結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年01月31日(土曜日)

横浜聖光学院『ひこばえ』の7人同窓会と「紳士たれ」の人生

2015年1月最後の日。
㈱商人舎も年度末。
商人舎はあのウォルマートと同じ決算日。

おかげさまで、
2008年2月1日に設立して以来、
まるまる7年を経過。

一心不乱に仕事してきた。

この間、2008年6月には、
コーネル大学RMPジャパンが発足し、
その副学長に就任。
2009年4月からは、
立教大学大学院特任教授の職に就いた。

それらを昨年3月に一応、
すべて終わらせた。
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だから㈱商人舎代表取締役社長に専念したのは、
今年度からということもできる。

そこで2014年度決算は、
過去最高の売上げと利益。

と言っても会社は、
完璧なほどのマーケット・ニッチャー。

そのニッチャーの在り方を、
これからも貫徹、究明していきたい。

マーケット・ニッチャーが、
マーケット・リーダーや、
マーケット・チャレンジャーに、
適宜アドバイスを与え、
時には指導する。

しかし次々に知識商人が集ってくる。
それが商人舎だと思う。

さて、土曜日の午後から、
横浜商人舎オフィスに出社。

夕方まで、
月刊『商人舎』2月号の入稿仕事。

そして午後7時。
岡野町交差点。
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ここまでオフィスから5分ほど。

それから1分の和Dinig。
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一如(いちにょ)。
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ちょうど50年前に、
私は横浜の私立聖光学院中学校に入学。
3年後、同高等学校に進学。

中高一貫教育の学校。

あの福島県の甲子園常連高校とは、
名称は同じだが関係はない。

この6年間の真ん中の高校1年くらいから、
文学同人誌に参加した。
先輩から受け継いだ『ひこばえ』。

その仲間は7人。
20150201080715.jpg
1年に一度、正月明けに集まって、
近況など報告しあう。

仲居さんがこんな感じで、
撮ってくれた写真。
20150201080725.jpg

全員が62歳で、
ひとりも欠けず、
生きている。

これがまず、いい。

しかし全員、
子供はいるが、
孫はいない。

もしかしたらそれが、
私たちの若さの秘訣かもしれない。

銀行員、技術者、
食品製造小売業、教員、
そしてジャーナリスト。

7人のうち4人がまだ現役で、
フルに仕事をしている。
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私の隣から篠田宏、関孝和、
後ろ左から城戸康、廣部秀一、
冨澤弘文、福田良太郎。

関が『ひこばえ』でも編集長で仕切り人だった。
廣部は早熟の多作家で長編小説など書いていた。
城戸は秀逸の文章家で抜きんでていた。
篠田は気持ちのこもった詩など物していた。

私は、そんなに目立つこともなく、
自分なりの短文や詩をつくっていた。

私は15歳の『ひこばえ』同人のころから、
大学時代、社会人時代を含め47年間、
人に読まれる文章を書き続けている。

それが結城義晴の特徴であり、
強みということになるか。

私たちは互いに「聖光生」と呼び合ったが、
徹底して「紳士たれ」と教育された。

その意味で皆、
紳士たるべく、
人生を歩いてきた。

「また、来年」

そう声を掛け合って、
あっさりと別れた。

こうやって、
一年いちねん、
淡々と生きていく。

まだ、先は長い。

一月行く、
二月逃げる、
三月去る。

一月が行った。

〈結城義晴〉

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