昨日まで初夏の爽やかさを語ったが、
今日は一転、蒸し暑さが出てきた。
東京タワー。
緑も深くなって、
蒸し暑い日本の夏がやってきそうだ。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
若い人たちも次々に入社してきて、
明るい会社になってきた。
相変わらず、超忙しいけれど。
〈朝日俳壇より 海老名市・川上益男〉
社長の米倉裕之さん、
取締役の石井賢治さん、
そして執行役員の越尾由起さん、
同じく執行役員の島崎尚子さん。
正念場です。
朝日新聞「折々のことば」
第770回。
二次的なものを見ずして
一次的なるものを見よ。
(「湯川秀樹日記」1934年)
大阪帝国大学講師時代の物理学者。
「のちにノーベル賞の対象となる
中間子論と格闘するかたわら、
海外文学に親しみ、
歌舞伎や美術展に出かけ、
家族の体調を案じ、
水害支援に動いてもいる」
「『大事な所』、
つまり物事を派生的な相ではなく
その根源において究めたい
との思いは、研究のみならず
人生全般に及んでいた」
一次的なるもの。
それが難しいけれど、
努力をし続けて、
それを見る目を養う。
さて、政府の未来投資会議。
「未来投資戦略2017」
の素案がまとまった。
安倍晋三首相は世界に先駆けて、
「Society5.0」を実現すると、
胸を張る。
AIやロボット、
ビッグデータなどを活用して、
「第4次産業革命」を推進すると、
こちらも胸を張る。
しかし日経新聞社説。
「成長戦略はなぜ
成果を出せないのか」
「その目標が悪いわけではない」
「問題は、安倍晋三政権が
過去の成長戦略で示しながら、
なお実現できずにいる難題と
十分に向き合っていない点である」
日経にしては手厳しい。
「新政策を次々と繰り出す一方で、
過去の政策目標が未達に終わった原因を
しっかり分析していない」
「数値目標を言いっ放しで、
軽々しく扱うのは
民間企業ではあり得ない対応だ」
その通りだ。
「100ページ超に及ぶ文書をまとめて
『やってる感』を国民に、
アピールするだけでは困る。
決めたことを着実に実行する。
結果を厳しく検証し、
不断の改革に挑む」
「そんな政策のサイクルを
徹底していない政府に
猛省を求めたい」
最後まで手厳しいが、
その通り。
御厨貴・芹川洋一対談本『政治が危ない』
日本経済新聞出版社刊。
ズバリ、「やってる感」を指摘した。
首相自身が意識して行動している
「やってる感が大事なんだ」と。
「アベノミクスは道半ば」
しかししかし、
「次々に新しいスローガンを
掲げ続ける経済政策は、
確かに頑張っている印象を与える」
つまり「やってる感」満載。
それで絶対多数の与党。
ああ。
一触即発を懸念させる昨今の世界情勢。
まさに「角番」である。
安倍政権、いい案を出す。
いいことも言う。
しかし「やってる感」だけ。
それでは困る。
こんな会社も困るが。
最後に日経新聞「大機小機」
「複線型ワークの時代」
ダブルワークが注目されている」
「仕事の質を高めて
ワークにかける時間を効率化しながら、
ライフにかける時間を増やそうというのが
増えたライフの時間を、
本職とは別の仕事に当てるという動きだ」
別の仕事でなくてもいい。
「海外文学に親しみ、
歌舞伎や美術展に出かけ、
家族の体調を案じ、
水害支援に動く」のもいい。
「デフレの時代、
最も活力を生む源泉は、
カネではなく
モノでもなく、
ヒトである」
私もこれが言いたかった。
では最後の最後に、
Daily商人舎、
流通SuperNews。
西友ニュース|
価格凍結「プライスロック」第10弾1800品目に拡大
セブン&アイニュース|
4月度の主要事業別月次営業成績は米国コンビニ絶好調
イオンニュース|
6/1から「第4の肉」ラム肉4品目を2~3倍に拡充販売
イオンモールニュース|
インドネシア2号店開発に官民ファンドJOIN参画
イオンニュース|
羽生有希中国本社社長がイオンストアーズ香港代表兼務
マックスバリュニュース|
マックスバリュ中部がわかりやすい機構改革と人事異動
4月家計調査統計|
消費支出14カ月連続減、被服プラスで食料マイナス
丸井ニュース|
米国金融専門誌の日本ベスト IR 企業順位総合1位
ラオックスニュース|
インバウンド対策強化で京都タクシー会社完全子会社化
西友の「プライスロック」
ウォルマートのEDLP、
そして「ロールバック」と同じ。
イオンリテールは、
「ラム肉売場拡充」
どちらもマークしておきたい。
しかし、それでも、
最も活力を生む源泉は、
カネではなく
モノでもなく、
ヒトである。
そのために、
二次的なものを見ずして
一次的なるものを見よ。
〈結城義晴〉