帰国のときはいつも、
突然のようにやってくる。
イオンリテール米国研修。
ニューヨーク時間、
7月7日、午前7時半。
最後の全員写真。
その前の日の夕方。
チームに分かれて、
それぞれのテーマを追いながら、
自由視察研修。
食品、衣料品、住居余暇、HBCの、
それぞれの商品部。
そして各カンパニーから参集した営業部隊。
私は営業チームを引率して、
トレーダー・ジョーを二度見した後、
マンハッタンの5番街。
この日の勝利者は、
スチュワート・ワイツマン。
デザイナーのStuart Weitzmanが、
1986年に立ち上げたシューズ&バッグのブランド。
言葉はいらない。
(靴だけ履いた全裸の三人の美女)
スチュワード・ワイツマンを傘下に収めたコーチも、
もちろん相乗効果を上げている。
ユニクロは、頑張っている。
ZARAもH&Mも、
GAPもバナナリパブリックも。
(それは明日のブログで)
五番街では、
これも話題のトランプタワー。
そして「ゴッホの耳」
ロックフェラーセンターの入り口にある。
アーティスト・デュオElmgreen & Dragsetの作品。
“Van Gogh’s Ear(ヴァン・ゴッホの耳)”。
354インチ(8.99m)の耳型のプール。
上に水色の飛び込み台、
右下にステンレスのハシゴ、
それにプール内を照らすライト。
1950年代のカリフォルニアの一軒家のプール。
アーティストたちは、
「Vincent van Gogh(ゴッホ)が、
自ら切り落としてしまった耳に、
触発された作品」と言っている。
五番街からタイムズスクエアへ。
最後はレストランに集合。
Heartland Brewery & Chophouse。
やはり誕生日のお二人を祝福した。
千葉泰彦さん(左)と平井一巳さん。
千葉さんは農産企画部統括マネジャー、
平井さんはさいたま市事業部長。
楽しい最後の晩はあっという間に過ぎていった。
夜が明けて、ハドソンリバー。
バスの中で1時間余りの最後の講義。
観光スポットに入ったら、
ガイドの佐伯さんにマイクを渡す。
そしてジョンFケネディ国際空港。
JALカウンター。
浴衣姿で迎えてくれた。
全員写真。
成果は一人一人の顔つきに表れる。
私はラウンジでブログ書き。
2番ゲートから搭乗。
お世話になります。
乗り込むとすぐに、
大西洋上に飛び上がった。
ニューヨークの海岸線。
機体はターンして、
密度の高いニューヨーク郊外。
入道雲も出てきている。
そのあとは雲雲雲。
14時間のフライト。
北極のあたり。
美しい。
疲れ過ぎているのか、
全然、眠れない。
しばらくパソコンに向かって仕事してから、
マット・デイモン主演の映画を三本見た。
2002年の『ボーン・アイデンティティ』
2004年の『ボーン・スプレマシー』
そして2007年の『ボーン・アルティメイタム』
ボーン・アイデンティティだけ、
すでに見ていたけれど、
この三部作は面白い。
そうこうしているうちに、
もう日本国千葉県。
利根川はゆったりと流れる。
日本の緑の水田を見ると、
やはり心が安らぐ。
成田国際空港に到着して、解団式。
団長の沢田泉さんが最後のあいさつ。
住居余暇商品企画・ユニット開発本部の
ホームファニシング事業部長。
私もスピーチ。
「自ら、変われ!!」
そして解散。
成田エクスプレスのホームで、
當仲寛哲さんと遭遇。
ポルトガル、スペインからカナダなど、
4カ国を巡って帰国。
互いにお疲れさま。
そして千葉の田園。
ああ、疲れた。
月刊商人舎7月号を責了したし。
しかし充実。
商人舎magazineの、
今日のDaily商人舎。
「イオンとセブン&アイの第1四半期決算」
イオンリテールの第1四半期は、
4店の新規出店と21店の既存店活性化。
商品改革・売場改革の浸透によって、
粗利益率は1.3ポイント改善、
販管費は0.9%減。
それでも、まだまだです。
健闘を期待したい。
(つづきます)
〈結城義晴〉