Everybody! Good Monday!
[2014vol50]
2014年第51週です。
あと1週間と3日で今年が終わる。
忙しかったなあ。
そんな時の標語。
「今日も一日、慌てず急げ!」
まず、月曜日の俳句。
十二月大きな背中見せて去る
〈朝日俳壇 東京都・長谷川瞳〉
来年もそうだろうか。
今週のことは、
weekly商人舎の日替わり連載。
月曜朝一「今週の販促企画」
今日は朔旦冬至。
冬至は、昼間が一年で一番短い日。
日照時間が少なくなって、
太陽の光が一番弱まる。
ここを境に太陽のエネルギーは大きくなり、
昼間の時間が増えていく。
つまり冬至は太陽の復活の日。
一方、新月は、
月と太陽が重なった状態。
だから夜空には月が見えない。
反対に満月は、
月と太陽の距離がもっとも離れた状態。
だから月は太陽の光を反射してまあるく輝く。
月の満ち欠けのサイクルの過程で、
いわば冬至にあたるのが新月。
夏至に当たるのは満月。
月は満月から少しずつ欠けていく。
そして一度姿を消して新月で復活し、
満月に向けて満ちていく。
太陽の復活の冬至と、
月の復活の新月が重なった。
それが「朔旦冬至」。
まことに珍しい「復活の日」。
おめでとう。
その朔旦冬至の朝、
柚子湯に入った。
いい気分。
失速はしていないけれど、
さらなる完全復活の気が満ちてくる。
みなさんも、どうぞ。
今日の朔旦冬至が終われば、
明日は天皇誕生日。
そして明後日がクリスマスイブで、
明々後日がクリスマス。
素朴なるリースを飾りクリスマス
〈朝日俳壇 吹田市笠行信子〉
日本中LEDのクリスマス
〈同 枚方市中嶋陽太〉
あまり気に入った句ではないが、
クリスマスにちなんで。
さて商人舎magazineは活発だ。
weekly商人舎の週刊特別企画に、
[Focus Up]
都市型アンダー1000㎡「サミット梅ヶ丘店」
daily商人舎には、
Amazonプライム会員配達サービス
「Prime Now」マンハッタンで始動
日経新聞『経営の視点』。
編集委員の田中陽さんが書く。
タイトルは、「『他人の褌』も悪くない」
学習塾「栄光ゼミナール」、
冬季講習が盛んだが、その講習料。
いまはコンビニの収納代行サービスの活用で、
劇的に業務負担が減った。
「らでぃっしゅぼーやは、
ローソンの配送網に商品を乗せている」
同社は有機野菜・無添加食品の宅配サービス業。
そしてEコマースのアマゾンジャパン。
来春から数千万アイテムが、
全国1万2000店のローソンで、
受け取り可能になる。
セブン-イレブン店頭を最大活用するのが、
セブン&アイのオムニチャネル戦略。
それにアマゾン&ローソンが対抗する。
両者にとってこの上ない連携プレー。
一方、イオンの電子マネー「ワオン」は、
イオン傘下の店舗だけでなく、
地域商店や地方自治体などが活用して、
地域通貨となりつつある。
田中さんが使う言葉が、
「オープンプラットフォーム」。
「ある企業のシステムや物流など
有力インフラを外部企業が活用する取り組み」
「インフラ相乗りが新たな価値を生む。
対立の構図と見られていたものが
共存関係へ発展することもあれば、
中小企業・組織が大企業のインフラを使って、
細かな消費者ニーズをすくえるよう、
仕組みを進化させることもある」。
この現象は月刊『商人舎』12月号で、
ちょうど1年前に特集した。
ヤマダ電機とコスモス・ベリーズ。
とくし丸とローカルチェーン。
「商業の現代化」の一要件。
来年もこういった現象は、
ますます増えるだろう。
十二月大きな背中見せて去る
ではみなさん、
今夜は柚子湯に入って、
かぼちゃを食べて、
Good Monday!
〈結城義晴〉