Everybody! Good Monday!
[2015vol15]
2015年第16週。
4月の第3週。
2015マスターズ・トーナメント。
1934年から開催されている。
ジョージア州オーガスタナショナル。
球聖ボビー・ジョーンズと、
投資家クリフォード・ロバーツが始めた。
82回目の今回、
21歳259日のジョーダン・スピースが、
ワイヤー・トゥ・ワイヤーで優勝。
wire-to-wireは、
「初めから終わりまで」の意。
初日から最終日まで、
ずっと首位。
そのスピースの15番のティーショット。
テキサス州出身のハンサムなアメリカ人。
オースティン・ゴルフクラブに、
伝説のティーチングプロがいた。
ハーヴィー・ペニック。
スピースのプレーぶりを見ていると、
そのペニックの教えが受け継がれている。
優勝パットがカップインしたあと、
じっと下を向いたまま、
自らの感動を噛み締めた。
これからの世界のゴルフ界は、
スピースを中心に動いていくだろう。
日本の松山英樹は、
5位と大健闘。
Number Webは、
松山を表現した。
「戦い終えた松山は
複雑な表情をしていた。
笑顔のようで、仏頂面のようで」
これが松山の特徴。
次を期待しよう。
マスターズを通して、
ずっと感じたこと。
全選手が一打一打、
実に慎重だった。
実に丁寧だった。
これは仕事に通ずる。
ひとつひとつ、
慎重に、丁寧に。
もちろんゴルフにも、
必須の姿勢だ。
さて日本では、
菜種梅雨。
春の長雨。
毎週、書いているけれど、
週末の雨は売上げに響く。
なんとかならないか。
マスターズのオーガスタナショナル、
その11番・12番・13番の3ホールを、
「アーメン・コーナー」と呼ぶが、
日本の菜種梅雨も、
祈るしかない。
しかし春真っ只中であることは間違いない。
甘藍に蝶の来てゐる八百屋かな
〈朝日俳壇より 加賀市・西やすのり〉
甘藍はキャベツのこと。
こんな春の八百屋、いいですね。
かきまぜてサラダにしたき春の山
〈同 横須賀市・佐藤博一〉
これも見たまんま、
感じたまんま。
一人静二人静より華やげる
〈同 豊橋市・河合清〉
ヒトリシズカはセンリョウ科チャラン属の多年草。
源義経の愛した静御前の一人舞い、
その姿に似ているからこの名が付いた。
もう一句。
神々の文の如くに春の雲
〈朝日俳壇 岩沼市・佐藤久子〉
日経俳壇には、
見るべきものなし。
雨の春です。
今週の私のスケジュール。
月曜日は、
第一屋製パン㈱の取締役会。
改革を進めます。
火曜日、水曜日は、大阪出張。
雑誌の取材。
木曜日はこちらに戻って、
成城石井東京ドーム店の取材。
楽しみだ。
金曜日は横浜商人舎オフィスで、
来客を迎える。
忙しい1週間。
ロシア民謡を思い出す。
今週のプロモーションは、
weekly商人舎日替わり連載。
月曜朝一・2週間販促企画。
さてさて、最後に、
商人舎オフィスに来客。
右が三木桂さん、左が松井康彦さん。
三木さんは㈱寺岡精工営業ポータルグループ部長。
松井さんは商人舎エグゼクティブプロデューサー。
その後、横浜駅の「木の花」に場所を変えて、
西村馨さんが加わって中身の濃い情報交換。
西村さんは、
グローバルビジネスデベロップメント部門本部長。
ソニーのご出身で、
イギリス・ロンドン赴任時のことなど、
共通の話題に花が咲いた。
前の写真では、お二人に、
月刊『商人舎』4月号をもってもらった。
今月の特集は、
「ネットスーパー! 移動スーパー!!」
移動スーパーのケーススタディで、
とくし丸社長の住友達也さんに、
ご登場願った。
その住友さんからメール。
「さっそく掲載誌を送っていただき、
ありがとうございます。
多くのページをさいていただき、
さらに、今までのメディアとは違った視点で
記事を書いていただいたことに、
心より、感謝します」
「今までのメディアとは違う」
そう言っていただいて、
私も嬉しいです。
「今日、愛媛県今治市の『波止浜スーパー』さんで、
とくし丸がまた1台スタートしました。
今後も、とくし丸を
『近代化を内包した現代化』できるよう、
頑張っていきますので、
引き続き、よろしくお願いします」
私はとくし丸こそ、
「近代化を内包した現代化」だと考えた。
応援します。
さて今週が始まった。
ひとつひとつ、
慎重に、丁寧に。
そして今月の商人舎標語は、
「世間良し、天も良し。」
ではみなさん、
Good Monday!
〈結城義晴〉