今日が(株)商人舎の仕事納めの日。
しかし、朝から、
最終入稿と責了の仕事。
私は今年最後の原稿執筆。
ドラッカーの原書を調べて、
WorkとLaborの違いを書いた。
冬の空は快晴。
原稿を書き終わると、
今年最後の校正。
終わりました。
いい雑誌となりました。
ご期待ください。
2018年新年1月号。
商人舎流通SuperNews。
11月商業動態統計|
販売額39兆4.6%増/卸5.7%増・小売2.2%増と好調
11月は好調だった。
クローガーnews|
キャッシャーレス”Scan, Bag, Go”を400店に導入
1月、Amazon Goのレジレス店舗実験。
3月、ウォルマートも、
実験店「Store No.8」で、
ノーキャッシャーを始めた。
今度はクローガーが、
「Scan, Bag, Go」のアプリ開発で、
レジレス化。
2018年中に400店。
セルフサービス店で、
一番多く人を配置しているレジから、
人をなくして、顧客に働いてもらう。
2018年には急速に広がるだろう。
商人舎流通SuperNewsは、
5月から充実させた。
今日の配信をもって、
2017年を終了。
ご愛読感謝します。
さて、ほぼ日の糸井重里さんが、
巻頭エッセイの「今日のダーリン」で、
年末年始の食事のことを書いている。
12月28日。
来年がじっと出番を待っている。
わたしたちは、
パンを食べたりごはんを食べたり。
12月31日、
年越しそばを食べる。
1月1日。
昨日はそばを食べたが、
年が明けたらもちだ。
雑煮の主役はあくまでももちである。
お節料理というものがあるけれど、
これもまた、言葉を、
食べているようなものだ。
重箱のなかの縁起やら厄除けやらを、
読むように食べる。
1月2日、3日。
建て前としては、
まだもちを食べ続けている。
そして、
すきまの目立つようになったお節料理も、
食べ続けていることになっている。
若いものやこどもたちは、
コンビニなどで、
調理パンなど買って、
ふつうの日のものを食べはじめる。
1月4日。
カレーを食すことに、
自然になっている。
1月7日。
七草がゆ。
つまり、おかゆを食べる。
年末年始とは、つまり、順繰りに、
パン、ごはん、そば、
もち、カレー、かゆを食べる日々。
これほど主食の変化する季節は、
他にはない――。
いいねえ。
今年も、糸井さん、
ありがとう。
朝日新聞「折々のことば」
第975回。
小さい幸せ
見つけるのうまいな
(写真家・加瀬健太郎の妻)
鷲田清一さん編著。
「休みに一家で温泉に行く。
倹約のため、夕食を部屋でとるのを諦め
訪れた変哲もない中華屋で
『火山が噴火したみたい』な
焼きそばにありつき、
『よかったなここにして!』と大喜び」
「幸福は小さく、小刻みに。
すると日に何度も幸せな気分になれる。
人と思わず顔を見合わせることも増える」
「夫をとっさにこう評した、
奥さんも素敵」
年末年始の、
小さくて、
小刻みな幸福。
それを届けるのが、
小売業・卸売業の仕事だ。
「小刻みな」というのが、
いいな。
〈結城義晴〉