Everybody! Good Monday!
[2016vol4]
2016年1月も最終の第5週。
来週月曜日から、もう2月。
日射しは1月下旬。
今年の正月は、
時の移ろいが、
ひときわ早く感じられた。
身の錆をみな声にして初鴉
〈朝日俳壇より 甲斐市・松田健嗣〉
「初鴉」は「はつがらす」 で、正月のカラス。
初雪や雪国なれど嬉しかり
〈同 長野県川上村・丸山志保〉
わかる気がする。
平年の寒さに安堵することも
〈同 枚方市・中嶋洋太〉
暖冬の今冬、しかし今度は寒波が続く。
沖縄県名護市や久米島では、
25日未明、みぞれが降った。
1953年の統計開始以来、初めて。
安堵といえば、
琴奨菊。
10年ぶりに日本出身力士の大相撲優勝。
毎日新聞巻頭言『余禄』
「今さら力士の出身国を問うのも無粋だが、
そのがぶり寄りで地元・福岡県はじめ
多くのファンに愛された力士の栄誉は
うれしい」
同感。
しかし日経新聞のスポーツ欄。
元大関魁皇の現浅香山親方が苦言。
魁皇は5回の優勝を誇る。
「先日、巡業の稽古を見たが失望した。
白鵬を突き上げていくべき若手が全然、
稽古していない。
結局、外国人力士の方が
稽古しているから強いということ」
誰が言ったか、定かではないが、
「稽古は嘘をつかない」
商売も絶対に嘘をつくことなく、
正直でありたい。
さて商人舎magazine、
Weekly商人舎の日替り連載。
月曜朝一・2週間販促企画。
今週の記念日も多い。
今日1月25日 (月)は、
ホットケーキの日、
美容記念日、
あったか旭川まんの日、
プリンの日、
主婦休みの日、
石ノ森章太郎生誕記念日。
明日の1月26日 (火)は、
コラーゲンの日、
プルーンの日、
携帯アプリの日、
文化財防火デー。
明後日1月27日 (水)は、
船穂スイートピー記念日。
1月28日 (木)は、逸話の日。
へえっ。
1月29日 (金)は、
クレープの日、
キン肉マンの日、
タウン情報の日。
ここでキン肉マンがでてくるか。
1月30日 (土)は、
EPAの日、
女性医師の日。
EPAは「エイコサペンタエン酸」のこと。
そして1月31日 (日)は、
愛妻感謝の日、
愛菜の日、
生命保険の日。
まあ、いろいろな記念日。
それなりに活用したい。
そしてDaily商人舎は、
12月SC売上高は前年比0.1%減、
暖冬で「衣」不調「食」好調
ご愛読ください。
今日は、夕方からWeb会議。
㈱プラージュから、
大挙、参会してくれて、
賑やかになった。
プラージュは、
商人舎公式サイトと商人舎magazineを、
ずっと構築してくれている。
私の左隣が、
㈱プラージュ社長の磯浩一郎さん、
その隣へ中村道隆さん、
八ッ田一成さん。
一番右が高瀬精宥さん。
私の右隣は、
いつもの猪股信吾さんと、
内田憲一郎さん。
これまでの懸案事項が、
一挙に片付いて、
商人舎のwebページは、
充実していきます。
ご期待ください。
さて、先週木曜日の1月21日、
一般財団法人が発足。
名称は食品安全マネジメント協会。
食品安全、品質管理、および、
信頼確保を高度化する取り組みを推進する。
参加企業は、小売業からイオン㈱と、
㈱セブン&アイ・ホールディングス、
コンビニエンスストアから㈱ローソン。
外食から㈱吉野家ホールディングス、
それに日本生活協同組合連合会。
食品メーカーは13社。
味の素㈱、キッコーマン㈱、キユーピー㈱、
アサヒグループホールディングス㈱、
サントリービジネスエキスパート㈱、
日清製粉グループ本社㈱、日本製粉㈱、
㈱ニチレイ、日本ハム㈱、㈱明治、
㈱ヤクルト本社、雪印メグミルク㈱、
そして山崎製パン㈱。
事務局は㈱三菱総合研究所。
もともとは、昨年8月に組織されたのが、
食品安全マネジメント協会設立者集会。
それが母体となって、
一般財団法人が設立された。
おりしも、ココイチに端を発して、
廃棄商品転売事件が起こって、
この協会の意義はますます高まる。
発足会は1月28日、17:00~18:30、
大手町サンケイプラザホール。
大企業ばかりでなく、
中小企業も含めて、
日本の食品産業全体で、
取り組んでほしいところだ。
ここでも大手が集まって、
深い研究や啓もう活動をする前に、
「嘘をつかない」精神を確認する必要がある。
最後に、結城義晴『message』から。
嘘をつく店
「この店は滅びる」
倉本長治は言い放った。
よほど腹が立ったのか、
それともひどく悲しかったのか。
私も近頃、そんな気持ちになることがある。
客を平気で待たせる店。
買いたい品が見つかりにくい店。
欲しいものが品切れしている店。
買った商品が傷んでいる店。
きたない店。
一番いけないのは、嘘をつく店。
「安い」と「良い」とは突き詰めると同じことだ。
品質が同等で価格が低い状態を「安い」といい、
価格が一定で品質が高い状態を「良い」という。
ただし、「安い」も「良い」も、
嘘をつかない店でのことだ。
客を待たせない店、
分類と陳列の整った店、
欠品のない店、
品質のしっかりした店、
きたなくない店、でのことだ。
「安いよ、安いよ」と
大声を張り上げている。
そんな者にかぎって、
嘘つきの店がある。
きたない店が多い。
そしてこんな店には、
「買物の得」はあっても、
「生活の得」はない。
「暮らしの得」を提供する店こそ、
「デスティネーションストア」と表現する。
競争はやがて、
賢い消費者を多種多数、誕生させる。
逆に、競争者自身は多産多死の状態に陥る。
しかし、それは良いことなのだと思う。
進化を意味するのである。
だから私もこう言い切ろう。
嘘をつく店など、滅びてしまえ。
永遠に、この地上から無くなれ。
〈㈱商業界刊より、一部変更〉
では、みなさん、
今週も、
Good Monday!
〈結城義晴〉