ハワイ・ホノルル。
二日目の夜が明けた。
ワイキキの海は美しい。
見下ろせばホテルのプール。
商人舎USA研修ビギナーズコース。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ。
元気です。
この木、なんの木、気になる木。
朝7時出発で、ホールフーズへ。
この店も素晴らしい。
朝一の店で顧客は少ないが、
目一杯作業中。
ベーカリーからもいい匂いがする。
ホールフーズの朝食をいただく。
その前に勉強。
青果部門サブリーダーのクリスさん。
店内の8部門を回って、
丁寧にレクチャーしてくれた。
実にいい勉強ができた。
そして最後はブレックファースト。
クリスさんと固い握手。
その隣にあるターゲット。
ウォルマートの同業のライバル。
食品は少ない。
Back to schoolのプロモーション展開。
しかしハワイの新学期は、
8月初めにスタートしている。
このターゲットの展開を画一化と呼ぶ。
それでも団員は、買い物?
ターゲットを後に、
オアフ島を北上。
ノースショアへ。
カフク・ファーム。
果物・野菜のオーガニック栽培農場。
園内を案内してもらう。
トラクターに引かれた馬車。
広大な農園を巡る。
通訳はニッキーさん。
バナナの木。
オーガニック・パパイヤが最大の商品。
おおきな風車が見える。
つまり風が強いところ。
オーガニック栽培が適している。
パパイヤがなっている。
ダニエルさんがココナッツを手に、
栽培の方法などを説明してくれる。
商人舎ビギナーズコースだけのサービス。
そしてテントで試食。
オーガニックのパパイヤ・スムージー。
サラダとサンドイッチ。
みんな、オーガニックの味がわかった?
この場で私の短い講義。
ファーム・カフェ。
生産品を販売している。
これが売れ筋。
いい勉強ができた。
その後のバスの中で、
オーガニックの講義。
それからホノルル中心街へ。
フードランド視察。
ハワイナンバー1のローカルチェーン。
プレゼンテーションも積極的。
シーフードは対面売場。
ミートには対面がない。
さすがハワイ。
隣のオフィスデポも視察。
ちょっと活気がない。
そして最後は中心街のウォルグリーン。
2層の食品強化型。
店長のロバートさんが、
熱のこもったレクチャーをしてくれた。
みんな熱心にメモ。
そしてここでも店内をくまなく巡って、
解説を受けた。
ドラッグストアがここまで食品を充実させる。
アメリカのスーパーマーケットにも、
大きな脅威だ。
ロバート店長と固い握手。
ニューヨーク・ウォール街のデュアンリード。
ラスベガス・ストリップの旗艦店。
サンフランシスコのフラッグシップストア。
それらを凌駕するホノルルの旗艦店舗。
素晴らしい。
ホテルに帰って、
11階のセミナールームで、
まとめの講義。
眼下にワイキキビーチ。
ずっと通訳してくれたニッキーさんと写真。
そして2時間の凝縮セミナー。
小売業や消費産業で、
一番大事なこと。
それがドキドキ・ワクワク、そしてニコニコ。
ドキドキ・ワクワク、仕事しなさい。
ドキドキ・ワクワク、お客に接しなさい。
ドキドキ・ワクワクしない仕事はやめなさい。
お客さんがニコニコする店をつくりなさい。
みんながニコニコして働く会社にしなさい。
そんな店や会社はかならずうまくいく。
ピーター・ドラッカー教授の極意。
上田惇生先生の真髄。
それがドキドキ・ワクワク・ニコニコ!
人は企業の所有物ではない。
仕事を通じて働く人々を活かす。
マネジメントとは人の強みを活かすことである。
店は客のためにあり、
店員とともに栄え、
店主とともに滅びる。
考え方はすべて、
ここに収斂される。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!
私の後は、JTBの佐藤公彦さん。
カリスマ添乗員とは、
本当のプロフェッショナルである。
そのサービス業のプロフェッショナル。
「理解と納得」を話してくれた。
素晴らしい。
もちろん3日目の自由研修のレクチャーも。
このセミナーが終って、
団員は自由研修に向かった。
全員がドキドキ・ワクワク、
そしてニコニコの笑顔いっぱいだった。
(つづきます)
〈結城義晴〉