Everybody! Good Monday!
[2017vol50]
2017年第50週目。
そして12月第3週。
今年もあと3週間。
Weekly商人舎、
2週間販促企画。
Amazon Japanの、
「サイバーマンデーセール」を指摘し、
12月13日の「正月事始め」を提案する。
さて、月刊商人舎12月号、
本日発刊!!
[Cover Message]
2017年11月7日、八百幸成城店の登場。またぞろ、都心型スモール・スーパーマーケットの論議が沸騰してきた。もともとスーパーマーケットは小型だった。しかし1979年、大規模小売店舗法の第二次規制強化が始まると、規制逃れのご都合主義的な「アンダー500㎡」店舗が、全国のローカルチェーンによって雨後の筍のように台頭。その後、多産多死を繰り返した。大規模店舗立地法が施行された2000年から、店舗面積規制は緩和される。しかし世は超小型店のコンビニエンスストア時代を迎えていた。そして2007年、アメリカにテスコのフレッシュ&イージー・ネイバーフッドマーケットが出現すると、かの地のSmall Supermarketを学んで、日本のトップ企業が小型店開発に着手し始めた。イギリス本国におけるテスコエクスプレスの成功も、日本のマーケットに大きく影響を与えた。そのうえ今、コンビニエンスストアは一つの踊り場に来た。そんな2017年、コンビニで養われた日本国民の「小型店消費マインド」を追い風に、トップ・スーパーマーケットの側からの逆襲となって、大都市中心部に狙いが定められた。関西ダントツの万代の「アンダー1000㎡」、さらにライフコーポレーションとサミットストアの戦略的小型店。それぞれの計算と工夫によって、300坪以下のスーパーマーケットが開発されている。取材してみて、今度こそ、これはモノになりそうな予感はあるのだが……。
1977年4月1日。
私は㈱商業界に入社して、
販売革新編集部に配属された。
編集長はあの緒方知行さん。
その後、「2020AIM」を興した。
副編集長格に二人。
高橋栄松さんと五十嵐宅雄さん。
それから伊東清さんと高濱則行さん。
それぞれが全員、
のちに編集長となった。
その時代の「販売革新」誌にも、
表紙にCover Messageが載っていた。
文章を書いていたのは、
デザイナーの井上隆博さん。
(株)セル・コミュニケーション。
月刊商人舎を創刊したときに、
かつての販売革新を模した。
今月の特集は、
Small Supermarket Ageです。
目次は以下。。。
[Message of December]
大きな町には小さな店を。
結城義晴の巻頭論文
City Super-Marketing時代来る!
米国1万ft2/日本1000㎡以下が
社会から要請される理由
[Long Long Interview]
サミット社長 竹野浩樹
この2年間の「原因(Cause )と成果(Effect)」を語り尽くす!
第1部 変革はVisionから始まった
第2部 店舗・商品・サービス・信頼
第3部 Concept・戦略・Leadership
[店舗研究Ⅰ]
サミットストア下馬店
SM棟・総菜棟(178坪)に本格製造加工機能と
インストアベーカリー設置
[Long Long Monologue]
万代社長 阿部秀行
「売ったことない奴は売り方を知らん」
Ⅰ.店舗を語る
京阪神は「人がいるけど土地が高い」
Ⅱ.商品づくりを語る
「日本一の商品をつくろう」
Ⅲ.売場づくりを語る
レイアウトは「奇をてらったことはしない」
Ⅳ.販売促進を語る
来店頻度を上げる「究極のハイ&ロー」です。
Ⅴ.店長を語る
「部下を使えない店長はしんどい」
Ⅵ.「立ち売り」を語る
「自らやれ、本気度を見せろ」
万代は売場面積で稼がない!!
[250坪]郡津店と[98坪]塚本店が
証明する業界逆説理論
[店舗研究Ⅱ]
万代郡津店
252坪ながら単品爆発力で日販605万円
[店舗研究Ⅲ]
万代塚本店
坪効率1000万円の99坪繁盛店
[Strategic Eye]
ヤオコー社長 川野澄人
都市型小型店「八百幸成城店」の戦略的意味
[店舗研究Ⅳ]
八百幸成城店
スケルトン天井で291坪を感じさせない
都市型新フォーマット登場!!
[店舗研究Ⅴ]
ライフ堂島大橋店
売場257坪に9465SKUを詰め込んで
「小型店の枠を超えた小型店」づくりに挑戦
いかがでしょう。
小型店特集。
大店法と大店立地法という嵐に、
小舟のように翻弄された小型店。
いま、本来のマーケティングが、
求められているし、
そんな店が登場している。
さて今日は名人会。
1989年から続くからもう28年。
名門多摩カントリークラブ。
一番最後の組で10時04分スタート。
だからちょっと暗くなった。
鈴木國朗さん、土井弘さん、
そして浅香健一さん。
いつものメンバー。
2012年くらいまでは、
小森勝さんが、
リーダーだった。
しかし2013年9月に逝去された。
今日は存分にプレーして、
忘年会。
(株)三徳が経営している瞬彩。
満足して、4人で写真。
さて朝日新聞「折々のことば」
第958回。
鷲田清一さん編著。
変化はとても
ゆるやかに
あらわれたので、
日常という
闇にまぎれて、
人びとを
驚かすことは
なかった。
(ジャン・ジオノ著・絵本『木を植えた男』より)
「不毛の地といわれた南仏の山岳地帯で、
来る日も来る日も植樹を続けた
一人の名もない農夫」
「この見えない手入れのおかげで、
後にこの村へ移り住んだ人たちは
自然の恵みを享受しえた」
「人は戦争という途方もない
破壊にのめり込む一方で、
『神の行いにもひとしい創造』を
なしもする」
変化はとても、
ゆるやかに、
あらわれる。
だから日々、人々を、
驚かせることはない。
しかし何年も努力が続けられると、
大きな変化となる。
店づくりには大きな技術革新が、
一挙に表現されるが、
売場づくりや商品づくりは、
徐々に変化する。
そして人づくりやサービスは、
極めてゆるやかに変化するもの。
では、みなさん、
今週も、小さな変化を。
Good Monday!
〈結城義晴〉