Everybody! Good Monday!
[2016vol48]
今年も第49週で、あと5週。
今週木曜日から12月。
神の手を離れて一葉落ちにけり
〈朝日俳壇より 栃木県壬生町・あらゐひとし〉
厳しい年末年始商戦になりそうだ。
こんな時には、客数主義。
とにかく顧客の信頼を得る。
そのために客数を基準にする。
今日のDaily商人舎は、
「10月の外食産業」
10月は内食のスーパーマーケットが、
既存店前年比プラス1.7%、
中食のコンビニがプラス0.2%。
外食産業はプラス5.3%だった。
その外食産業の10月、
客単価は0.6%増で、
客数は4.6%増だった。
マクドナルドの復刻キャンペーン、
各社のハロウィン販促などが奏功して、
厳しい中でも、顧客の支持を得た。
外食産業は小売業の水先案内人。
フードサービス業の動静は、
大いにインスピレーションを与えてくれる。
情勢の変化が速い業種業態は、
それが遅い業種業態にとって、
「既に起こった未来」だからである。
昨日までのイオンの「ブラック・フライデー」
とにかく客数を集めた。
それが
熱燗の一口ごとに冷めゆける
〈同 東かがわ市・桑島正樹〉
長谷川櫂の選評は、
「たちまち冷めてゆく熱燗。
燗の熱のみならず、
人生の熱を惜しんでいる」
冷蔵庫 奥に行くほどミステリー
〈川柳選「おくせん」より 埼玉県・49歳・女性〉
朝日新聞『折々のことば591』より、
編著者は鷲田清一さん。
「久しぶりに
冷蔵庫の奥にまで手を伸ばすと、
思いもかけない物が出てくる」
まさにミステリー。
さて、東洋経済オンラインに、
「ダメ上司」を判別する6つの基準
安達裕哉ティネクト代表取締役が書く。
どの組織にも、
「良い上司」と「ダメな上司」がいる。
そして社内の評判が良いからといって、
良い上司であるとは限らない。
その「良い上司」を見分ける基準を、
安達さんの体験から整理する。
第1に良い上司は、
部下の得意なことについての
自慢話が多かった。
ダメな上司は、
部下の苦手なことについての
愚痴が多かった。
第2に、良い上司は、
機嫌が良さそうに働いた。
ダメな上司は、
機嫌が悪そうに働いた。
第3に、良い上司は、
「ウチの会社の魅力」を、
きちんと語ることができた。
ダメな上司は、
「ウチの会社の課題」しか、
語れなかった。
第4に、良い上司は謝れた。
ダメな上司は謝れなかった。
第5に、良い上司は、
自分と違う考え方を
する人を重視した。
ダメな上司は、
自分と同じ考え方の人を重視した。
そして第6に、
良い上司は勉強した。
ダメな上司は、
過去の経験に頼っていた。
良い上司は昇進してなお、
勉強し続けていた。
情報を集め、本を読み、
経験から法則を導き、
実践から修正する。
そして部下からも学ぶ。
そういった地道な努力を、
積み重ねていた。
ダメな上司は、
昇進すると勉強をやめた。
過去の成功体験が
彼らの判断基準であり、
それに違反することは
許されなかった。
部下をまったくほめない
「良い上司」もいた。
人あたりのとても良い
「ダメな上司」もいた。
ありがちな論述だが、
納得させられることも多い。
さて今日は横浜商人舎オフィス。
午前中に、
㈱ロピアの面々が、
やってきた。
左から、井上裕一さん、
人事総務部担当マネジャー。
取締役・福島道夫さん、
人事総務部チーフ浅田圭介さん。
浅田さんは第10回目の、
商人舎ミドルマネジメント研修会で、
見事、S級を獲得した。
来年1月、
極寒のニューヨークへ、
研修旅行する。
その打ち合わせ。
アメリカ先進企業の最新動向、
明日オープンするロピアの新店のこと、
業界再編やM&Aのこと、
そして人事評価制度のこと。
いろいろと話して、
ロピアの方向性を確認した。
「組織は戦略に従う」
アルフレッド・チャンドラー・ジュニア。
だからロピアのマネジメントも、
その戦略同様、
ユニークでなければならない。
さて今週の、
私のスケジュール。
明日の火曜日だけ、
東京・御成門に出て、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
あとはずっと商人舎オフィス。
そして月刊商人舎11月号の入稿。
金曜日が責了。
そして土曜日から香港出張。
師走に向けて、
今年の集大成。
頑張ります。
みなさんも、
良い上司で、お願いします。
Good Monday!
〈結城義晴〉