神は1日目に、
昼と夜を創造した。
2日目には天を、
3日目には海と地を創造し、
植物を生えさせた。
4日目には太陽と月と星を、
5日目には魚と鳥を、
6日目には動物を創造し、
このとき、自分に似せて、
人間の男と女を創造した。
そして7日目に神は、休んだ。
それが7日目の日曜日だ。
今日は川崎駅周辺を漫歩。
古い古い仲見世通。
新しいチネチッタ通り。
車両通行禁止の歩行者天国。
イタリアの街を模したチネチッタ。
川崎駅近くの小川町。
チネチッタ(CINECITTA’)。
イタリア語で「映画都市」。
イタリアの首都ローマには、
同じ名前の映画撮影所がある。
デザインはアメリカのJPI社。
手掛けた作品は、
福岡キャナルシティ博多、
それから東京・汐留。
このシネコンの経営は、
(株)チッタエンタテイメント。
1922年(大正11年)、東京日暮里で創業。
この会社が戦前に、
「川崎銀星座」をオープン。
川崎映画街の最初の映画館だった。
その後、この地には、
6館の映画館が開業して、
映画館街が形成された。
太平洋戦争の空襲で、
ほぼすべてが焼失したが、
戦後は川崎銀星座が再建し、
その後、映画館街が復活。
そして1987年、複数の映画館を、
ひとつに収容したビルを建設し、
「チネチッタ」と改称。
それを、
日本最初のシネマコンプレックスと、
自称している。
さらに、2002年11月、
近隣の建物を改築して、
ラ チッタデッラ(LA CITTADELLA)と、
改称して、新装オープン。
イタリア語で「砦」の意味だ。
この映画館街の中心が、
このガラスの塔。
イタリアらしい色使い。
真ん中に噴水があって、
子どもたちが遊ぶ。
うらやましそう。
イタリアの街のような造り。
マジョーレ(MAGGIORE)。
街並みに小店が並ぶ。
階段の空間。
なかなかの趣。
そして小さな噴水。
「かさ」
つまりは傘屋。
グリル・マーケット。
12スクリーンの映画館チネチッタに入る。
4層の複合映画館。
エスカレーターを見下ろす。
1階のチケット売場。
今日の番組。
そして入口。
通路。
次回放映作品。
ブランケットを貸してくれる。
ファストフードのカウンター。
シネ9は、9.4m×5.1mのスクリーン。
デジタル7.1CHの音響設備。
154席。
「ボンジュール、アン!」
今日の日曜漫歩は、
ダイアン・レインを堪能。
戸田奈津子さんの翻訳も良かった。
1966年の映画「天地創造」
これもイタリアとアメリカの合作だった。
〈結城義晴〉