突然のようですが、
帰国しました。
ダラス・フォートワース空港で、
全員写真。
前日は、朝から最後のセミナー。
フォーマット戦略と、
ポジショニング戦略、
そしてコンバインの考え方。
私の持論の根幹の部分。
何度もなんども、
この講義は繰り返す。
今回のメンバーは、ほとんどが、
何度もなんども聞いている。
それでもその都度、
発見があるはず。
2時間35分、ぶっ続け。
熱を入れて話した。
これが帰国してからの成果を決める。
私のあとは、
カリスマ添乗員の佐藤公彦さん。
そしてコーディネーターの藤森正博さん。
自由研修のスポットをレクチャー。
そして朝まで、
18時間の自由研修。
マンハッタンの朝が明けて、
午前5時、ホテル出発。
バスの中でも最後の講義。
そしてラガーディア空港。
向こうにマンハッタンが見える。
ここで藤森さんとお別れ。
飛び上がると、大ニューヨーク市。
機体は斜めに旋回。
そしてハドソンリバー。
今朝はくっきりと、
マンハッタンを臨むことができる。
エンパイヤステートビルと、
ワンワールドトレードセンターが、
突出している。
さらに旋回。
美しい。
セントラルパークが真ん中にある。
4時間後、テキサス州ダラスには、
スーパーリージョナルショッピングセンター。
そしてダラス・フォートワース国際空港。
アメリカン航空のハブ空港。
ここで、最後の写真。
今回はやはり、
ロブスターを真似る。
美味かったなあ。
あ~あ、おわってしまった。
全員の健闘を祈りたい。
私たちが帰国する直前、
ラグビーワールドカップ日本代表が、
羽田空港に到着。
大歓迎を受けた。
私たちもそれにあやかって、
4年後の大成果を上げるために、
明日から懸命に仕事に邁進したい。
日本代表に3勝をもたらしたヘッドコーチ。
エディ・ジョーンズ。
日本人の母とオーストラリア人の父。
妻も日本人。
「日本はどこかの国を真似している。
そんな風に見えたんです」
これはサッカーも同じ。
「日本代表チームは、
もっと強くなれる」
そう確信して、ジョーンズは、
オファーを受けた。
それまでの日本代表は、
チームとして独自のスタイルがなかった。
他の国の真似ばかりしていた。
そして「個々の選手のポテンシャルが
活かされていないように見えたんです」
そこでスローガンを掲げた。
「JAPAN WAY」
「誰かの模倣ではなく、
日本独自のスタイルで
世界に挑戦する」
そのためにまずは、
パワーとスピード。
総合的な体力、身体性、
そして持久力の強化に努めた。
小売業でいえば、
「基本の徹底」。
その上で独自のスタイル。
これは小売業ではいまや、
「独自のフォーマット」
ホールフーズやウェグマンズ、
そしてトレーダー・ジョーですら、
その独自性をこそ学ぶ。
コンテスト型競争、恋愛型競争の中で、
「自らの強みを知り、
自らの強みを磨く」
これもエディ・ジョーンズの信条。
帰国してからが、ほんとうに大事だ。
再び、全員の健闘を祈りたい。
(つづきます)
〈結城義晴〉