昨日で月刊『商人舎』12月号が終わり、
今日は早朝から渋谷経由で、
半蔵門線に乗って押上駅へ。
スカイツリーの真ん前に、
ライフ「セントラルスクエア押上駅前店」が、
グランドオープン。
京成電鉄のビルで、
1階と地下1階にライフ、2階がニトリ。
3,4階が駐車場。
5階からはホテルが入る。
ライフコーポレーションの幹部のみなさんが、
豪華に勢ぞろい。
ライフ社長の岩崎高治さんと、
ニトリホールディングス社長の似鳥昭雄さん。
セントラルスクエアのフォーマットは、
首都圏では初の出店。
関西圏ではすでに5店、出店している。
1階にはインストアベーカリー、惣菜、
リカー、ドラッグストア、そしてカフェ。
ライフカフェでは、
パスタ、ピザ、飲料を提供。
もちろん購入した商品を持ち入り食べることもできる。
正面入口左翼に設けたライフドラッグ。
実はこのコンセプトが面白い。
〈謎解きはweekly商人舎にて〉
地下1階では清水信次会長と、
岩崎社長を囲んでの記念撮影会。
女性社員たちは、うれしそうだ。
岩崎社長が床に座っているが、
これが実にいい。
店内を回っていると、
取締役の堤はゆるさんとバッタリ。
月刊『商人舎』6月号、
「女性が働きたい店・会社・産業」特集に、
登場いただいた。
初めに首都圏ストア本部長の村田哲也さん。
押上店のコンセプトを丁寧に説明。
清水さんは、
店については多くを語らず、
「岩崎社長に任せてある」と、
にこやかな顔。
ところが記者から、
軽減税率について質問が投げかけられると、
一気に顔つきが変わった。
これまでの売上税反対の経緯から、
消費税導入とその増税の経緯を、
すべてにわたって記憶力よく語り、
そして改めて軽減税導入への反対を表明。
「生鮮食品は毎日、相場変動がある。
それは2割に及ぶこともある。
そんな生鮮を2%分、軽減しても、
顧客には何のメリットもない。
政治家や官僚という商売の素人が、
法律を決める権限を持っているが、
それにはきちんと話をして、
反対していきたい」
まさに正論。
私ももろ手を挙げて、
賛成です。
会見後のホテルのロビーで、
岩崎さんと話をした。
専務の並木利昭さんとも、
ずっと話をしていた。
だから3人で写真。
岩崎さんは、実に、
スーパーマーケット経営者が、
板についてきた。
私にはそれが、
ことのほかうれしかった。
間違いなく、日本のチェーンストアを、
けん引する、ひとりは岩崎さんだ。
ライフ「セントラルスクエア押上駅前店」も、
ちょっと注文はあるけれど、
メルクマールたる、いい店になるだろう。
〈結城義晴〉