「職場であれ家庭であれ、
人はそこである役を務めている。
社員の、あるいは親の役を」

安倍晋三は首相の役を。

「人はそこに生の支点を置き、
律儀にそれになりきるのだが、
務めることがかけがえのある役を
演じることであるかぎり、
人はその役の『外』に立っている」

今回の大義なき総選挙。
首相を役の「外」に立たせている。

「生きることのそういう形」を、
山崎は「謙虚な実存」と呼ぶ。

尊敬する劇作家・評論家。