結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年10月30日(月曜日)

ドラッカー著「経営者に贈る5つの質問」の「⑤計画は何か?」

Everybody! Good Monday!
[2017vol44]

1月1日の週を第1週と数えて、
2017年第44週。
そして10月第5週にして、
水曜日から11月第1週。

2020年の東京五輪開幕は、
7月24日金曜日。

昨日は開幕まで1000日の日だった。
だから、今日は999日。

その10月30日の今日、
東京都心で、
「木枯らし1号」。
昨2016年より10日も早い。

気象庁も素早く発表。

木枯らし1号は、
最大風速が8m以上の北寄りの風。
もちろん西高東低の冬型の気圧配置。

都心では早朝の5時半に、
もう最大瞬間風速16.6mの風が吹いた。
しかし正午時点では18.9度の気温。

「木枯らし1号」のイメージの陽気ではない。
変な天気だ。

一方、大阪でも木枯らし1号。
こちらは昨年より1日遅い。

今年の天候は変だ。
それは何より、
肝に銘じておかねばならない。

さて米国メジャーリーグ、
ワールドシリーズ5戦。
またまた乱打戦。

前田健太も3ランを打たれ、
個人の無失点記録が途絶えた。

ロサンゼルスドジャース12点、
ヒューストンアストロズ13点。
ラグビーの早明戦のような得点。

そしてドジャースは、
またしても延長11回のサヨナラ負け。

ああ。

頑張れ、ダルビッシュ、
負けるな、マエケン。

しかし、それにしても、
アストロズのホセ・アルトゥーベ。
3番に座る二塁手で、
身長は5フィート6インチ、167.6cm。
体重は165ポンド、約74.8 kg。
ベネズエラ人の27歳。

メジャーリーグで最も小さな選手。
青木宣親より小さい。
ちなみに35歳の青木は、
身長5フィート9インチ、175.3 cm、
体重180ポンド、約81.6 kg。

愛称トゥ―ベは、
今季204安打で、
打率3割4分6厘の首位打者。
ホームランも24本。

小柄な体で豪快なフルスイング。

今日もマエケンを打ったのは、
このトゥ―ベだった。

こんな選手も応援したくなる。
なぜなら人生のポジショニング戦略を、
しっかりともつ大リーガーだからだ。

さて、
今週のスケジュール。
明日がハロウィーン本番。

そして金曜日の11月3日は文化の日。

先週金曜日の10月27日から、
来週木曜日の11月9日まで。
この2週間が「読書週間」。

毎日新聞巻頭言「余禄」。
「本との出会いは時に心を癒やし、
揺さぶり、人生を左右する」

「古代エジプトの都市にも
図書館があった。
入り口には『魂の診療所』という意味の
言葉が記されていたという」

その読書週間に、
2冊の本が贈られてきた。

上田惇生先生の翻訳、
ピーター・ドラッカーの著作。
「経営者に贈る5つの質問」
その第2版。
IMG_3145.JPG7

ここでその5つの質問を、
書いてしまう。
中身を読んでほしいから。

第1に、
われわれの
ミッションは何か?
第2に、
われわれの
顧客は誰か?
第3に、
顧客にとっての
価値は何か?
第4に、
われわれにとっての
成果は何か?
そして第5に、
われわれの
計画は何か?

五番目はまさしく、
月刊商人舎10月号特集。
「中計病」の処方箋
「目標による管理」と「計画・仮説・検証」のすゝめ

こちらも読んでください。

その10月号の[Message]
リスクを負って計画せよ!

今日と昨日は異なる。
そして明日も、今日とは異なる。
どんな計画も、どんな中計も、
この差異を前提としてスタートする。

より良い明日を迎えようと思えば、
昨日、今日との差異を、
意図しなければならない。
違いのある明日をつくらねばならない。

そしてその違いこそ、
新しい価値そのものである。
すなわち経済行為の本質は、
この新たな価値を生み出すことにある。

だが、この新しい価値は、
リスクによってしか生じない。
リスクから生まれる成果こそが、
経済活動の目的である。

だからどんな計画も、
リスクを冒すと決意することから始まる。
リスクを負うことこそ、
計画の本質である。

逆に言えば計画は、
リスクを回避する術(すべ)ではない。
計画はリスクを創造し、
積極的にリスクを引き受けるものだ。

したがって計画は、
願望であるはずはない。
そのうえ計画は、仕事として、
具現化されなければならない。

最善の計画でさえ、
仕事としての実行なしには、
良き意図に過ぎないし、
単なる願望と失望に終わる。
(Inspired by Peter Ferdinand Drucker)

もう1冊は、
千葉哲幸著「外食入門」。
IMG_3148.JPG7
外食記者歴35年のジャーナリスト。
柴田書店の月刊食堂元編集長、
商業界の飲食店経営元編集長。
現フードフォーラム代表。

私の商業界時代の信頼する後輩。
柴田書店を辞めた千葉哲幸を、
私が説得して商業界に招いた。

その35年のキャリアを存分に生かして、
1970年の外食チェーンの誕生から、
2020年の未来展望まで、
50年間の歴史を綴った。

「外食入門」とタイトルするには、
もったいないほどの労作。
千葉哲幸の集大成。

日本食糧新聞社刊の新書、
食品知識ミニブックスシリーズ。

これも手に取ってみてください。

読書週間です。
本は「魂の診療」を、
してくれます。

では、みなさん。
今週も、あなたの計画は何か?
Good Monday!

〈結城義晴〉

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