコミュニケーションをもたらす」
それがこの120人研修の目的と成果の一つ。
その後、5日間の研修を振り返りつつ、
アメリカの「既に起こった未来」を整理。
私は今回のツアーで、
万代のターゲティングとポジショニングに、
大きな発見をした。
そして万代というスーパーマーケットの、
プライベートブランドのあり方にも。
それが結論だった。
ご清聴を感謝したい。
総会が終わると、分科会。
グロサリー部会は、
さすがに人数が多い。
惣菜部会。
デイリー部会では、
取締役の黒田久徳さんが、
商品開発のマーケティング視点を話した。
黒田さんはコーネル・ジャパン三期生。
私は控え室で、合間を縫って、
加藤徹社長、不破栄副社長と懇談。
分科会のあとは、
懇親会。
乾杯の挨拶は、
ケイ低温フーズ㈱社長の山名昇さん。
そして懇親食事会。
中締めは、関浩さん。
日本アクセス執行役員近畿支社長代行。
最後に、万代の幹部の皆さんと写真。
今年の年末商戦、
趨勢はもう決まっている。
まるで14日に投開票される、
今回の衆議院総選挙のようだ。
あとは粛々と実行に移すだけ。
懇親会の隣の席で、
万代副社長の山下さんと話し合った。
そのコメントが印象的だった。
「今年の年末は、楽です!」
もう、趨勢は決している。
〈結城義晴〉