アメリカ大統領選挙、
1789年にジョージ・ワシントンが、
最初の大統領になってから227年。
もしかしたら最悪の選挙。
私のフライト中に、
第3回討論会が終わって、
ヒラリー・クリントンがリード。
(ロイターより)
CNNテレビ調査では、
クリントン52%、トランプ39%で、
クリントン3連勝。
リアル・クリア・ポリティクス。
世論調査サイトの最新の支持率は、
クリントン48.5%、
ドナルド・トランプ42.1%で、
「当選安全圏」の5ポイント差を超えて、
6.4ポイント差。
トランプは選挙結果を受け入れるか。
ここに焦点が移ったか。
トランプの発言。
「その時点で考える」
さらに、11月8日時点で、
「不正がなかったか明らかにする」
大統領選挙の不正を指摘。
これはもう、ルールそのものの否定だ。
クリントンは反論。
「受け入れなければ、民主主義ではない」
オバマ大統領。
「泣き言をやめるように」
「あなたは大統領に不適格だ」
これはクリントン大統領が誕生しても、
アメリカにとって大きな痛手だ。
ああ。
そのアメリカのボブ・ディラン。
ノーベル文学賞に決まったが、
辞退するかもしれない。
スウェーデン・アカデミーは、
なんどもディランへアプローチしているが、
本人とは連絡できていない。
17日の時点で連絡を断念。
授賞式は12月10日。
出席は不明だ。
ああ。
でも、ディランらしいか。
こちらには救いがある。
米国メジャーリーグ。
アメリカンリーグは、
クリーブランド・インディアンスが、
あっさりワールドシリーズ進出を決めた。
一方のナショナルリーグは、
シカゴ・カブスと、
ロサンゼルス・ドジャース。
接戦。
前田健太のドジャースは、
2勝3敗の瀬戸際に追い込まれた。
昨日の試合で、
マエケンが先発し、
4回に突然の交代。
それで負けた。
だがまだまだチャンスはある。
日本のプロ野球は、
明日から日本シリーズ。
北海道日本ハムファイターズと、
広島カープ。
こちらはおおいに、
楽しみな戦いだ。
アメリカから帰って、
政治の世界もスポーツの世界も、
秋の深まりを実感させてくれる。
その今日は、
午前中、横浜商人舎オフィスに来客。
コンサルティング。
じっくりと話を聞いて、
方針とスケジュールを確認。
うまくいくだろう。
この件に関して、12月初旬に、
香港に出張することになった。
その後、品川へ。
品川フロントビルの豊田通商㈱。
第一屋製パン㈱取締役会。
豊田通商の浅野幹雄副社長は、
第一パンの監査役。
三浦芳樹専務が取締役。
私はその三浦さんと、
第一パンでは同僚ということになる。
1時間余りの審議や議論を終えて、
東海道新幹線に飛び乗る。
車中で仕事していたら、
新大阪まではあっという間。
N700系の新幹線さくらが、
そのグレーの車体で風を切って、
走り去っていった。
新大阪駅改札口に、
㈱万代加藤徹会長にお迎えいただいて、
夕食会へ。
神無月。
万代幹部が集まって、
今日オープンの新店の状況を、
丁寧に報告してくれた。
ニッケパークタウン加古川店。
相場高の野菜を大特価。
すごい行列ができた。
そして楽しい晩餐。
私の左は阿部秀行社長、
右が加藤徹会長、
その隣が下岡太市副社長。
後ろは左が芝純取締役、
右が黒田智監査役。
万代も8月は厳しかったが、
9月は盛り返した。
その9月の百貨店業績は、
前年同月比マイナス5.0%。
7カ月連続のダウントレンド。
Daily商人舎が報じる。
主要10都市の9月成績は、
全体で対前年同月比マイナス5.5%。
しかし広島プラス4.7%、札幌プラス0.9%。
カープ効果とファイターズ効果。
この百貨店売上数値だけ見ると、
広島カープが日本一になりそうだ。
そんなことを考えるのは、
私の頭が時差ぼけだからか。
それともトランプの悪影響か。
忙中閑もなし。
それでもどんな「忙」のときにも、
心を亡くしてはならない。
〈結城義晴〉