ハコもすきです。
でも、なんだか、
へんです。
ドアがしめられて、
おとうさんにつかまった。
これにいれられた。
せますぎる~。
そしてクルマで、はこばれた。
それからビョーインに、
あずけられて・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ちょっと、はずかしい。
すこし、さむいし。
しずかにしています。
こんなふうになりました。
なんと、いうか。
まあ、クールビズなんですが。
梅雨もあけたし。
気分をかえましょう、
と、いうことで。
からだは、かるいし。
クビのあたりも、
すっきり。
ほっぺたは、
ふっくら。
いかがです?
あたまでっかち。
ほんとうはボク、
こんなすがたなんです。
あ~ん。
口のなかまで、
みせちゃった。
あ~あ。
そして、お医者さんから、
だいじなことをいわれた。
ボクはビョーキです。
だからクスリ、
のまなければならない。
クスリはこれ。
ジンゾウがわるい。
それから、これ。
クスリのかけらを、
すりつぶしてもらう。
それをシーバにまぜて、
たべます。
でも、きちんと、
クスリをのんで、
からだをたいせつにします。
おとうさんも、からだ、
たいせつにしてください。
ボクたち、
いっしょですね。
よろしく。
〈『ジジの気分』(未刊)より〉