安倍晋三日本国首相が今日、
ドナルド・トランプ次期米国大統領と、
ニューヨークで会談する。
場所は五番街のトランプタワー。
考えてみれば、いわば、まだ私人。
その私人にわざわざ会いに来る。
主要国首脳としては初めて。
まずは環太平洋経済連携協定に関して、
議論して、翻意を促し、
なんらかの条件を出すのだろう。
日本および環太平洋諸国の代表として、
しっかり仕事してもらいたいものだ。
さて、電通が「鬼十則」を、
来年の従業員手帳から、
削除するようだ。
世論を気にしたのだろうが、
私は11月8日のブログで書いた。
「鬼」の看板を外す必要はない。
もちろん亡くなられた社員と、
そのご家族には、
十二分に配慮しなければならない。
従業員の働き方改革を進め、
コンプライアンスに則った企業運営を、
取り戻さねばならない。
それでも組織文化は、
極めて大事なことだと思う。
まったくの私見だが。
さてサンフランシスコ2日目の夜。
視察後はキッチンスタジオを借り切って、
食材購入&調理大会。
万代知識商人大学第一期生のメンバーが
5班に分かれて、現地の食材を購入し
腕自慢の料理をつくる。
午後の視察先では、
各班が、食材選びに勤しんだ。
スプラウツ・ファーマーズマーケット。
さらに日が暮れてからも、
ホテル近隣のホールフーズへ。
サンフランシスコ1号店。
オーガニック・フルーツに関しては、
農産のプロの目で品質チェック。
これが何よりの勉強になる。
ビールやワインを購入する。
するとID(パスポート)提示を求められる。
日本人は幼く見える。
高齢のスタッフが、
念入りにチェックする。
買い物が終わったら、
中華街にあるキッチンスタジオに移動。
ここを借り切って、調理研修。
ビーフの筋切り。
テーブルでは盛り付け作業。
大きな器にサラダをデザインする。
ゆであがったパスタを冷やし、
バジルを加えた冷製パスタ。
自分たちで食べる料理だから、
ワイルドに手づかみ!?
パエリアも完成。
4班は早くも
テーブルセッティングを終えて、
ワインを注ぎあう。
班の代表が料理を発表していく。
1班はクリスマスパーティがテーマ。
カットフルーツとパエリア、
そして貝の炒め物。
2班はトランプタワーをメインに、
ローストビーフなど、
ボリューム感のあるメニュー。
ターキーのサンドイッチ、
チキンの丸焼き、
ローストビーフなど、
いい出来だった。
一番早かった4班は、
発表者の“竹中シェフ”が大活躍。
テーマは「アメリカの休日」
オニオンソースのビーフステーキは、
絶品だった。
温製アラビアータと冷製パスタも美味。
サラダとカナッペも美しかった。
発表が終わると、
ワインで乾杯。
おいしい料理に大いに話も弾んだ。
なにより自分たちで選んだ食材で、
自分たちでつくった料理。
あらかた食事が終わると、
全員が1人ひとり、決意表明。
その一言ひとことを聞きながら、
私も大いに食べ、飲んだ。
1期生級長の津田睦さんが、
最後を締めくくった。
人事部マネジャー。
最後に私の講評。
1班のパーティメニュー、
2班のアメリカン・メニュー、
3班のサンクスギビングメニュー、
4班のアメリカの休日、
5班の和風メニュー。
それぞれのポジショニング戦略が、
素晴らしかったし、
料理の技術と段取りも見事だった。
皆のこれからに期待しよう。
楽しい夜は、
これもあっという間に、
過ぎていった。
最後にシェフ&スタッフと写真。
ありがとう。
夜が明けて、
最終日の視察研修。
途中で、ゴールデンゲートブリッジへ。
これです。
珍しいほどの快晴。
サンフランシスコ湾の全貌が見える。
「あれがアルカトラズ島だ!」
そして全員写真。
万代知識商人大学第一期生。
この元気が特長です。
(つづきます)
〈結城義晴〉