Everybody! Good Monday!
[2015vol31]
猛暑・酷暑の8月入り。
2015年第32週を迎えた。
8月前半の販促企画は、
商人舎magazineの、
weekly商人舎日替わり連載を読まれたし。
月曜朝一・2週間販促企画。
今日は「野外バーベキューの注意点」が、
4点で、端的にまとめられている。
そして今週のスケジュール。
7日は節分。
そして8日の土曜日は、
早くも「立秋」。
節分といえば恵方巻き。
ただし、夏の恵方巻き。
一工夫欲しい。
8月6日の木曜日は、
広島の平和記念日。
8月9日の日曜日は、
ながさき平和の日。
それから木曜の6日からは、
第97回夏の甲子園全国硬式野球大会。
開会式の後の第一試合は、
鹿児島実業と北海高校。
奇しくも九州と北海道の南北対決。
おおいに楽しみだが、
その間、夏休み真っ只中。
金魚掬ひの子の浴衣にも金魚かな
〈朝日俳壇より 青梅市・ 津田 洋行〉
楽しい。
朝顔を下げ地下鉄に乗りにけり
〈日経俳壇より 国分寺市・伊澤 敬介〉
これものんびりした、いい句だ。
このところ台風10号、12号が続いた。
吹きかへしつつ台風の遠ざかる
〈朝日俳壇 山口市・ 弘津 敦子〉
山雨来て里の涼しさ深めけり
〈朝日俳壇 西予市・ 上甲 澄子〉
都会の8月は酷暑だけれど、
山里はこんな感じだ。
夏がゆく。
さて8月の商人舎標語。
月刊『商人舎』8月号の巻頭言でもある。
今回は、
「食を制する者、流通を制す!」
あなたにとって、
生活の中心にあることは、
なんですか。
食べること、
着ること、
住まうこと。
働くこと、
学ぶこと、
遊ぶこと。
健康な肉体、
自分らしい能力、
健全な精神。
それらをすべて満たすために、
小売業とサービス業があり、
製造業と卸売業が存在する。
日本でも、
アメリカでも、
世界中で。
しかし、これらを突き詰めて、
国家レベル、産業レベルで、
いちばん大切なものはなんだろう、と考える。
日本のエンゲル係数は、
2014年度平均で24.3%に達し、
21年ぶりの高水準となった。
その係数が日本よりもはるかに低いはずの、
15%台の米国小売産業を俯瞰すると、
「食を制する者、流通を制す」現象が認められる。
ウォルマート・スーパーセンターは最強であるし、
アマゾン・コムは生鮮食品の宅配に精を出す。
ドラッグストアもダラーストアも、食を強化する。
これは大きな時代の転換を意味する。
食べることその行為自体が、
働くこと、学ぶこと、遊ぶことに繋がっている。
だからこそ「食を制する者、流通を制す」
新しいイノベーションはここから起こる。
想像を超えたイノベーターがここに生まれる。
〈結城義晴〉
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ファーストリテイリングが、
セブン&アイ・ホールディングスと、
業務提携。
様々な憶測が飛んでいる。
この件に関しては、
Weekly商人舎「今週の特別企画」で、
掲載予定。
しかし、この「強者連合」は、
明らかにユニクロが、
セブン‐イレブンを高く評価しているからこそ、
成立したものだ。
非食品小売業が、
「食を制する者」の強さを知り、
さらにその拠点性の強固さを認識して、
この業務提携が生まれた。
もちろんセブン&アイも、
ファーストリテイリングを圧倒的に認めている。
両者が互いに尊敬しあっている。
だから「強者同士」の結びつきが生まれた。
アメリカではウォルマート。
イギリスではテスコ。
そして日本では、
明らかにセブン-イレブン。
それぞれの国ごとに、
食を制した業態が異なるところが面白い。
なぜなのか。
その根本的な分析の一端は、
月刊『商人舎』8月号に。
8月号はアメリカ特集。
ご愛読をお願いしたい。
では、今週も元気を出して。
Good Monday!
〈結城義晴〉