昨夜は、68年ぶりの、
スーパームーン。
今夜もほぼ、
同じように見える。
そして今日は、
日本の七五三。
少子高齢化が進む日本。
子供たちの成長を祝福しよう。
さて、サンフランシスコから、
お祝いの発表。
第10回目の、
商人舎ミドルマネジメント研修会。
10月4日・5日・6日に開催された。
2日目と3日目の朝、
理解度テストを実施。
研修会後に、
課題レポート提出。
それらをSABCDで総合評価した。
今回の理解度テストには、
第9回までとは異なる傾向の、
筆記問題を出題をした。
「難しかった!」
そんな感想が多かったが、
それでも見事に、
「S級」を獲得した受講生は、
10名にのぼった。
発表しよう。
しかしこのS級に、
満足してはならない。
まだまだです。
そして、
これからです。
A、Bのみなさんにも、
これからのさらなる研鑽を期待しよう。
さて、今日から、
サンフランシスコでは、
万代知識商人大学修了研修。
4月にスタートした企業内大学。
毎月講義をしてきて、
11月はアメリカでの実地研修。
関西空港から到着した、
知識商人大学1期生を出迎え、
シリコンバレーへ。
ウォルマート・スーパーセンター。
いつもウォルマートから始まる。
この店は標準的な店舗。
それでもクリスマス商材は、
要所要所、きちんとした展開だ。
バナナは必需のアイテム。
ウォルマートでは1ポンド52セントで、
エブリデーロープライス。
オーガニックに力を入れる。
紫色のパッケージが、
オーガニックアイテム。
売場では、
エブリデーロープライスのPOPも、
クリスマス仕様。
エンドは相変わらず、
整然とした縦陳列。
コーヒーのエンドは、
右がマックスウェルで、
左がマックカフェ。
インストアベーカリー売り場。
パンばかりではない。
クッキーや焼き菓子が稼ぎ頭。
ウォルマートはどの店を訪れても、
ほころびが少ない。
もちろんウォルマートには、
世界最大企業のセオリーがある。
それがわかっていないと、
有益な店には見えないかもしれない。
それを知ることは、
知識商人としての必須の要件だ。
アニーさんが、
店内ツアーをしてくれた。
アソシエイトストアチームリーダー。
オレンジジュースのセルフサーバー。
導入後、売上げは3倍になった。
バルク売場は広い。
蓋つきの透明ケースで販売する米は、
10種類以上揃っている。
そして顧客は透明パックに、
好きな商品を詰める。
つまりセルフセレクションのケーキ。
フードデリ売場では、
サンドイッチオーダーシステム。
キオスクで、
好きなパンやトッピングが選べる。
最後はカフェバーで質疑応答。
次々に投げかけられる質問にも
的確に対応してくれた。
メンバーもグッドクエスチョンばかり。
さすがカレッジ1期生。
この質疑応答で、
ホールフーズの新しい挑戦が、
明らかになった。
それをシリコンバレーのこの店で、
果敢に試みる。
納得。
ちょっとだけ陰りが見えていた、
ホールフーズの経営に、
新しい方向性が示された。
考えてみるとそれは、
当然の政策転換だ。
「どんなに難しい問題も、
解決されてしまえば、
シンプルだ」
最後は全員で記念写真。
1期生級長の津田睦さんから、
感謝のプレゼント。
人事部マネジャー。
そして私も二人の記念ショット。
美しくて優秀なアニーさんに感謝。
郊外からダウンタウンにつく頃は
すっかり日が暮れた。
ホテルの近くのトレーダー・ジョー。
となりはCVSファーマシー。
昨年のオープン。
トレーダー・ジョーにしては、
珍しいスケルトンの天井。
モダンなつくり。
夕方の顧客が、
次から次へとやってくる。
客層は圧倒的に若い。
トレーダー・ジョーの商品は、
すべてアウトパック。
店内作業は補充陳列がメイン。
商品は次々に売れていき、
補充が間に合わない。
これは売れ筋のブラウンライス。
店は入口から奥に長いため
ワイン売場では、
両サイドに商品が並ぶ。
サンフランシスコのダウンタウン。
そんな立地条件もあって、
PBのチャールズ・ショーは、
たったこれだけの在庫量。
5ドルから10ドルのワインへと、
品揃えをアップスケールさせている。
そして銀行方式のレジ。
繁盛店には欠かせない、
ストレスのかからないスタイル。
トレーダー・ジョーの人気を、
改めて再確認しつつ、
フィッシャーマンズ・ワーフへ。
人気の観光スポットだが、
さすがに夜7時になると、
顧客は少ない。
ダンジネスクラブの名店。
まず、クラムチャウダー。
それからジューシーで美味いカニ。
全員が大満足。
サンフランシスコベイに浮かぶ、
一日遅れのスーパームーンは、
美しかった。
(つづきます)
〈結城義晴〉