Everybody! Good Monday!
[2015vol4]
2015年第5週。
今週末の日曜日から、
早くも2月。
1月行く、
2月逃げる、
3月去る。
一日いちにち、
日が長くなり、
そして1月がもう、
行ってしまう。
日脚伸ぶ一度降りたき隣街
〈日経判断より 尼崎市・池田誠喜〉
それでも今週後半は、
寒さがぶり返す。
これ以上捨つるものなし冬木立
〈朝日俳壇より 前橋市・荻原葉月〉
さらに、孤独な老人の日常のひとりごとか。
裸木に包み隠さず話しけり
〈同 前橋市・荻原葉月〉
まず、お知らせ。
この商人舎公式ホームページの巻頭に、
ロンドン・パリ・バルセロナ研修ツアー。
4月15日~23日。
イギリスでは、
テスコのマルチフォーマットをはじめ、
ウォルマート・アズダ、セインズベリー、
ハロッズ、マークス&スペンサー。
フランスは、カルフール、オーシャン、
そして冷食専門店ピカール。
バルセロナはもちろん、
メルカドーナを中心に、
地元のエロスキ、DIA。
カルフール、オーシャンの侵入を、
しっかり受け止めた地元勢。
ドイツのアルディ、リドルも、
各都市に侵入し、
荒らしまくっているが、
それすら迎撃する態勢。
ずいぶん多くの経営者が、
メルカドーナを訪れた。
しかし結城義晴の解説なしに訪問しても、
その真の意味は理解できなかった。
学者もコンサルタントもアナリストも、
これは学びどころ。
その上、今回は、
ロンドン、パリ、バルセロナ。
それぞれの都市が素晴らしい。
街並みがまず、すごくいい。
大英博物館&ナショナルギャラリー、
ルーブル美術館&オルセー美術館、
サグラダ・ファミリア、グエル公園。
見どころ満載。
今年は観光も充実。
ロンドンからパリへは、
ドーバー海峡の下をくぐる、
ユーロスターの鉄道の旅。
いいですよ。
今回は結城義晴、
お望みとあれば、
観光案内もしたいと思っている。
私、ヨーロッパには、
明るいのです。
強いのです。
パリのSIALドールで、
世界一のグローバル・ドールを、
獲得した実績を持つほど。
第二外国語はロシア語だけれど。
ロンドンのミュージカルは、
ニューヨークを凌ぐ。
パリのムーランルージュやリドも、
世界最高のパフォーマンス。
バルセロナのフラメンコは、
死ぬまでに一度は見よ。
それぞれの都市の食べ物も、
それぞれに絶品。
アメリカもいいけれど、
ヨーロッパもいいなあ。
こうやって書いているだけで、
ドキドキ・ワクワクしてくる。
今週のスケジュールは、
商人舎magazineの日替わり連載。
月曜朝一・今週の販促企画。
もう、視野は2月。
節分の恵方巻きと、
バレンタインデー。
早仕掛け・早仕舞い・際の勝負。
これは忘れてはならない。
さて今日は、親しい経営者が、
新聞に登場。
まず、ユースキン製薬社長の野渡和義さん。
朝日新聞『リーダーたちの本棚』に登場。
私の中学高校の器械体操部の先輩。
『ドラッカーと論語』が入っているのが嬉しい。
一方、日経新聞『ニュース一言』には、
不二家社長の桜井康文さん。
「安全でおいしい商品を提供するのが基本。
品質の不備はあってはならない」
きっぱりとコメント。
子会社飲食店で販売したケーキの一部に、
カビが発生。
全国の各エリア統括責任者が、
店舗を巡回・指導する頻度を増やし、
管理体制を確立。
「当社が主体となって
再発防止を徹底する」
桜井さんの決意表明。
さてさて、日経新聞『月曜経済観測』。
「足踏みコンビニどうみる」に、
ローソン社長の玉塚元一さん。
「消費の二極化といわれるが、
そんな単純なものではない。
機能や品質で買う理由が
明確な商品やサービスでないと売れない」
「その店にしかないプライベートブランド商品や
手に入りにくい輸入食品は好調だ」
グループ内の動向。
「ナチュラルローソンは
既存店売上高は約5%増で推移。
「成城石井は約10%増」
「消費者の心をつかめた商売を
している店は堅調」
顧客の心の中に、
独自の地位を占めること。
それをポジショニングという。
これをアウトスタンディングにすること。
コンビニはマクロ経済に連動する。
そこまでの産業になってきた。
しかしコンビニの商売そのものは、
「マクロの指標に流 されるのではなく、
ミクロで変化に対応していけば、
まだ成長できる」
ナチュラルローソンは、
健康や環境に対応しているから、
好調なのではない。
成城石井は、
高級スーパーだから、
堅調なのではない。
健康・環境、高級といったマクロ指標、
それに対応すれば、
商売がうまくいくのではない。
ミクロな指標、ミクロな局面で、
「とんがり★こだわり」を出しているから、
好調なのだ。
みなさん、今週も、
とんがり★こだわり。
今年の商人舎標語。
ではGood Monday!
〈結城義晴〉