結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年01月24日(土曜日)

戦後日本70年前後期の楽観でも悲観でもない「成長・失敗モデル」

イギリスの名宰相ウィンストン・チャーチル卿。
名言家でもある。

朝日新聞『天声人語』が取り上げた。
「悲観主義者は
すべての好機の中に
困難を見つけるが、
楽観主義者は
すべての困難の中に
好機を見いだす」

そしてつぶやく。
「とても楽観などできない。
しかし悲観も諦めも禁物だ」

イスラム国の人質事件のことをいう。
そのスタンスを崩さない。

事件はいまだ闇の中。
国際社会は極めてクールに、
この事件を捉え、
日本政府もそのスタンスを崩さない。

楽観もせず、悲観もせず。

そこからはごくごく冷静な、
論理的判断が導き出される。

私はそれを強く感じる。

今日は年始に続いて、
千葉県木更津へ。
イオンモール木更津。
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イオンの郊外型モールとして、
成功を収めている。

駐車場もご覧のとおり。
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イオンスタイルは、まず、
食品で確かな成果を出しつつある。
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一方、非食品の、特に衣料品も、
今一歩のところまで来ている。
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モールはシネマコンプレックスが、
イオンスタイルの反対側の核。
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南房総全域から顧客を集める、
まさしく核機能を果たしている。

ノジマも反対側の核。
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ギャップのオールドネイビーが、
モール中央にあって、存在感を示している。
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専門店群も健闘。
アズール・バイ・マウジーは、
国内91店になった。
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コンコースにステージ陳列。
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モールにライフスタイルセンター流の彫刻。
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ただしここに、
販促物や営業臭いものを、
添えてはいけない。

1月最後の土曜日に、
この繁盛ならば、
あとは数字を見ながら、
「良いところは伸ばし、
悪いところは改善する」

楽観も悲観もせず、
客観的に冷静に仕事すること。

その姿勢でいいだろう。

さて、日経新聞コラム『大機小機』。

今日のタイトルは、
「戦後日本70年の総括」

コラムニスト桃李さん。
対局から物申す人。

まず、日本を、
「平和国家」と規定する。

「戦後70年間、戦争をしなかったのは
国連加盟193カ国のうち8カ国しかない。
アジアで日本以外はブータンだけである」

世界に誇るべき歴史。

先日の講演でも、
丹羽宇一郎さんが主張した。
伊藤忠商事の元社長・会長、
前中国大使。

日本の条件のひとつは、
「戦争しないこと」。

コラムニストは、
「戦後の荒廃から目覚ましい勢いで立ち直り、
最も成長した日本」を指摘する。

「その発展の教訓を伝えて
世界に貢献する希有な機会である」とする。

戦後生まれが総人口の8割。

「戦後70年の歴史の本質は何か」。

「昭和の歴史は戦争によって、
前期後期に分けられた」
三島由紀夫
も書いている。

三島は三島なりに昭和前後期を総括し、
45年前に市ヶ谷の自衛隊バルコニーで演説し、
割腹自決した。

今年、三島の生誕90年、
死後45年を迎える。

コラムニストは三島の言う後半の70年を、
さらに前半と後半に分けて整理する。

前半は、成長・発展の歴史。

「日本が開戦した契機は
領土拡張による石油資源の確保であった。
だが、戦後日本が高度成長できた原因は
自国内に資源を持たなかった点にこそある」

「国内に資源を持たないため、
世界中で最も高品質で
最も低価格の資源を選んで輸入し、
加工することで高い付加価値を生み、
さらなる輸入資源の購入原資を得ることができた」

我々日本の成長の源泉は、
領土拡大ではなく、
「絶えざる技術進歩」である。
つまりイノベーション。
それを生む「人材教育」である。
つまりエデュケーション。

日本の成長は、
イノベーションとエデュケーションによった。

それが総括。

近代的日本商業にも、
このDNAは貫かれている。
イノベーションとエデュケーション。

「戦後の民主化は社会の自由度を高め、
西欧以外では初の先進国となった歴史は
途上国の目標でもある」

三島由紀夫は、
そのことの虚無性を指摘し、
自らの命を絶つことで、
総括したのだったが。

一方、70年間の後半。
「バブル期に始まる政策失敗の歴史」

なんとこの政策の失敗も、
教訓となっている。

「米国は日本を他山の石として、
大胆な金融政策でデフレ突入を防ぎ
早期に成長を回復した」

さらにその日本の失敗モデルは、
世界標準となった。

丹羽さんは、
中国が40年、韓国は20年、
日本やアメリカから遅れ、
やがてデフレに陥ると予言している。

それもこの標準失敗モデルによって、
回復するに違いない。

コラムニストは結ぶ。
「この機会に、戦後史を総括し
未来志向の教訓を
世界に発信すべきである」

私たちも、戦後商業を、
二つに分けて総括することができよう。

それは「商業の近代化」プロセスの中の、
「成功と失敗」の二つの現象である。

日本のチェーンストアの世界にも、
同じく前後期の「成長と失敗」があった。

それはダイエーの盛衰の歴史に、
象徴的に表されている。

「膨張と成長」と表現したのは、
故田島義博学習院大学院長だった。

成長の源泉は、
「イノベーションとエデュケーション」。

失敗の原因は、
「企業バブル期の連続的な失政」。

この商業近代化の成功と失敗を思い返すことで、
次の時代の「商業現代化」が見透される。

2015年1月最後の土曜日。
楽観でもなく、悲観でもなく、
そんなことを考えた。

〈結城義晴〉

2015年01月23日(金曜日)

CGC「カテゴリーマネジメント研究会」講演と「お客様は神様か」

今日は午後から、東新宿へ。
㈱シジシージャパン主催、
「カテゴリーマネジメント研究会」
での講演。

CGC本部にほど近い電設年金会館。

今日のテーマは、
「2015スーパーマーケットのポジショニング戦略」
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会場にはCGC加盟社、
CGCジャパン本部の商品部、
情報システム部の皆さん、
そして研究会メンバーのメーカー・卸、
その担当者ら60名ほどが集った。

講義は10分の休憩をはさんで3時間。
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今年最初の講演で、
しかも3時間たっぷり。

力が入った。
プロローグは倉本長治とドラッカー、
さらにスチュー・レオナードとイータリー。

本論は、二部に分かれている。
第1はコモディティ化現象の商品問題。
プライベートブランド、
商品戦略の考え方、
ビッグデータの活用、
脱コモディティ化戦略。

第2は業態・フォーマット論から、
ポジショニング戦略まで。

結城義晴の持論を丁寧に解説。
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3時間はあっという間。
ご清聴に感謝。

研究会には、
㈱オギノ手塚帰一さんも参加。
営業企画室総括マネジャー。
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久しぶりだったのが小須賀勇さん。
ハウス食品㈱営業本部広域営業部次長。
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商人舎のアメリカ視察研修会に参加してくれた。

小泉直樹君は、
私のジュニアソフトボール監督時代の愛弟子。
今はCGCジャパンのストアサプライチーム係長。
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小学生の時から教えているから、
今でも私のことを「監督‼」と呼ぶ。

最後に事務局のメンバーと写真を撮ろうとしたら、
並び方でちょっともめて・・・・・。
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こうなりました。
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エス・ビー・システムズ㈱のDB推進チームの面々。
私の隣から浦田大輔さん、鈴木友介さん、池谷恒一さん。

そして㈱三徳新宿本店を訪問。
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この40年ほど取材に訪れている。
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それでも何度目になるだろうか、
改装されて現代化を果たしていた。

道路の対面にある三徳のリカーショップ。
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この店は高額品が売れる。
20年くらい前だろうか、
取材したことがある。

今日もドンペリのロゼが、
4万円で売られていた。

さて今週はじめの日経ビジネスオンライン。
タイトルは「『お客様は神様』じゃない」
日経ビジネスの宇賀神宰司さんと西雄大さんが執筆。

そのイントロダクション。

「土下座を強要する、店頭に居座る…。
深刻な顧客トラブルが全国的に増えている。
苦情のメールや電話も
かつてなく暴力的になっており、
社員のストレスは高まる一方だ」

「過激化する消費者から社員を守り、
多様化が進む中で競争力を維持するには、
顧客との関係を根本的に見直す必要がある」

「顧客視点が成長の源なのは当然のこと。
だが、企業は今、改めて認識すべきだ。
もう『お客様は神様ではない』、と」

このあと事例が並ぶ。

第1は、大阪のファミリーマート茨木横江店。
この店は「コンビニ土下座事件」の舞台。

昨2014年9月8日深夜、
駐車場でたむろしていた数人の男女が、
空のペットボトルに水を入れろと要求。
さらに店内で飲食を開始。
抗議した店長に商品を投げつけ、
その上で土下座を要求。

その後、男女は逮捕。
執行猶予付きの有罪判決が下っている。

第2は札幌市の「しまむら」苗穂店。
一昨年2013年9月、
購買商品が不良品だったことで、
女性顧客が店員に土下座を強要。

その他、滋賀県のボウリング場でも。
鉄道暴力は前年比14%の増加。

電話によるクレーム対応も、
過酷になる一方。

とくに高齢者による“穏やかなクレーム”は、
ここ数年、急増中。
「上司気取り型クレーム」
「昔取ったきねづか型クレーム」
などと呼ばれる。

「孤独で元気過ぎる老人」が増えている。

「面倒なクレームを持ち込むのは
圧倒的に男性高齢者、
はっきり言えば団塊の世代」

記事のまとめ。
「一部消費者は明らかに
『神様』とは言えなくなってきた。
顧客を絶対的存在と位置付け
『言いなり』になっていると、
社員が傷つくばかり。
そんな時代になってきた」

さらに商品開発の現場でも、
一つの足かせになりつつある。

「かつて日本企業の強さは、
顧客の声をあまねくかき集め、
より多くの人を満足させる製品を
開発する技術にあった」
これがマーケティングの本道だった。

「しかし、市場が成熟し、
大衆の要望が多様化すると、
“最大公約数的商品”は魅力を失う」
コモディティ化現象と、
マス・マーケティングの行き詰まり。

「逆に台頭してきたのが、
デザイン性を集中的に高めたり、
機能を大胆にそぎ落としたりした
エッジの立った製品だ」

これこそアウトスタンディングなポジショニング。

記事の結論。
「社員を守るためにも、
商品開発力を高めるためにも、
日本企業は顧客との関係を
見直す時期に来ている」

この記事の結論こそ、
全くエッジが立っていないけれど、
同じ日の日経新聞本紙。
『キャリアアップ』は、
「おもてなしの達人 コンシェルジュに聞く」

マンダリンオリエンタル東京、
田隝益美チーフコンシェルジュは言い切る。
「あるときはトラベルエージェント、
あるときは家族、友人にもなること」

「お客様に満足を超えた感動を
味わってもらうことが我々の使命だ」。

日経ビジネスと日経本紙の、
同じ日の記事のこのギャップ。

今日、私の講演の、
スチュー・レオナードとイータリー。

スチュー・レオナードの「Our Policy」
Rule1 The Customer is Always Right!
Rule2 If the Customer is Ever Wrong,
Reread Rule1.

イータリーの「Our Policy」
1 The customer is not always right
2 Eataly is not always right
3 Through our differences,
we create harmony
顧客をセグメントし、
ダーゲティングし、
ポジショニングする。

それなくしては、
この問題は解決しない。

そしてドキドキ・ワクワクする仕事をする。
ドキドキ・ワクワクしない仕事はやめる。

ピーター・ドラッカー先生は、
鋭く、現代を見透していた。

〈結城義晴〉

2015年01月22日(木曜日)

「スーパー18年連続減収」とNYハンバーガー店「SHAKE SHACK」

Islamic State。
日本のマスコミでは「イスラム国」。

二人の日本人を人質にとって、
2億ドルの要求。

人の命が金と交換される。

それ自体、現在の日本には違和感はあるが、
ヨーロッパや中東では、
ローマ時代の十字軍のころからあったし、
さらにローマ帝国分裂後の地中海世界でも、
イスラムの海賊が身代金目当ての略奪をした。
そのあたりの歴史は現在に繋がっている。

しかし期限は72時間。
刻一刻と時間は迫る。

さて日経新聞の3面。
「スーパー、18年連続減収」の記事。

昨日のDaily商人舎でも取り上げたが、
日本チェーンストア協会2014年の統計。
既存店売上高が18年連続のマイナス。

総合スーパーは、
商業統計に明らかなように、
1997年をピークに売上高減少を続けている。

だから記事にはこうある。
「衣食住の商品を扱うイオンやイトーヨーカ堂など
総合スーパーが中心になる
14年の全国スーパー売上高は13年比0.6%減」

一方、食品スーパーマーケットは、
これも今日のDaily商人舎で分析したが、
2014年売上高は13年を0.9%上回った。

コンビニエンスストア既存店客数は、
前年比マイナス1.1%。

これを「コンビニも不振は鮮明」と言い切る。

業態別の整理、分析は重要だ。

神戸大学名誉教授の田村正紀先生は、
『業態の盛衰』の中にこう、書く。
「それなしには流通を
語ることができない基礎コンセプト」

さらに、
「戦略に共通したつくりを持つ企業の集りを
認識するためのコンセプト」

だからその区分は必要だ。
それが総合スーパーであり、
食品スーパーであり、
コンビニエンスストア。

ただし業態分析では、
実際には役に立たない。

フォーマットのレベルに落とし込んで、
細かく分析しなければならない。

フォーマットとは、
「業態が分化した様々な形」

これが田村先生の整理。

だとするとこの短い日経の記事は、
フォーマットレベルで、
自社・自店の分析をする必要がある。

チェーンストアの本部などには、
こういった仕事が要求されるだろう。

日経の3面の「総合1」面に、
でかでかと掲載された記事。

しっかり把握しておかねばならない。

「スーパーは18年も連続ダウントレンドなんだ」
そう、顧客や取引先や従業員に思われては、
仕事は前に進まない。

さてニューヨークのお土産ニュース。
ハンバーガーショップの
「SHAKE SHACK」
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大繁盛の行列ができる店。
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夜11時のマイナス10度でも、
店の外に並んでいる。
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店内に入ると、
注文のカウンターに行列。
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1時間待ちは当たり前。
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向こうのカウンターで注文し、
10分ほど待って、
手前のカウンターで受け取る。
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向こうがハンバーガーなどのオーダー、
こちらは冷たいものだけのオーダー。
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メニューは多彩。
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ハンバーガーのコンセプト。
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100%オールナチュラルのアンガス。
ホルモン剤・抗生物質を使わない。
ベジタリアン・フェッドの飼料を使う。

つまりホールフーズのようなハンバーガー店。

ニューメニュー。
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ドラフト・ビールやオーガニック・ジュースも。
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壁にはグッズ。
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厨房。
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右手がハンバーガーライン。
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ここで受け取る。
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そしてマスタードなどはセルフ。
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受け取りました。
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店内のイートインスペース。
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手前はスタンド席。

テーブル席もある。
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マネジャーに話を聞いた。
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「我々はグルメ・レストランのDNAを継承している」

創業者はダニエル・マイヤー会長、
CEOはランディ・ガルッティ。

ユニオンスクエア・ホスピタリティ・グループのオーナー。
ユニオンスクエアカフェやグラマシー・タヴァーンなど、
高級レストランを展開。

2001年、マンハッタンのマジソンスクエアパークに、
ホットドッグ・スタンドとしてオープン。

それが大繁盛し、
その後、ハンバーガーとシェイ クを中核とする
ハンバーガー・チェーンの展開が始まる。
健康・グルメ、しかし高価格設定。
ハンバーガーは分厚く、脂が乗っている。

それで大人気。

まさにホールフーズ。
ニューヨーク州に15店舗、
ワシントンDCに4店舗、
フロリダ州に4店舗、
ペンシルバニア州に3店舗、
米国内に合計36店舗を展開。

海外は、アラブ首長国連邦に10店舗、クウェートに6店舗、
ロンドンに1店舗など27店舗。

グローバル総店舗数は63。

通りの反対側に、
マクドナルドがある。
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行ってみる。
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ガラガラ。
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シェイク・シャックはもう、
「カルト的なライフスタイル・ブランド」。

ニューヨークの店どこも長蛇の列。

このシェイク・シャックは、昨年末に、
米国証券取引委員会に上場申請。
早速、ホテルに持って帰って試食。
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ズッシリと重くて、
肉厚、ジューシー。

ひと晩おいても、
満足できる味だった。

新製品は、オニオンリングが、
ちょっと脂っこい。
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ポットフライも、
もちろんフレッシュ。
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マスタードをつけて食す。
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㈱ロピアPCセンター工場長の庄司和良さんも、
嬉しそう。
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取締役の福島道夫さんは、
夜食にも関わらず、
完食で大満足。
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私は翌朝、バンズを除いて、
堪能しました。

マクドナルドもシェイク・シャックも、
ハンバーガーショップという業態。
どちらもファストフード。

しかしこれだけの格差がある。

もちろんイン&アウトも、
際立つポジショニングをもつ、
独自のフォーマットのハンバーガー・チェーン。

フォーマットの違いで論じなければ、
意味がない。

シェイク・シャックを食べると、
それが実感できる。

ニューヨークに行ったら、
SHAKE SHACK。

一度、どうぞ。

〈結城義晴〉

2015年01月21日(水曜日)

セルコチェーントップ会の交流と丹羽宇一郎の日本サバイバル論

午後から新横浜国際ホテル。
恒例の新春全国セルコグループトップ会。

13時45分からの特別記念講演は、
丹羽宇一郎さん。
前中国特命全権大使。
前伊藤忠商事㈱会長。
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講演テーマは、
「-新年迎えての-日中関係と日本の展望」
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まず今年の3つのキーワード。
①グローバリゼーション
日本だけが特殊な国ではない。
日本だけが豊かになろうではない。
日本だけがいいというのも、ありえない。
日本で起きたことは確実に世界各国に伝播している。
中国が崩壊したら日本もおかしくなる。

②インターネット革命
とりわけIoT、インターネット・オブ・シングス。
インターネットにモノが関連してくる。
この考え方は重要だ。

③金、マネー
資本と資産を持っている階層が豊かになり、
持っていない層が貧しくなる。
これはトマ・ピケティの「21世紀の資本」に通ずる話。

そのうえで専門の中国情勢分析。
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丹羽さんは習近平を評価している。
私も流通の視点から見て、
習近平のイノベーションに感心している。

「中国は日米の後を、
40年遅れで歩いている。
韓国は20年遅れている。
だから必ず彼らにもデフレがやってくる」

日本の生き残り条件。
①絶対に戦争をしてはいけない。
②教育がすべてを握っている。

日本は世界から、
尊敬される国にならねば、
生き残ってはいけない。

大賛成。

講演会が終わると、
ぞろぞろと懇親会場へ移動。

そして金屏風の前に、
セルコチェーン役員のみなさんが、
並んでお出迎え。
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開会の挨拶は、佐伯行彦さん。
協同組合セルコチェーン理事長の
㈱さえきセルバホールディングス社長。
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「我々中小企業はつねに前を向いて、
挑戦しなければならない」
いい決意表明だった。

続いて来賓の祝辞。
農林水産省からは大坪正人さん。
食糧産業局食品小売サービス課長。
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「農水省もプロダクトアウトから
マーケットインの発想へ転換します」

かねて私が同省に提案していたこと。

そして清水信次さん。
日本チェーンストア協会会長。
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(株)ライフコーポレーション会長、
日本生団連会長。

「私も数え年90歳となった。
イオンの岡田卓也さんが91歳、
セブン&アイの伊藤雅俊さんが92歳。
しかしまだ上がいる。
バローの伊藤喜美さんは93歳、
イズミの山西義政さんは94歳」

「卒寿になったのだから、
若いころの悪行は許してくれ。
そうカミさんに言ったら、
ダメだと言われた」

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笑わせておいて、結んだ。
「優秀な日本民族なのだから、
みんなで力を合わせて頑張って行こう」

この後は各卸売業のトップ競演。
これがセルコ新年会の売り物。

まず、三菱食品㈱特別顧問の後藤雅治さん。
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「総力を挙げて、
地域活性化、地方創生に協力したい」

国分㈱会長兼社長の國分勘兵衛さん。
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「日本の政治が安定してきたが、
デフレからの脱却ではない。
大事なのはデフレマインドから脱することだ」

㈱日本アクセス社長の田中茂治さん。
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「今年のマーケティングテーマは、
美味しく節約、そして健康第一」

目の前の最前列に、
かつての上司の丹羽さんが立っていて、
話しにくそうな風情を見せたが、
嬉しそうな田中さんだった。

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三井食品㈱社長の長原光男さん。
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「世の中の変化は急だ。
だから革新と挑戦が必要。
各地で多様性に対応していきたい」

そして最後は、
伊藤忠食品㈱社長の星秀一さん。
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星さんも丹羽さんの前でちょっと緊張。
「コシノジュンコさんの言うセンスの4つの要素。
①感覚、②知識と技術、③経験、
そして④その場その場の状況判断。
センスのいい取り組みをしていきたい」

それぞれに違いのある、
特徴的な話だった。

その後、セルコチェーン幹部役員が壇上に。
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ひとり一人が自己紹介。
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乾杯の音頭は、平富郎さん。
セルコチェーン理事相談役、
㈱エコス会長兼CEO。
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「会員全員、無事、年を越し、
学べ、働けで今年1年を乗り切っていきたい。
勉強した知識と経験が知恵となる」

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そして乾杯し、交流。
まず平さんと話した。
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ブルーチップ㈱社長の宮本洋一さんが、
加わった。
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その宮本さんとは、
今度じっくり話し合うことになった。
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エコスグループのトップ。
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私の隣から、
エコス社長の平邦雄さん、
マスダ社長の木村幸治さん、
たいらや社長の平典子さん。

㈱スーパーカケモ社長の欠畑茂治さん。
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全日本食品㈱社長の平野実さん。
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そして先ほどの檀上のお二人。
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左の国分さんと、右の後藤さん。

さらに協会の事務局。
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私の隣から、
日本チェーンストア協会専務理事の井上淳さん、
日本スーパーマーケット協会専務理事・竹井信治さん、
事務局長・江口法生さん。

それから松浦克幸さん。
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昨年、ブルーチップ㈱常務を退任し、
今、東洋印刷㈱取締役CRM事業部長。

そうこうしているうちに、
あっという間に中締め。
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セルコチェーン副理事長の桑原孝正さん。
㈱セルバ社長。

その桑原さんと、
金屏風の前で写真。
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もちろん最後の最後は、
セルコチェーン理事長の佐伯行彦さん。
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佐伯さんとは、毎年、
こうやって写真を撮る。
佐伯さんは昨年、還暦を迎え、
愛娘に贈られた赤いハットは、
近年でも際立ってよかった。

それにしても丹羽さんのサバイバル条件。
教育がすべてを握っている。
まず児童・生徒・学生の教育、
それから何にもまして社会人教育、
そして経営者教育。

すべてを握っている。

〈結城義晴〉

2015年01月20日(火曜日)

「人から得たもの・少ない時間で得たものはここ一番で使えない」

今日は大寒。

大寒の朝の水は、
「1年間腐らない」などと言われる。

そして今日から2月3日までが、
大寒の期間。

翌2月4日が立春。

つまり今日からの2週間ほどが、
日本が一番寒い時期ということになって、
明後日のゴルフ名人会は、
雨の天気予想で中止となった。

一番寒い時の氷雨の中でのゴルフは、
還暦を超えた人々には辛すぎる。

昨日は夕方、東京・東銀座へ。
冬はとりわけ歌舞伎座が美しい。
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ふぐ料亭wanofu。
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電通第14営業局の面々と会食。
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真ん中の戸井靖之部長、
左が保科朗さん、右が原大二さん。
戸井さんは第4営業局部長、
保科、原さんは第14営業局部長。
三人は電通きっての「流通専門家」。

これほどに話題が一致することも珍しい。

イオンやセブン&アイ・ホールディングスの、
戦略・マネジメントの違い、
プロモーションへの提案、
日本チェーンストアの将来などなど。

戸井さんはセブン&アイに詳しいし、
保科さんと原さんはイオンを学んでいる。

気がついてみると、
4時間ほど話し込んでいた。
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今夏、一緒にアメリカを、
研究しようという話になった。

そして今日は、夕方から、
横浜商人舎オフィス。

商人舎magazineのWeb会議。

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右からプラージュの八ツ田一成さん、
Webコンサルタントの猪股信吾さん、
fasebookコンサルタントの内田憲一郎さん。

月刊『商人舎』は読む雑誌、
商人舎magazineは使うメディア。

紙は読む、
網は使う。

もともとそれぞれが持っていた特性。
それをさらに強化する。

そんなことが提案され、
私は本当に嬉しかった。

月刊『商人舎』の読者には、
1人に対して5人分のIDとパスワードが付与される。

紙は48ページ。
読みやすくて、かなり高度。

しかし網は過去のコンテンツも、
全部、閲覧出来る。

そしてその写真や添付データを、
自分のレポートや提案書の資料に使うことができる。

これは既に1年10カ月分。
雑誌だけでも22号分、
日替わり連載企画は約100週分、
デイリー商人舎ニュースは447本。

考えてみるとこれらは、
スマホでも携帯でも、
便利に見られるし、読めるが、
写真やデータを使うことができる。

そのメリットを、
我々も強く自覚して、
編集をしようということになった。

ご期待下さい。

さて、日経新聞夕刊のスポーツ欄『駆ける魂』。
プロゴルファー上田桃子。

2007年のプロ3年目、
21歳でとんとん拍子に賞金女王。

2008年からアメリカ女子ツアーに挑戦。

デビュー戦の開幕戦SBSオープンでは、
残り4ホールまでトップ並走。
「勝てると思った」

しかし突然、不安がよぎる。
「こんな簡単にいっていいの?
うまくいき過ぎて怖い」

人生において、こんな瞬間がある。
好事魔多し。

この試合は5位に終わるが
その後、ズルズルと後退し、
持ち味を削り続けた。

6年間のアメリカ挑戦で1勝もできず、
10位以内はたった10回。

昨2014年から日本に戻ったが、
賞金女王の時のような強さは微塵もない。

そんな世界最高の舞台へのチャレンジ。
「収穫? 惨敗したこと」

自虐的発言だが、
それだけに最期の言葉が重い。

「人から得たもの、
それも少ない時間で得たものは、
ここ一番の時に使えない」

すごい。

仕事も同じ。
小売業のマーチャンダイジング、
プロモーション。
様々な戦略・戦術、技術。

すぐ役に立つものは、
すぐに役立たなくなる。

すぐに効果が出るものは、
すぐに効果がなくなる。

すぐに学べるものは、
すぐに真似られる

「人から得たものは、
ここ一番の時に使えない」

真の知識商人には、
モノマネ大会などに参加する暇はない。

記者はまとめて書く。
「必要なのは強くてしなやかな『個』なのだ」

これこそ「ポジショニング」である。

プロゴルファー上田桃子。
あの鼻っ柱の強いところ、
好きではなかった。

しかし「惨敗」を知った桃子、
なかなかによろしい。

〈結城義晴〉

2015年01月19日(月曜日)

ジャイアンツ王貞治・サミット田尻一の30代「信念と没頭」の時

Everybody! Good Monday!
[2015vol3]

早くも2015年第4週。

大根のやつと値頃となりにけり
〈日経俳壇より 城陽市・近藤好廣〉

冬、ど真ん中です。
明日、大寒に入る。

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冬空へ捨て身となりし枯木立
〈朝日俳壇より 山梨県川三郷町・笠井彰〉

昨日の日曜日は、
民主党代表選挙。

岡田克也さんが、
自身二度目の代表に就任。

決選投票の前の演説を、
テレビで見ていて、
岡田克也に決まりだと思った。

あとは敗北した細野豪志、長妻昭の、
「あとの態度が大事だよ」。

逆らはずさりとて解かぬ懐手
〈日経俳壇 広島市・保井甫〉

そんなことではいけない。

別に民主党支持ではないが、
どんなマーケットにも、
マーケットリーダーとマーケットチャレンジャー、
その両方が必要だ。

マーケットリーダーだけ明確、
あとはマーケットフォロワーという状況は、
そのマーケットにとって、
幸せではない。

牡蠣啜る愛に飢ゑたる子のごとく 
〈朝日俳壇 岡山市・三好泥子〉

「啜る」は「すする」。

牡蠣でも食って、
元気をつけよう。

今週のスケジュールは、
商人舎magazine。
weekly商人舎の日替わり連載。
「月曜朝一 今週の販促企画」。

一年で一番、寒い季節。
私は零下のニューヨーク帰りだから、
それほど感じはしないけれど、
体調には気をつけたい。

さて日経新聞最終面『私の履歴書』。
今月は王貞治さん。

私は子供の頃から、
アンチ巨人。

福岡の田舎で育ち、
西鉄ライオンズ・フリークだったから。

しかし、王貞治はなぜか、
好きだった。

子供の目には、
長嶋茂雄がひどく嫌味に映った。

その王さんの『履歴書』の、
今日のタイトルは「個人タイトル」。

「現役22年間でとったタイトルは
本塁打王15回、打点王13回、首位打者5回。
三冠王が2度にMVP9回」。

通算本塁打868本。

長嶋茂雄が記憶に残るプレイヤー、
王貞治は記録に残るスラッガー。

しかし、王にはタイトル数や本塁打数よりも、
誇りにしていることがある。

王貞治は休まなかった。
ジャイアンツのユニホームを着て、
誰よりも多く試合に出た。
その数2831。
いまだに球団記録。

しかも、「個人成績のための野球は一切しなかった」
だから「狙って取ったタイトルは一度もない」

「タイトルは、
チームの勝利のために出続けた結果、
ついてきたものだ」
初めて三冠王をとったのが、
33歳の1973年。
二度目は翌1974年の34歳のとき。

人間の一生、
王貞治のようにありたいものだ。

休まない。
手を抜かない。
フォア・ザ・チーム。

その結果の成果と栄光。

これを忘れてはならない。
小売サービス業にも、
おおいに通ずる話だ。

休まない。
手を抜かない。
フォア・ザ・チーム。

さて先週、ニューヨークに滞在していて、
触れていない新聞記事がある。

これも日経新聞『私の課長時代』。
サミット社長の田尻一さんの巻(上)

田尻さんのキャリアのスタートは、
1979年、東京都足立区の店頭。

「入社当時はがむしゃらに仕事を覚えて
『使える人材』になろうと必死でした」

「店舗の近くに住み、朝から晩まで働き
深夜から先輩と飲み明かす、そんな生活です」

まるでスペインのMERCADONA。

しかし入社3年目、25歳の時。
「日常業務に慣れたと勘違いして、
仕事に倦怠感を持つようになりました。

学生時代の日大芸術学部では、
脚本家志望。

その「子供の時からの夢」とのギャップ。

悩んでいた。

しかしある日、
「年の近い先輩と
仕事の話を熱く語り合っているうち、
はっと気づいたのです」

「演劇と小売業には共通点が多い」

「店舗は舞台。
商品を並べる売り場という舞台装置で、
来店客という観客を喜ばせる。
その脚本を描ければ、
やりたかったことも実現できる」

当時のサミットでは、
常務取締役の荒井伸也さんが、
リーダーシップをとっていた。

そして荒井さんは、986年、月刊『食品商業』に、

『日本スーパーマーケット原論』を連載し、
「作演システム」という概念を生み出す。

チェーンストアの組織論。
商品部・本部が作家・作曲家・作者の「作」、
店舗が演技者・演奏家・演者「演」。

脚本家志望の田尻さん、
入社3年目にそのことに気が付いた。

「当時、40店舗分の、
調味料や缶詰、飲料について、
いかに販売量を増やすか、
利益を上げられるかを考え抜きました」

「複数の食品メーカーの担当者と
時に意見を戦わせ、
時に手を結びながら
双方がもうかる条件を
突き詰めていきました」

30代はバイヤー一筋。
つまり念願かなって、
売り場という舞台の「作者」であり続けた。

だから信念は「来店客数=観客動員」。

「いい舞台を作りたいと寝食を忘れ、
売り場作りに没頭しました」

この信念と没頭がいい。

王貞治の、
休まない、フォア・ザ・チーム。
33歳、34歳が頂点の連続三冠王。

田尻一の、
売り場という舞台にかける信念と没頭。
30代のバイヤーのころ。

年の初めの第4週。
この二人の30代に学びたい。

私の30代も、
『食品商業』編集一筋。
休まない、手を抜かない。
フォア・ザ・チーム。

荒井さんの『原論』を編集したのも、
偶然にも私が34歳の時。

王さんなど夢にも思わない雲の上の人。
しかし田尻さんの信念と没頭のときには、
大いに共感できる。

今週は、30代の信念と没頭を、
思い出して、頑張りたい。

ではみなさん、今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2015年01月18日(日曜日)

ジジと五番街のマネキン[日曜版2015vol3]

ジジです。
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おとうさん、
かえってきました。

アメリカ・ニューヨークから。
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五番街。
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セントパトリック大聖堂。

ロックフェラー・センター。
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スケートリンク。
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いいお店が、
ずらりとならんでいます。
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ティファニー。
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うつくしい。
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ルイヴィトン。
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でも、そんなお店よりも、
おもしろいものがあった。
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ユニクロ。
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すごい。
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マネキンさんが、
おおぜいいます。
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ウィンドーのところ。
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おんなじほうをむいて、
ぐるりぐるり、まわってる。
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おもしろいし、きれい。
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ここにも群像。
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通路にもマネキン。
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カップルでコーディネート。
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ほかのお店も、
マネキンがおもしろい。
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とくにZARA。
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すっごく、かわいい。
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5人ならんで、おでむかえ。
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手の表情が、いい。
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地下のフロアも。
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階段の下。
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4人でも、かわいい。
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1人でも、かわいい。
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こどもたちも、かわいい。
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なんだか、マネキンさんが、
おおいですね。
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五番街の通りにも。
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そしてここにも。
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バナナ・リパブリック。
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ウィンドー。
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ここは、きどってる。
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でも、すてき。
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マンハッタンでは、
マネキンさんが、
はやりのようです。
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マネキンさんは、
ツルツルのからだで、
ボクとはちがいます。
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みんな、ちょっと、
さむそうですね。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

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