忙話休題、日曜漫歩。
神が天地創造した物語。
1日目に昼と夜をつくった。
2日目に天をつくった。
3日目に海と地をつくり、植物を茂らせた。
4日目には太陽と月と星をつくった。
5日目には魚と鳥をつくった。
6日目には動物をつくり、
自分に似せて男と女を創造した。
そして7日目に神は、休んだ。
ニュージャージーのホテル。
日が昇る。
その日が昇るところに、
マンハッタンがある。
向こうにそのマンハッタンが見える。
アッパーウェストのゼイバーズ。
チーズとスモークフィッシュと、
コーヒーの店。
唯一無二のゼイバーズ。
店頭のイラスト。
そしてゼイバー兄弟。
それからフェアウェイマーケット。
野菜果物のボリューム陳列。
鮮魚は氷を敷き詰めて。
精肉もいい肉が安い。
そして店員全員のイラスト。
ブロードウェイのトレーダー・ジョー。
乳製品売場は、
Moo York City。
地下1階と地下2階。
カートのスロープもある。
これもコンコース。
アッパーイーストへ。
イーストリバー。
イーストリバープラザ。
1階にコストコ。
マンハッタンに出店して大繁盛。
2階はターゲット。
こちらも大繁盛。
その2階にアルディ。
こちらも大繁盛。
しかし牛乳は1ガロン3.29ドル。
テキサスのフォートワースでは1.15ドルだった。
4階にマーシャルズ。
こちらも顧客が入っている。
ここでスナップ。
それから南に下って、
バッテリーパーク。
自由の女神が見える。
集合してスナップ。
すぐそばに、
ワンワールドトレードセンター。
9・11の霊を悼む大プール。
そのそばにイータリー2号店。
エレベーターを上がって2階。
市場風の八百屋。
インストアベーカリー。
それにレストランがくっついている。
一番奥にバー。
食事して満腹。
5番街のイータリー1号店も。
比較してみるとよくわかる。
こちらも大繁盛。
それからブルックフィールズへ。
ル・ディストリクト。
イータリーのフランス版だから、
フランスの市場風。
カウンターでフランス料理が食べられる。
それからチェルシーマーケット。
ロブスタープレースは大繁盛。
イータリー版魚屋。
オスカー・ファリネッティが考えた、
市場であり、食堂であり、学校である。
そんな地球イータリー化現象。
広がっている。
最後に五番街を、
セントラルパークから、
歩いて右サイドを南下し、
左サイドを北上。
まずは自動小銃を携え、
手りゅう弾をもった、
ニューヨーク市警の警護隊。
トランプタワーの警備。
バレンティノ。
ギャップ。
そしてユニクロ。
三重のエスカレーター。
このデコレーション。
一番繁盛していた。
横断歩道を馬車が行く。
ZARAもバーゲンセールだが、
かわいい。
映像が美しい。
ビクトリアズシークレット。
ある意味、もっとも、
ポジショニングが鮮明。
セントパトリック大聖堂。
その向かいにロックフェラーセンター。
サックフィフスアベニュー。
五番街随一の百貨店。
最後にH&M。
こちらも派手なビジュアル。
日が暮れてからタイムズスクエア。
こんな女性も。
最後のディナーは、
いつものハートランド。
マンハッタンの日曜漫歩。
結局、駆け巡りと変わらず。
しかし、私は日曜漫歩だと、
思って歩いた。
そう思う限り、
日曜漫歩で、
神とともに休んだ気分。
〈結城義晴〉