日本郵政㈱
東京証券取引所に株式上場。
トヨタに次ぐ日本第2の規模を持つ会社。
総務省所管の特殊会社で、
子会社は、日本郵便から、
ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、
そして日本郵政スタッフ、
日本郵政インフォメーションテクノロジー。
ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険も、
同時に上場。
日本郵政の初値は1631円。
売り出し価格を231円(17%)上回った。
初値で計算した郵政3社の株式時価総額は、
合計で16兆6000億円強。
約25兆円だったNTT以来の大型上場だった。
政府は郵政3社株の売却で得た資金を、
東日本大震災の復興財源に充てる。
一刻も早い復興を祈りたいものだ。
さて、私たちは、
朝の6時にホテルを発って、
ダラス・フォートワース空港から、
ニューヨークへ。
マンハッタンがひときわ美しかった。
クイーンズのラガーディア空港に降り立つと、
気温は23度と、驚くほどの陽気。
紅葉の美しさと、この暖かさ。
日頃の行いが良いのか。
トレーダー・ジョー。
バナナ1本19セントが、
TJのトレードマークだが、
29セントのオーガニックバナナを売り始めた。
大繁盛店であるから、青果部門も、
補充したそばから売れていく。
自慢の冷凍食品部門。
赤い旗を上げたところに行って、
勘定をする。
トレーダー・ジョーのブルックリン店。
相変わらずの繁盛ぶりで、
私もうれしかった。
つづいて、もう、
定番ルートになっているが、
ホールフーズ環境店舗。
エントランスから屋上の菜園ハウスが見える。
ゴッサム・グリーンと称する。
もちろん完全有機農法。
ここで作られた野菜などが、
下の店舗で販売される。
その青果部門。
見事なカラーコントロール。
バナナの売り方がちょっと変わった。
上からカゴでぶら下げてばら売り。
トマト売場には必ずチーズを関連づける。
精肉部門では、
感謝祭用のターキーの予約販売。
店舗右翼のサービスデリの売場。
「Good Home Cooking」
このコンセプト、私は大好きだ。
ドーナツの什器がシックで、いい。
ブルックリンの大人気ドーナツ屋
「Dough(ドウ)」。
ニューヨークに住んでいる人なら
知らない人はいない。
それがさりげなく並ぶ。
「Local」と称して。
屋上のカフェ。
奥はビールバー。
宅配のインスタカートも人気が定着した。
トレーダー・ジョーとホールフーズで大満足。
そしてバッテリーパークへ。
夕闇の中の自由の女神。
イオンリテール弾丸ツアーの、
ほんのひと時の観光。
みんな生き生き。
それからワンワールドトレードセンター。
復興なって、いまは、公開されている。
追悼のノースプール。
そしてメモリアル。
そして最後の訪問地は、
チェルシーマーケット。
「もりもと」が店を出している。
チェルシー地区にできた
観光スポット商業施設。
1890年代に建築された
ナビスコの工場兼オフィス、
その建物を再利用。
その工場に隣接して、
「ハイライン」と呼ばれる、
廃線高架橋をリノベーションした空中庭園がある。
そこに上ろうとしたら、
階段のところに行倒れの男。
すぐに救急車で運ばれた。
私たちは、
1階のモールをひと巡りしてから、
ロブスター・プレースへ。
内食・中食・外食が融合された魚屋。
ここで、サッポロビールと寿司。
絶対にニューヨークで一番うまい寿司だ。
今日の最後は、
ネパール人の職人が握ってくれた寿司で、
フィナーレ。
田舎の良さを残すテキサス・ダラスから、
超大都会のマンハッタンへ。
美しいニューヨーク。
満足のいく一日だった。
(続きます)
〈結城義晴〉