日曜は安息日。
つまり休む日。
神が天地を創造した物語。
1日目に昼と夜がつくられた。
2日目に天がつくられた。
3日目に海と地がつくられ、
植物が生えた。
4日目には太陽と月と星がつくられた。
5日目には魚と鳥がつくられた。
6日目には動物がつくられ、
男と女が創造された。
そして7日目に神は、休んだ。
それが日曜日の安息の日。
今日の日曜漫歩は、
万代ファミリーフェスティバル。
日曜日にお店を休んで、
家族と楽しむ。
全店がそれをする。
だから顧客からこんな声が上がる。
「万代、つぶれたんとちゃうか?」
しかしこれは創業55周年イベント。
日曜日の全店売上高を放棄して、
働く人たちとその家族に、
楽しんでもらう。
そのための安息日。
場所はインテックス大阪。
関東でいえば、
東京ビッグサイトか幕張メッセか。
その1号館から6号館まで、
全館を借り切って、
社員従業員とその家族のために、
イベントが催される。
その万代ファミリーフェスティバルを、
私も日曜漫歩。
主催者の三人、
万代の代表取締役がハドル。
左から阿部秀行社長、
不破栄副社長、
下岡太市副社長。
入場できるのは、
社員、従業員とその家族、
さらに一部の招待者のみ。
それでも2万人が集う。
万代従業員数は1万8000人。
その家族を会わせて2万人が集うが、
もちろん完全に休暇とする人も多い。
選択肢の一つが、
ファミリーフェスティバルである。
スーパーマーケット従業員には、
日曜祭日がない。
店の書き入れ時だからだ。
だから日曜に、
家族と楽しむことがない。
万代ファミリーフェスティバルは、
その安息の日のイベントだ。
ウォーリー君を探せ。
私もいます。
朝、10時のオープニングセレモニー前。
万代取締役のみなさんが、
法被をまとって待機。
そして壇上に次々に登場。
55周年を記念して、
55人のレディース。
阿部秀行社長の開会宣言。
開会の祝砲と共に、
蒸気が吹き上がり、
風船が打ちあげられる。
子どもたちがその風船を拾いに集まる。
幹部揃って記念写真。
大久保恒夫さんと一緒に、
阿部さん、 不破さんと写真。
セレモニープラザには、
「万代55年のあゆみ」が掲示された。
2016年のところには、
ナレッジマーチャントカレッジ開講。
全従業員の写真が掲示されたボードで、
自分のお母さんを探し当てた。
メッセージボードに、
コメントやイラストを書き込む。
そして会場へ。
2号館はキッズアミューズメントエリア。
ふわふわ遊具ゲームでは、
子どもたちが歓喜している。
ここには警視庁の特型車両が展示されている。
3号館はスポーツエリア。
ミニセグウェイには、
指導員が入って危険防止。
6号館Aはお祭りエリア。
よさこいステージと和太鼓ステージが、
交互に開催される。
やぐらステージを囲んで、
お祭縁日、屋台、遊具コーナー、
グルメゾーンなどが大量に設けられた。
この会場で、
今津龍三さんご夫妻と遭遇。
万代ドライデイリー会会長で、
(株)今津社長。
6号館Bのくつろぎエリアは、
イートインスペース。
そして4号館と5号館は、
コンサートエリア。
6組のアーティストが、
それぞれに40分を超える熱演。
私も堪能した。
参加者も十分に楽しんだ。
もちろん無料。
1号館のくつろぎエリアでは、
10部までのプログラムが用意された。
その一つが、アニソンDJ。
アニメソングのディスクジョッキー。
それから社員ステージは3部構成。
その出演者「万代乃風」のメンバー。
社員ステージでは、
もう名物の、矢沢永吉。
そして先ほどの万代乃風。
「湘南乃風」のコピーバンド。
なかなか良かった。
リードボーカルは、水谷哲成さん。
倉治店畜産店次長で、
万代知識商人大学二期生。
そしてロックバンド。
すべて万代社員たちの裏芸。
最後に控室で、
会長の加藤徹さん、
副会長の山下和孝さん。
エンディングは4号館で開催。
下岡太市副社長のメッセージ。
よかった。
そして店長たちのパフォーマンス。
「大阪から関西ダントツへ」
「5000億円にチャレンジ!」
最後に再びメッセージボード。
最後の最後は阿部さんと写真。
1日案内してくれたお二人も一緒に。
津田睦さんと東尾里恵さん。
人事部マネジャーで、
万代知識商人大学事務局。
万代ファミリーフェスティバルの、
日曜漫歩。
7日目は安息の日である。
思い返してみると今日は、
イースターの復活祭だった。
〈結城義晴〉